画像:Liverpool FC


リバプール戦が監督キャリア通算1000試合目となるペップ・グアルディオラ。

バルセロナとバイエルンでも多くを勝ち取ったものの、タイトルの数に於いては現在まで9年間に亘って率いているマンチェスター・シティが最多。

これまでの999試合の715試合で勝利を収めてきたが、その中でもやはりドイツとイングランドで切磋琢磨してきたユルゲン・クロップは特別な存在である様子。

リバプール戦を前にしたプレスカンファレンスの内、リバプールやクロップに言及したコメントを紹介。








『この個人的な節目にライバルを選ぶとしたら、私は多くの人と分かち合いたい。彼らがベストだ。』

『イングランドで過ごした時間が一番長い。もちろんバルセロナではボールボーイから選手として、監督として、私の人生に与えた影響は明らかだ。バイエルンも素晴らしいステップだった。』

『だが、リバプールは、特にユルゲンとはこの国で最大のライバルだったし、正直に言って最高だだった。運命が決定付けられ、そう生きるのは素晴らしいこと。』

『ユルゲン側、ペップ側という意味では双方がリスペクトし合っていたと思う。ユルゲンは私に多くを与えてくれたし、彼に会いたいね。』

『彼を倒すために、どれだけ考えて、どれだけ努力して、どれだけ実行しなければいけないのか、たくさんのものを与えてくれた。』

『(999試合715勝という)数字は素晴らしいね。数字を数えながら生きている訳ではないが、ある節目を迎え、自分のやってきたことを振り返ると、勝利数や勝率、プレミアリーグだけじゃなくチャンピオンズリーグでも…。』

『バルセロナ、バイエルン、そしてここでも素晴らしいことを成し遂げた。素晴らしい。なかなか到達できないものだ。』

『やり直したとしても、到達できないだろう。試合数も多いし、敗戦も少ない、日曜日の試合でもそれを継続できたらいいね。』


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画像:Liverpool FC


夏のリバプール退団が強く噂されながら、ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェスの退団もあって残留を選択したキエーザ。

開幕戦となるボーンマス戦で途中出場からゴールを挙げ、幸先の良いスタートを切ったかと思えば出場機会は増えないまま。

レオーニの長期離脱もあってCL登録リスト入りを果たしたものの、当初はエングモアが優先されたため外れるなど、なかなか状況は好転せず。

ただ、ファブリツィオ・ロマーノ氏は、冬にイタリアクラブが動く可能性はあるとしつつ、キエーザ本人は依然としてリバプールで戦う意思を示していると指摘。 






前回のポッドキャストでキエーザの状況について触れたが、ここ数日で何か変化は?

『ない。私が認識している限りでは、フェデリコの意思はリバプールに留まること、リバプールでのポジションのために戦うこと、シーズン終了までアルネ・スロットのスカッドの一部であり続けることだ。』

『確かに彼はもっとプレーをしたがっている。だが、数人の選手が自身の前を行っていることを認識しており、現状を受け入れている。』

『だが、既にこのポッドキャストでも伝えたが、イタリアクラブが1月の市場で最後の最後までローン獲得に動くだろうということを保証する。』

『何が起きるかを見てみよう。現時点で、キエーザはリバプール残留を望み、自身のポジションのために戦いたいと考えている。1月に移籍する可能性は低いが、イタリアクラブはチャレンジするだろう。』

『彼らは夏に獲得に動いていたし、1月にも動くだろう。状況に注目だが、公の場でもクラブもの個人的な話し合いでも、リバプールでプレーし続けたいという意思を常に明確にしていた。』



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画像:minteh01


2023年夏に加入したニューカッスルからローン移籍したフェイエノールトではスロットの指導を受け、37試合11ゴールと活躍したガンビア代表FWヤンクバ・ミンテ。

その活躍に加え、PSR関連の問題もあって2024年夏にブライトンに売却されたあと、度々サラーの後釜としてリバプールからの関心が報じられている。

2024年までガンビア代表を率い、現在はマリ代表を率いていたトム・サンフィエ監督は、リバプールからの関心について聞いたことや加入すれば活躍するであろうとコメント。

Africa Footによるサンフィエ監督へのインタビューのうち、ミンテに関する質問を抜粋して紹介。






リバプールからの関心についてどう思うか?

『最近聞いたよ。リバプールのようなビッグクラブが関心を示していることに、私は驚いていない。ここ最近、リバプールは苦しみ、ネガティブな結果も出ている。』

『アルネ・スロットは、補強が必要な可能性があるスカッドについて語ったばかりだ。つまり、リバプールは冬の移籍市場での補強を考えているということだ。』



3500万ユーロと評価される彼が、この機会にリバプールに加入する可能性はあると思う?

『ああ、可能性はある。リバプールのようなクラブが自由に使える資金を持ったうえで補強を決断し、選手に関心を示し始めたら、欲しい選手を獲れる可能性はある。』

『ミンテがリバプールに加入すれば、チームの大きな助けとなるだろう。そして、素晴らしい選手たちに接して成長を続けることになる。』

『アルネ・スロットがフェイエノールトで彼を指導し、彼のことをよく知っていることも忘れてはいけない。』



ミンテの主な能力は?

『彼の長所はスピードだ。とても速い。だが、他の特徴も備えており、テクニック面でも優れている。試合の流れを読む力もある。』

『ウィンガーというポジションもあり、メインのスコアラーじゃないとしてもゴールを決められる選手だ。決定的なパスを送ることもできる。』

『まだ21歳と、とても若い。まだ学び、成長するだろう。彼が近い将来に世界最高のクラブの1つでプレーすれば特にね。』







彼のメンタリティはどうだろう?

『素晴らしいよ。彼とはまだ連絡を取り合っている。ある日、カサブランカの空港で会ったんだ。優しく謙虚で、素晴らしい姿勢があり、その姿勢は彼の残りのキャリアで大いに役立つだろう。』



2022年、デンマークでプレーしていた彼をガンビア代表に招集した

『そうだね。彼はオーデンセに加入する前、ガンビアのトップリーグでプレーしたことはなかった。デンマークに着くなりすぐ適応し、オーデンセのU-19チームでの数試合を経てキャリア初のプロの試合に出場した。』

『スーペルリーガのミッティラン戦を観に行き、2022年にトルコで行われたギニアビサウ戦に招集しようと決めた。そして、翌年9月にはAFCON2024の予選コンゴ戦で代表初ゴールを挙げた。』



フェイエノールトでの彼はどうだった?

『彼がニューカッスルとの契約にサインした。フェイエノールトからのローンの求めにイエスと言うようにアドバイスしたんだ。若い攻撃的な選手にとっては良い場所であるオランダのリーグをよく見てきたからね。』

『前へ前へというフットボールだし、良いリーグだ。それに、フェイエノールトは若い選手たちへの信頼の示し方を知っている素晴らしいクラブだ。』

『フェイエノールトで1シーズンを過ごしたのは正解だったね。事実、彼がこんなにも早く成長を遂げるとは思っていなかった。』



それは何故?

『彼はガンビアからデンマークに直行した。大きな変化だが、すぐに適応した。オランダでも同じだ。すぐにトップ選手になったし、フェイエノールトにほ1年しかいなかった。イングランドに行く前に、2年はオランダで過ごすと思っていた。』

『素晴らしいプロフェッショナルであり、目標達成のために必要なことは全てこなす。懸命に働く。リバプールからの関心にも驚かないよ。』

『すぐにリバプールのようなヨーロッパのビッグクラブでプレーするようになるだろう。彼のためにもそう願うよ。』


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