高飛車子です
先日娘の卒業式で校長先生が
「座力」の話をされた
そうだよ!そうそう!と
私は叫びたくなるほど「そうだ!」と思いながら聞いていた
座力
読んで字の如く、字義的には
「長時間椅子に座っている能力」という意味
古くからのヘブライ語で「コーアハ・イェシヴァー」(座る能力)という言葉があるらしい
ユダヤ人は「幼いころから聖書の勉強などで「座力」が鍛えられた結果
優れた学者や芸術家が輩出するされたと意見を述べている学者もいる
座っていられない子供たちが多いと感じている
子どもたちが新幹線内で立ったり座ったり
席を移動して歩き回ったり
明らかに「座力」の低下です
同じ車両に居るだけでこっちまでイライラしてしまう
ある人は最も大きな原因のひとつに、教師の「教育力」の低下があると言ったが
私は家庭のしつけの低下だと思っている
親が子供が座ってじっとできないことを
「子供だから仕方がない」
「あの子はおとなしいからできる。家は性格上できない」
「子供は騒がしいもの」
「大きくなれば座れるようになる」
などと思っている
いや、そう思わないと自分が苦しくなるのだろう
家は小さなころから座って絵を書く時間を作り
私が作った問題を解かせたりして
座る練習をしました
新幹線の二時間などまったく退屈もせずに
本を読むか絵を書くか寝て時間を過ごす
私は食べ物で口封じをして
ゲームでおとなしくさせるようなことはしませんでした
禅宗などでは「座る」ということが修行になる
子どもたちが自分たちの椅子に座り、姿勢を正して教師や友だちの言葉に耳を傾けたり、
歌を歌ったりすることは大事なことである
家庭学習ができない
宿題や勉強を座ってこなせない
車、新幹線などで出かける時もさわがしくじっとしていられない
それが性格や子供の特徴だと思っているようです・・・
自分の子供を「勉強ができる子供」にしたかったら
座る事が出来る事が必要です
高いお金を出した幼児教育ややる気やモチベーションを上げる
親の質問や褒め言葉などに走らず
まずは座らせる事
じっとして物事に取り組むことができる事
頭の良い子にしたかったら
これが一番良い方法です
やらせれば誰でもできます
やらせれば、やり続ければ
親が根負けしなければ・・・