今回は、リバプールとオランダ2部エールステディヴィジのヴィレムⅡに関して。

今でこそ2部ながら、エールディヴィジの前身オランダ全国選手権では3度の優勝を誇り、かつてはUEFAカップやチャンピオンズリーグでもプレーしたヴィレムⅡ。

よく知らないクラブだという方もいるかもしれないが、実は両クラブに所属した経歴がある選手5人いる。

キャプテンやエース候補、そして生粋の陽キャなど、所属していたイメージがないという方も多いのでは。







サミ・ヒーピア

ヴィレムⅡ(95-96シーズン〜98-99シーズン)
リバプール(99-00シーズン〜08-09シーズン)

MyPaに所属していた1995年夏にニューカッスルのトライアルを受けるも入団には至らず、冬の市場にてヴィレムⅡに加入。

97-98シーズンは5位でUEFAカップ出場権獲得、98-99シーズンは3位でCL出場権獲得と、クラブで最も成功した時期の中心として活躍。

1999年5月、幼い頃から応援していたリバプールへの加入が発表されたが、当初は無名の選手として活躍は期待されていなかった。

しかし、加入後すぐにアンショズとのセンターバックコンビで活躍し、ジェラードの前のキャプテンも務めるなど434試合に出場したレジェンド。


フィルジル・ファン・ダイク

ヴィレムⅡ(1999年〜2010年)
リバプール(17-18シーズン〜現在)


8歳だった1999年にヴィレムⅡの下部組織に加入し、10代後半までプレーするもプロ契約が結べずに皿洗いのアルバイトをしていたこともあった。

『当時、プロ契約を結べなかった。自分にその将来がないとは考えていなかったが、お金を稼ぐために働く必要があった。』

フローニンヘン、セルティック、サウサンプトンを経て2018年1月に7500万ポンドでリバプールに加入すると、デビュー戦となったエバートンとのFAカップの一戦で決勝点を挙げた。

膝の大怪我を経験しながらもチームを支え続け、プレミアリーグ制覇2度、チャンピオンズリーグやその他カップ戦制覇にも大きく貢献。







コスタス・ツィミカス

ヴィレムⅡ(17-18シーズン)
リバプール(20-21シーズン〜現在)


2015年12月にオリンピアコスでデビューを果たしたのち、2017年夏にシーズンローンでヴィレムⅡへ。

レフトバックのレギュラーとして公式戦37試合に出場して6ゴール4アシストを記録し、2018年3月にはエールディヴィジの月間最優秀新人選手にも選出された。

ローン移籍後もオリンピアコスでプレーを続けていたが、2020年夏にキルギアコス以来クラブ史上2人目のギリシャ人選手としてリバプールへ。

控えの立場はなかなか変わらずも、そのキャラクターやFAカップ優勝を決めるPKキッカー、リーグカップ優勝を決めるゴールのアシストなど、ファンのお気に入りに。


ペドロ・チリベジャ

ヴィレムⅡ(17-18シーズン)
リバプール(13-14シーズン〜19-20シーズン)


地元バレンシアでプレーしていた2013年、多くのクラブから注目を集める中でリバプールへの移籍を選択したが、当時16歳だったこともあってクラブが住居と仕事を提供する形で両親も渡英。

FAカップでリバプールのファーストチームデビューを果たしたのち、17-18シーズンにヴィレムⅡへのローン移籍が発表された。

ヴィレムⅡでは公式戦35試合に出場しているが、実は2020年夏に自身と入れ替わりでリバプールに加入するツィミカスとチームメイトだった。

リバプールから加入したナントではキャプテンを務めるまでに成長し、21-22シーズンのクープ・ドゥ・フランス制覇に貢献したが、今季からパナシナイコスへ移籍。


アレクサンデル・イサク

ヴィレムⅡ(18-19シーズン)
リバプール(25-26シーズン〜現在)


新たなズラタンとも評される中、2017年1月にAIKソルナからドルトムントに移籍したが、出場機会はセカンドチームがメインでブンデスリーガでのチャンスには恵まれず。

18-19シーズン後半にヴィレムⅡにローン移籍すると、16試合13ゴール、外国人選手としてはエールディヴィジ史上初めてデビューから12試合で12ゴールを決めた選手となった。

その活躍から19-20シーズンにレアル・ソシエダに加入したのち、22-23シーズンから加入したニューカッスルでプレミアリーグ屈指のストライカーに成長。

2025年夏の移籍市場最終日、プレミアリーグ記録となる推定1億2500万ポンドでのリバプール移籍が発表された。


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画像:Liverpool FCより


先日には副キャプテン就任が発表されたものの、今夏の初めにはアトレティコ・マドリーへの移籍が報じられたアンディ・ロバートソン。

一時期は個人合意に達したともされたが、アトレティコ・マドリーが安価若しくはフリー移籍を認めるよう望んだと報じられるなど結局は実現せず。

ケルケズの加入、ツィミカスの去就も微妙であったことなど、様々な要因が絡み合う状況の中、初めて自身の将来を考えたとコメント。 






『自分の将来について考えなければいけない初めての夏だった。自分がどこに行くのか、自分の立ち位置がどうなっているのか。諸々考えていた。』

『最終的に我々は、心はまだリバプールにあるという結論に達した。それに専念しているし、その決断に後悔はない。』

『良い状態で戻ってきたし、強さを感じている。プレーできないということでやりづらさを感じた訳ではなく、違う理由で難しかった。』

『毎試合のようにプレーすることに慣れていた。リバプールにいる8年間は、最初の頃を除いて常にスターターだった。常にプレーしている。確かに、今季の最初の数試合はベンチにいる。』

『でも、この夏を通して自分が何をしたいかを考える時間があった。決断したし、今やっていることを続ければ、クラブと国のために多くの試合に出場できると信じている。』

『それが今季の焦点だ。求められた時、リバプールとスコットランドのために出来る限りの結果を残せるように。来夏、複数のトロフィーを手にW杯に迎えたらいいね。』

Daily Recordより抜粋


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画像:marcguehiより


メディカルチェックも終え、九分九厘契約が成立したとされていながらも最後の最後で破談したグエイの移籍。

グエイはパレスでの試合出場を続けていただけに失望も強いとされている中、1月の市場や来夏のフリー移籍など今後どのような発展を見せるのか。






1月に再び動く?


Football Insiderに寄稿したピート・オルーク氏が関係筋から得た情報によれば、1月の市場にてグエイに対するリバプールの関心は再燃させる。

レオーニを獲得したとはいえクアンサーを売却しており、更に怪我がちなゴメスの状態もあり、タイトル防衛についてファン・ダイクとコナテの出来に頼らざるを得ない状態。

そのため1月に再び動いても全く不思議ではないとという見方だが、今季も首位を快走するような好調を維持できるのであれば来夏まで待つ可能性があるとも。

また、オルーク氏は、同じく関係筋から得た情報として、Football Insiderの別記事にて1月には移籍金が£25m程までに引き下げられるだろうと主張。



本人の不満


本人が今夏のリバプール移籍を望んでいること、実現しなければクリスタルパレスとの契約が満了する来夏を待つことも厭わないと言われていた。

キャプテンとしての責任を理解しており、移籍を強行するつもりもないとされていたが、まもなくリバプールのシャツを着るというところまで辿り着いてからの破談には不満を隠せず。

Guardianは『3500万ポンドでのリバプール移籍をクリスタルパレスが白紙に戻したことに対し、グエイは強い不満を抱いている。』、Mirrorは『夢の移籍が延期されたことで、グエイは憤慨している。』『パリッシュ会長はグエイやその家族と対面での会談を持った。』と報道。 


W杯イヤーが迫ることもあってか、今季のパレスでのプレーを拒否するといった事態に発展することはないと考えられているが、キャプテンを続けるかどうかは検討中であるとされる。






他クラブの関心


依然としてリバプールが有力、本人の希望がリバプールである状況は変わっていないように思えるが、1月になればパレスとの契約が残り半年になるため海外クラブとの事前合意が可能になる。

現時点でリバプールの他に報じられているクラブは下記の通り。

Guardian

『1月にリバプールが再び動く可能性はあるが、バルセロナ、バイエルン、ユヴェントスも関心を示していたと考えられている。』


ExpressMirrorなど

『来夏にフリーとなるグエイについて、バイエルンも彼を取り巻く状況に注目。レアル・マドリーとバルセロナというスペインの両巨頭も大きな関心を示している。』

『インテルとユヴェントスも獲得を強く望んでおり、グエイ自身はフリーになることでより魅力的な契約を結べる可能性を認識している。』


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