リバプールファンの大半が納得していないであろうブレントフォード戦のVAR判定。

いずれもリバプールにとっては不利な判定が下されたガクポが転倒したシーン、ファン・ダイクとワッタラの接触シーンについて、長くプレミアリーグで主審を務めたマーク・クラッテンバーグ氏がコメント。

特にファン・ダイクについては接触がペナルティエリア外ではないかとの画像も出回っているが、同氏はあくまでも正しい判定であったとの主張を崩さず。 






『フィルジル・ファン・ダイクは、確かにペナルティエリアのライン上でワッタラの足に接触していた。ペナルティエリアのラインというのはペナルティエリアの一部であり、接触があればペナルティキックとなる。』

『最初の印象はエリア外だったが、全てのカメラアングルがラインの上だったと示していた。』

『ペナルティエリア内でチャレンジを受けた時、コーディー・ガクポはペナルティキックを望んだ。』

『ガクポがDFの足を見てから身体を投げ出したのは明らかであり、ペナルティキックを与えなかった主審の判断は素晴らしかった。』

『主審がペナルティキックを与える時、アタッカーの不自然な動きを見るようにしている。リプレイを見ると明らかにガクポの腕が頭上にあり、もしも自然な転倒であれば両腕が伸びて転倒しないようにするはずだ。』



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今季からブレントフォードに加入し、プレミアリーグに復帰したヘンダーソン。

復帰後初の対戦で、見事リバプール相手に勝利を収めたが、試合後のTNT Sports(via BBC)のインタビューでは長い時間を過ごした古巣は今でも自身の心の特別な場所に存在するとコメント。

また、リーグ4連敗と絶不調なことについては、素晴らしい選手たちが居るのだから、すぐにリズムを取り戻すはずと語った。 






ブレントフォードのパフォーマンスについて

『難しい時もあったが、我々は最初から最後まで団結していた。リバプールはワールドクラスの選手が揃ったワールドクラスのチームだ。』

『時には守勢に回ることもあるだろうが、我々は守った。共に守り、ボールを持っても落ち着いていたこと。ただ前に蹴り出すのではなく、ダムスゴーが2点目の時にシャーデにしたように、裏に走り込んだ選手にロングボールを入れるようにしたこと。イゴール・チアゴは試合を通して脅威的だったし、シーズンを通してもそうだね。』

『総括すると、とても良いパフォーマンスだったし、勝利に値したということだ。』



リバプールについて

『チーム全体を見渡しても、クオリティの高い選手たちばかりで弱点が見当たらない。』

『ここ最近は彼らにとって良くない結果が続いている事は知っているが、彼らはまだ素晴らしい選手であり、トップレベルのチームだ。リズムを掴んで進み始めるのも時間の問題だよ。』

『昨季のような高レベルに到達できていない理由はあると思うが、それでもワールドクラスのチームであることに変わりはないし、ピッチのどこを見ても素晴らしい選手たちがいる。』

『常に難しい状況ではあるが、選手たちは懸命にプレーしていたし、団結して、何回かカウンターからブレントフォードに問題を引き起こしていた。』



長く所属したリバプールとの対戦は奇妙な感覚?

『長く所属していたし、少し前のことのようにも思える。とても長い時間を過ごしたし、常に我々の心の奥底にあるものだ。』

『人生の中の12年。少し奇妙な感覚はあったけど、笛が吹かれればいつも通りだと分かっていた。集中して、準備もできていたし、良い心構えができていた。』


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先に紹介した記事"クロップ、マンチェスター・ユナイテッドを断った理由"と同じく、The Diary of a CEO Podcastに出演したユルゲン・クロップのコメントを紹介。



レッドブル・グループの重役を担い、日本を含む世界中のフットボールクラブに顔を出している生活を楽しんでいると語り、もう監督を務めることはないとしている。

いつかリバプールのドレッシングルームに戻る日は来るか?と聞かれた際には完全な否定はせずも、やはり現在担っているプロジェクトに集中していると強調した。









『私は、イングランドの他のクラブで監督を務めることはないだろうと言った。復帰するならリバプールであることを意味する。つまり、理論上はあり得る。』

『今やっている仕事が大好きだし、コーチングは懐かしくない。コーチはしているが選手相手ではない、これが違いだ。そして、(選手相手の)コーチングが恋しいわけではない。』

『2時間半や3時間も雨の中で立っていることら恋しくない。週に3回の記者会見や週に10-12回のインタビューも。そんな頻繁に居たわけではないが、ドレッシングルームにいないことも恋しくない。1080試合も指揮したんだから、何度もドレッシングルームに居たんだ。』

『良い場所だからって、ドレッシングルームでは死にたくない。臭いもあるしね!』

『私は58歳だ。一方から見れば高齢だが、別の見方をすればそれ程の年ではない。つまり、数年後に決断する可能性もある。分からないがね。』

『今すぐに決断を下さなければならないなら私は監督をやらないが、その必要がないのはありがたいことだ。ただ将来がどうなるかを見ていられる。』

『だが、私は今大好きな、共に働いている大好きな人々とのプロジェクトや私が担当しているクラブやそのクラブがある国とも関わっていられる。だから、私が今やっていることを気に入っている。』

『私の中では、100%集中した時にのみ本当に良いものができるし、常にそうしたいと考えている。』


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