皆様、出遅れましたが新年明けましておめでとうございます。
まず、初期の記事の訂正とお詫びを申し上げます。
こちらの記事ですが
http://ameblo.jp/trans-mind/entry-10106809700.html
"ゲイ"という言葉は
同性愛もトランスセクシャルも含めてゲイと呼称する国もあるそうです。
日本国内ではげい=男性同士の同性愛と捉えられているようですが
世界的に見れば、広義的な呼称のようですね。
辞書に掲載されている説明、実際に用いられている世相意識による説明、
いったいどれが正しいのか難しいですね、こういった呼称の正しき説明は・・・。
さて、本題に入りますが
MtF TS/TG のことを
ニューハーフと呼ぶかオカマと呼ぶか、それとも毎回律儀にMtFと呼ぶか・・・
当事者間でも様々ですね。
私はニューハーフ=職業手段名称、オカマ=差別用語だと思っていますが
一般的には、やはりまだ呼称が定着してないですよね。
どんな呼び方でも大して変わらぬような事柄であれば、どういう呼び方でもよいと思うのですが
呼称方法によっては当事者を傷つけることになるので
正しき呼称方法を知ってもらえれば・・と思っています。
それでもニューハーフである当事者、または性別適合手術(性転換)を受けた当事者でさえ
自らを「私はオカマよ」と発言する方が多いので
誤解や困惑は尽きないような気がしてなりません。
ましてやそれを商売や笑いのために用いてメディアなどで平気で使用する というのが
残念でなりません。
"本当は違うのに、冗談で使っているんだあの人は・・・" なんて思える方は
まだ少ないと思います。
むしろネット上の質問サイトを見ていると、それで困惑してる方も多く見られます。
私が出会った人で
「人にオカマって呼ばれるのはものすごく嫌だけど、自分からはオカマと使うことがある」
という方がいます。
理由としては
「まず、オカマという言葉は短いし言いやすい。そして自分のことをMtFだとかニューハーフですというと
堅苦しい上に、相手に緊張感を与える。なので、親しい相手に限っては"オカマ"という語句を用いてる」
この言葉を聞いて、私は「そういう意図があったんだ」と衝撃を受けました。
もちろんオカマと自分を呼称する人みんなが、そういう意図があるとは限りません。
改めて
呼称を正式にわける必要はあるのだろうか と考えさせられました。
しかし、
元男性ということは自認しているけど女として生活していて、自分を女として思っている方
例えばそういう方はオカマはもちろんニューハーフとも呼ばれたくない(例外もありますが)
性転換手術を受け、戸籍変更も行っていて、とても美人なのに
「自分は元男性と自認のうえ、しかし"オカマ"であることに変わりはない」と考えている方
など、まだまだ他にはたくさん例がありますが
実に様々なアイデンティティーがあります。
よって、各自呼ばれ方によっては大変傷ついてしまう。
なので、いっそ差別感のないグローバルな呼称が必要だと思う。
現状では、GID(性同一性障害)さん、TS/TGさん、MtFさんというあたりがベストなのでしょうか。
しかしニューハーフでもGIDさんはいますし、GIDだけどニューハーフではないという方もいます。
しかしながら、メディアではニューハーフとGIDを分けたがったり、
または混同させすぎたり、信念のない表記に溢れすぎている。
そして、メディアが
それぞれの呼称を勝手なイメージ定着させたり、または笑いのために差別的に用いたりもする。
メディアも商売だから仕方ないとは分かっていても、
それでもメディアの影響力は大きい。
メディアこそ慎重になるべきだ。
GIDやニューハーフ、そしてGIDでもニューハーフでもないけど一般社会で女として生きてる者
それらをうまく統括する呼称はないものだろうか。
TS・・トランスセクシャル あたりがいいかな とは個人的に思っている。
私は性同一性障害ではない。
なぜなら、「女になりたい、女への憧れ」でこの道を歩んだ。
現在はニューハーフとして仕事しているのでニューハーフという呼ばれ方が妥当だ。
しかし、ニューハーフとしての仕事を辞めたあともニューハーフニューハーフなどとは呼ばれたくはない。
できれば、一、女(オンナ) として呼ばれたいし、扱われたい。
現在の日本は性別適合手術(SRS/性転換)をして、戸籍変更をして
自分をオンナです と訴えていても、時と場所、または人によっては
"ニューハーフ"だの、"オカマ""男"という呼ばれ方をする場面もあります。
TVで活躍されてる方がそうですね。彼女たちは手術&戸籍変更を済ませているのに
TVではニューハーフと扱われている。
むろん、自分からそういう風に売りにしてるならば仕方がないが。
完全に"オンナ"としては呼ばれることが無理ならば、
せめてニューハーフや元男にとって変わる無難な呼び方されたいです。
自分にしっくりくるのは、やはりMtF(エムティーエフ)、またはTS/TG(トランスセクシャル/トランスジェンダー)でしょうか。
もちろん、個人個人、どう呼ばれるのがしっくりくるか違うので
やはり無難な統括名称 というのは無理なのかもしれませんね。
願わくば、当事者個人個人に合った呼称をすべき
それが無理ならば、誰も傷つけない無難な統括呼称が必要
そう感じてるわけです。
しかし現在のこの国では、いかなる呼び方をされようとも
飲み込んで生きていかなくてはならない
綺麗に言えば
同じ人間なので、性別をわける必要がない
10人いたら10個の性別
それはとてもキレイな言い方だけど、
それでも昔から人間は男・女の2つで分けられてきた歴史がある。
いつの時代でも、どの国でも。
そんな中で男から女へ、または女から男へ変わる人間が出てきた。
医学的、遺伝子的な性変更は無理だとしても、
実質中間の存在が出てきたことは事実。
一番いいのは、男が女へ変わったのなら女として認識され
女から男に変わったのなら男と認識され・・というのが一番素晴らしい。
しかし、そこにも歴史的背景・宗教的背景、文化的背景など、様々な理由があって
性変更をした者を、生まれた性と反対の性と完全に認識することができない
という概念があって今現在がある。
よって、中間性というグレーゾーンに押し込まれた。(半陰陽性別の方は、ここでは除きます)
中には、いくら努力したって男は男、女は女だと認めない人々も、まだ多く存在する。
グレーゾーンに押し込まれた者たちは、時代の進化とともに、
様々な性ができあがって、中間性でも非常に多く細分化した。
今現在が、そこだと思う。
そんな時代だからこそ、男→女 女→男 を誰もが認める べき時代にあるのではないだろうか。
もしくは、今の現状を変えられないならば、中間性を認めて、
無難なグローバルな統括呼称を作るべきではないでしょうか。
男の方でも女の方でも中間にいる性(様々な性)を、どんな方がニューハーフで
どんな人がGIDである ということは完全認識されていない。
冒頭でも述べたように、当事者全体がどう呼ばれようと構わないなら
それはそれで構わないのだけど、実際に呼称方法でき傷つくTS/TGが大勢いる。
なので、誰もが納得するような呼称法が必要なのではないでしょうか。
本日も、年明け早々長話にお付き合い頂き、誠に感謝します。

