今夏の市場が閉幕し、一先ずは26-27シーズンに臨むメンバーが確定したため、今年も2つ以上の国籍を持つ若しくは他国にルーツがある選手たちについてのまとめ。

リバプール公式ウェブサイトに掲載されている選手たちと、加入が内定している選手たち44名を5回に分けて紹介します。

訂正や追加など、情報をお持ちの方はXやこの記事のコメント欄にて教えていただけたらと思います。

25-26シーズンに向けての記事はこちらから。











アリソン・ベッカー

国籍:ブラジル
ルーツ:ドイツ


父方の祖先ニコラウス・ベッカー氏は1820年代にドイツ北部ハンブルクからブラジルに渡った移民であり、出身地のノヴォ・アンブルゴは「新たなハンブルク」を意味する。

ノヴォ・アンブルゴはブラジルの製靴産業の中心地だが、その始まりはニコラウス氏が皮革工場を立ち上げたこと。

同氏は街の基盤を造り上げた存在として敬意を集めており、Avenida Nicolau Becker/ニコラウス・ベッカー通りと名付けられた通りも存在する。




ジェレミー・ジャケ

国籍:フランス
ルーツ:グアドループ


パリ北東部の街ボンディ生まれだが、家族のルーツは海外県で、カリブ海にある島国グアドループにある。

本人は家族のルーツを誇りに思っており、レンヌなどで背負っていた背番号97は、グアドループの海外県番号である971から取ったもの。

プレーのレベルなどはもちろんだが、グアドループ代表はFIFAに加盟していないためW杯に参加できないことなどもあってか、必然的にフランス代表を選択。




イファニ・エンドゥクウェ

国籍:オーストリア、ナイジェリア、ロシア


ナイジェリア人の父親とロシア人の母親のもとにオーストリアの首都ウィーンで生まれた。

その出自からナイジェリア代表とロシア代表も選択できるが、世代別代表ではオーストリアを選択し、2025年11月にカタールで行われたU-17W杯では決勝進出に貢献。

現時点でナイジェリア協会とロシア協会は接触していないと考えられている。




キャメロン・ウィリアムズ

国籍:スコットランド、イングランド


マージーサイド生まれで、6歳からリバプールのアカデミーに所属。

代表チームとしては、自身の出生地であるイングランドと家族のルーツがあるスコットランドを選択可能。

U-15イングランド代表として3試合に出場した記録があるが、U-16以降はスコットランド代表を選択し、2025年3月までにU-17スコットランド代表で8試合に出場。




トレイ・ニョーニ

国籍:イングランド、ジンバブエ


ジンバブエ出身の両親のもと、イングランド南部レディングで生まれ、2022年にU-16代表に招集されて以降はU-20までイングランド代表を選択。

ニョーニという姓はジンバブエ以外にもサハラ以南のアフリカ諸国でよく見られるもの。

そのせいか彼の国籍を巡り、ザンビア、マラウィ、タンザニアなど様々な国のファンが自分の国の出身だと主張する様子も見られる。










ファルカシュ・エリク

国籍:ハンガリー
代表資格:イングランド


ハンガリー南部の街セゲドで生まれ、地元クラブであるセゲド・チャナード・グロシチ・アカデミーアの下部組織などでプレー。

11歳の頃、父親のビジネスの起業に伴って家族でイングランドに渡ったのち、兄パトリク(2022年にブラックバーンへ、現在無所属)と共にリバプールのスカウトに見出される。

10歳以降から18歳までに少なくとも5年間の居住歴という代表招集条件を満たしたことで、2025年にU-16イングランド代表に選出された。




アルヴィン・アイマン

国籍:イングランド、エジプト


イングランド人の父親とエジプト人の母親のととにブラッドフォードで生まれ、幼い頃からブラッドフォード・シティのアカデミーに所属。

現在まで、どちらの国ともに世代別代表への招集歴はない。

ただ、2024年10月、将来的にエジプト代表を選択する意向であると認めたと報じられた。




コーディ・ガクポ

国籍:オランダ、トーゴ
ルーツ:ガーナ


オランダ人の母親アンさんがアフリカ旅行中にトーゴのバーでトーゴ人の父親ジョニーさんと出会い、2人でオランダに渡ったあとにアイントホーフェンで生まれた。

ガーナにルーツを持つジョニーさんは、かつてトーゴの世代別代表としてプレーした元プロ選手でもある。

敬虔なペンテコステ派のクリスチャンとして知られており、父親の母国トーゴの貧しい人々に食糧を届けるなど、慈善事業にも積極的に関与している。




ジョシュ・ソニー=ランビー

国籍:イングランド、スペイン
ルーツ:ナイジェリア


父方の祖父がナイジェリア人であり、父親の国籍もナイジェリアとする報道もあるが詳細は不明、そして母親がスペイン人。

生まれはイングランドであり、自身が生まれた国の協会、祖父母が当該協会の管轄区域で生まれた場合、父母が当該協会の管轄区域で生まれた場合という条件から、イングランド、ナイジェリア、スペインの3ヶ国の代表を選択可能。

現時点では、世代別代表はイングランドを選択。


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2025年夏、25-26シーズンに向けてまとめた二重国籍若しくは他国にルーツのある選手たちの紹介記事。

4回に分けて紹介していますので、それぞれ下のリンクから記事を読んでいただけたら…。








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PSR対策もあってティーレマンス、モーガン・ロジャーズ、ディニュ、コンサ、ワトキンス、エミ・マルティネスを売却したアストンヴィラ。

マンザンビ、ジョアン・ゴメス、マッテオ・ルッジェーリ、ゴレツカ、ニコラス・ジャクソン、ワン=ビサカ、ハーウッド=ベリス、エンバイェ、鈴木彩艶を獲得。

中でも、鈴木彩艶は最も賢明な補強とも称され、ディストリビューションのスキルが高く評価される。

元アストンヴィラのスティーブン・ウォーノックも彼を高く評価しており、同じく古巣であるリバプールが『獲得を逃した』とも感じているとコメント。









『(選手の大きな入れ替えは、最終的に有益なものになるか)難しいのは、少しずつ進めたいと思ってしまうところだよね。』

『しかし、ヨーロッパリーグ決勝の先発メンバーのうち6人がチームを去るという事態になってしまった。チームの経験値がそこに全て詰まっていたんだ。』

『エミ・マルティネスの気持ちはよく理解できる。前からチームを離れたがっていたし、そのポジションには鈴木という素晴らしい選手を得た。』

『解説者としてW杯を観戦し、彼が出場したブラジル戦を担当したが、彼は素晴らしかったと思う。最初のゴールではもっと上手くやれたと思うけど、彼のディストリビューション(パス配球能力)は素晴らしい。』

『(アリソンがフリーになる見通しの)リバプールを見ると、正直「彼の獲得を逃した」と思ってしまう。』

『とはいえ、ヴィラの状況が理想的でないことは確か。ウナイ・エメリはこのクラブを立て直し、チームを作り上げ、スタイルを確立していくのに相応しい人物だと分かるだろう。』

『短期的に見ればそうではないかもしれないが、2-3年経てば状況はより良くなると思う。この先2-3年は、結果的には幸運に転じる要因となるだろう。』



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