高飛車子です
今日は毎年お声掛けくださる中学へ
講演に行ってきました
中学生といえども大人と内容は同じです
あえて同じにしています
世の中で求められるものは同じだからです
突然先生方もステージへ呼ばれ
「遅い!」「声が小さい」などと指摘され
生徒たちと同じ内容をやってくださいました
生徒たち、みんな自分の担任を応援していました(感動)
「学校の先生なんて世の中知らないから・・・」と
先生たちが社会人としてのマナーが欠けていても
先生ってそんなもの、世界が違うしと片づけるらしいですが
それは大人としての逃げです
教育のスタートはモデルを示す事です
これが教育です
先日、現在担当させていただいている研修の
社長がおっしゃった
「前は〇〇の仕事だったので知らないんです
以前〇〇だったのでその職業って独特でわからないんですと
知らない事、できないことを以前の仕事のせいにして逃げる・・・」
そうです!私もそう思います!
って私もそう言っていました
学校に勤めると、学校なんてと、言い訳は勤務先が学校だから・・・
でもそれはなんの理由にもならないですね
子供たちに大人が教える事は
理論理屈、常識を言葉で話すだけではなく
モデルとしてみせていくこと、ではないでしょうか
世の中に出るには〇〇が出来るようにと
耳に入る事は多いけれど
体にしみこませてくれる人はいるのか?
学校に勤務しているときに
学校に講演にくるたくさんの教育者の方を見ましたが
話すだけの講演に、高校生、中学生が二時間じっと聞くのか?
講演者が「話を聞かない」「話を聞いていない」って
苦情を言いますが
それは生徒のせいばかりになっていますが
生徒はつまらないから聞かないんです
面白おかしく話せといっているわけではなく
大人はお金をだして話を聞きに来ますが
生徒は違います
これは大事なんだよ!といってもしょせん子供です
大事であってもつまらなかったら話なんて聞かないんです
高校生ならもう話を聞いても良い年齢だろう
大学生ならしっかり話を聞く年齢だろうと
それは期待してはいけません
大学院でも講義をしていますが
学生が食いついてくるような工夫をしないと
学生は聞かないです
それを「話を聞かない」「いまの学生は」と
腹を立ててもダメです
ちなみに私が講義をしている大学院は
ライバル池上彰がいますが
満員御礼の彼の講義をうらやましいと思いますが
いやいや今にみていろわたしも!!!と
ひそかに闘志を燃やしています
この年になりわかること
何をいま、子供たちに身に着けさせなければならないか・・・
子供の将来は日本の将来です
子供たちが前を向いて歩くための援助
これからもさせていただこうと思います
私にできる事
大人になるための準備を教える事
学校では誰も教えてくれなかったことを教える事
来年はもっと、やっていこうかな。。。