高飛車子です
顔を直接あわせなくても人と付き合いができる時代
それがとても自分にとって楽だという人もいる
わずらわしくなく、面倒もない
しかしそれはちょっとばかり
さみしくはないのだろうか
元気なうちはいい
50歳、55歳、60歳
60歳を過ぎたら
現役という枠から離れて行く時に
自分の周りにどんな人がいるのだろうか
いてくれるのだろうか
村上龍がこんなことを書いていた
********************
歳を取るということは
知識と情報は増えて行くが
体力と気力はしだいに衰えて行く
ある程度の経済力、ある程度の社会的な尊敬
それに信頼できる家族や友人とそのネットワーク
その3つのありがたさが
歳をとるにしたがって身に沁むようになる
生活するための十分なお金がなく
社会的な尊敬もなく
また信頼できる家族も友人もいないという老後は
生きるのが非常に難しいだろう
********************
お金があればある程度の人脈はできる、生活もできる
好きな時に好きなことができる
それがしあわせだと思う人もいる
その生活ができるようになるために
自分でがんばってきたのだから
それは当然といえば当然
人脈は若い時ならまだしも
老いた時や、何か困ったことがあった時に
瞬間にしか働かないつながりではないだろうか
何かあってからわかる
自分が周りとどのように関わって生きてきたのか
人徳や人望は細く長く
自分の周りにそれなりの関係を築いてくれる
わたしが今、大勢の方に支えられていることを
私は最高の報酬だと思う
中年という領域に入り
生き方を改めて見つめ直そうと思います