中年からの生き方・・・ | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



顔を直接あわせなくても人と付き合いができる時代


それがとても自分にとって楽だという人もいる


わずらわしくなく、面倒もない




しかしそれはちょっとばかり


さみしくはないのだろうか



元気なうちはいい


50歳、55歳、60歳


60歳を過ぎたら


現役という枠から離れて行く時に


自分の周りにどんな人がいるのだろうか



いてくれるのだろうか





村上龍がこんなことを書いていた


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歳を取るということは


知識と情報は増えて行くが


体力と気力はしだいに衰えて行く


ある程度の経済力、ある程度の社会的な尊敬


それに信頼できる家族や友人とそのネットワーク


その3つのありがたさが


歳をとるにしたがって身に沁むようになる


生活するための十分なお金がなく


社会的な尊敬もなく


また信頼できる家族も友人もいないという老後は


生きるのが非常に難しいだろう


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お金があればある程度の人脈はできる、生活もできる


好きな時に好きなことができる


それがしあわせだと思う人もいる


その生活ができるようになるために


自分でがんばってきたのだから


それは当然といえば当然



人脈は若い時ならまだしも


老いた時や、何か困ったことがあった時に


瞬間にしか働かないつながりではないだろうか



何かあってからわかる


自分が周りとどのように関わって生きてきたのか




人徳や人望は細く長く


自分の周りにそれなりの関係を築いてくれる


わたしが今、大勢の方に支えられていることを


私は最高の報酬だと思う



中年という領域に入り


生き方を改めて見つめ直そうと思います