リーグ優勝した昨季から一転、大型補強を敢行しながらもCL出場権という最低限のラインですら確約とまで言えない状態のリバプール。

チームが上手くいかなければ、当然のことながらスロットの立場や方針が話題になり、シャビ・アロンソの代理人との接触が続いているとの報道も存在。

ただ、クロップの後継者を探す中で緻密な調査を行ったリバプール上層部には、首を挿げ替えるという考えはない様子。

The Athleticのデイヴィッド・オーンスタイン氏は、The Athletic FC Podcastにて『様々な報道があるが、リバプールはスロットを続投させる方針』とコメント。 








『様々な報道はあれど、我々が得た情報によれば、リバプールはアルネ・スロットを続投させる。コーチを変えるという考えはない。』

『彼らはスロットと共に計画を立てており、優先事項、注力すべきは彼が成功を収められるスカッドを整えること。』

『スロットを擁護するためにここで語っているわけではない。彼らの基準、これまでのパフォーマンスや成績からすればリバプールのシーズンは酷いものだし、スロットはその中心にいる。』

『だが、ピッチ内外の様々な要因を考慮すれば素晴らしいものだ。リバプールが契約を延長したいと考えているのも驚きではない。』

『アルネ・スロットは、リバプールがクラブを率いてほしい人物に求める資質を備えている。彼が昨季のリーグ優勝に導いたことを忘れてはならない。』

『つまり、彼は補強の決定に於いても極めて重要な役割を担うことになる。』


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リバプールは、今後3シーズンに亘り、一般エリアの入場チケットの価格をインフレ率の範囲内に限って値上げすること、ジュニアや地域住民向けの一般エリアチケットは9ポンドで据え置きにすることを発表。



概要は下記の通り。

●価格変更はその年の1月時点での消費者物価指数(CPI)の上昇率に合わせて行われるが、上限は最大で5%とする。

●大人料金での一般エリアチケットは1試合あたり1人につき1.25〜1.75ポンド上昇。

●来季、大人料金でのシーズンチケットは21.50〜27ポンドの値上がりとなるが、1試合あたり1.42ポンドを超えることはない。

●ジュニアチケット、地域住民向けの一般エリアチケットは9ポンドで据え置き。

●ヤングアダルトチケットの対象年齢の上限が21歳から24歳にまで引き上げられる。

●シニア割引の対象年齢に変更なし。

●先日、プレミアリーグが発表した通り、アウェイチケットの販売には影響しない。






クラブ公式ウェブサイトでは、KOPスタンドのチケット価格は15年以上に亘って上昇していないものの、その間の経済全体のインフレ率が45%に達したことや、16-17シーズン以降はアンフィールドでの試合運営コストが85%の上昇を記録していると書かれている。

更には、過去4年間でクラブ全体の光熱費が107%増加し、ビジネスレート(固定資産税の一種)は286%、選手給与を除く人件費が73%上昇したとも。

また、フットボール・サポーターズ・アソシエーションのStop Exploiting Loyalty(忠誠心を搾取するな)というキャンペーンに沿って値上げに反対し、2シーズンに亘る価格据え置きを求めてクラブと協議を続けていたサポーターズボードも失望の声明を発表。



声明を要約すると

『ファンを犠牲にせず、共に解決策を模索する機会だと捉えていた。』

『経費の増加には理解を示す。』

『記録的な収益増加はファンの支えによって成り立っているが、その恩恵はファンに還元されていない。』

『ヤングアダルトの対象年齢変更、シニア割引適用年齢の引き上げ撤回については、受け入れられたことは嬉しく思う。』

『LFCが忠実なファンに報い、守る存在になると期待したが、間違った道を選んでしまった。』

というもの。

ただ、クラブはサポーターズボードとの協議を続けてきたとしつつも、クラブが制御できないコストが増加していることもあり、価格据え置き案は現実的ではないと判断したとも発表している。



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CL準々決勝でリバプールと対戦するPSGがリーグ戦の日程変更を望んだ件について。

4月8日にパルク・デ・プランスで1st leg、4月14日にアンフィールドで2nd legが行われるが、リーグアン第29節RCランス戦が4月11日に予定されていたため、PSGはリーグ・ドゥ・フットボル・プロフェシヨネル(フランス・プロリーグ機構/LFP)に変更を要請。

ただ、1試合消化が多いとはいえRCランスは勝ち点差1で2位に付けており、仮に首位攻防戦が延期された場合、第28節リール戦から第30節トゥールーズ戦まで2週間も実戦の機会が無くなることを懸念。

更に第30節トゥールーズ戦のあと、4月21日にクープ・ドゥ・フランス準決勝のトゥールーズ戦が控えており、3日後には第31節ブレスト戦とこちらも厳しい日程。

当然、RCランスは変更を拒否する声明を発表し、『一部のクラブに翻弄される道具へ格下げされつつある』『公平性を欠く』として強く反発。 








RCランスからのプレスリリース

3月6日、RCランス対パリ・サンジェルマンの試合日程が確定し、関係者全員が遵守すべき枠組みが正式に定められた。

責任感と節度を重んじる姿勢から、RCランスは当初より、この日程を変更しない意向をパリ・サンジェルマンに伝えていた。

スポーツ界における安定性という理念に忠実であるため、この件に関する一切の対外的な発表を控えることを選択していた。

しかし、最近、様々な意見や提言、提案が相次いでいることから、我々は今日この慎重な姿勢を改めることになった。

事実、我々の目には、とある憂慮すべき傾向が定着しつつあるように映る。

それは、フランスのリーグが、一部クラブのヨーロッパでの要求に応じて、次第に単なる道具へと格下げされつつあるという状況。

これはスポーツの公平性に対する特異な解釈であり、他の主要なヨーロッパのリーグでは見られないものだ。

この試合の日程を変更することは、15日間の試合がない期間を経たあと、その後は3日おきに試合をこなすことを強いられる。

シーズン開始時に定められたスケジュールとは合致しないだけでなく、そのような新たな負担を何ら悪影響なく乗り切れるだけのリソースをクラブが有しているとも言い難い。

つまり、リーグで10番目の予算を持つクラブは、明らかに国内の枠組みを超えた利益の名の下に、最強のクラブの要求に適応すべきであるということになるだろう。

そして、その国内の枠組みは、ここ数シーズンで既に縮小されている(リーグ・アンの18クラブ制への移行、リーグカップの廃止など)。

この個別の事項を超えて問われているのは、競技そのものへの敬意という、より根本的な問題だ。

自国に於いて、リーグ戦が他の野心の-その野心がどれ程に正当なものであれ- 後回しにされているように見えるのは何故かと疑問を抱くのは当然のこと。

RCランスは、公平性、明確なルール、そして全て関係者への敬意を常に重視している。

これらは、公正で尊敬されるフランスサッカーを実現するための基本的な原則である。


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