アムステルダムでのコンサート | オランダ在住フルート奏者 武良静枝のDear my flute
3月15日の放送で紹介した、
アムステルダムにあるHuis de Pintoでのコンサートの話音符
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アムステルダム中央駅から徒歩圏内にある
この会場は、
もともと1605年から住宅として使われていたところですが、
今は、ギャラリー、文化的な目的のセミナーなどに使う会議室、コンサート、
などの利用をしているところなんだそうです。
運営はボランティアでやっているんだそう。
ピアノはアップライトでしたがなんと!
YAMAHAを使っていて、前日に調律もしてくださっていましたラブラブ


3/10のコンサートは
東日本大震災のメモリアルイベントの一環として、
ティーコンサートと題して行われて、
ピアノの長谷川由輝子さんと一緒に
出演させていただきましたルンルン

放送でも紹介しましたが、長谷川さんは浜松市出身なんですよ!
オランダ生活の大先輩ですが、同じ歳のデュオでして、
今回初めてご一緒しましたが、またこれからもたくさん一緒に演奏出来たらと思っていますルンルンルンルン
子どもの頃、合唱団にも所属していたという長谷川さんのピアノは、息遣いを一緒に揃えることがしやすく、とても吹き心地がいいのです!

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午前中に出演したのは、アムステルダム音楽院の選抜生徒さんたちのトリオ。
彼女たちも、このメモリアルコンサート用に
「ひな祭り」「通りゃんせ」などを入れた書き下ろしの日本メドレーを演奏していました!
楽屋が一緒だったので、少しお話しできて楽しかった音符

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私は日本の作品はもちろんですが、
マルタン作曲のバラードなどを演奏。
私、日本での震災関連のチャリティコンサートなどでは、癒しや、日本の美しさをみんなで取り戻していこう!という気持ちの選曲でしたが、
今回選んだのは、
震災当時、被災地だけではなく日本中で
緊張感がずーーっとずーーっと続いた、
というのを知っていただきたく、この曲を選んでみました。

オランダでは、コンサートホールではない会場だとトーク入りになるのが普通なんだそうで、
私もオランダ語のトーク付きで、コンサートを進行していきました。
震災当時に私が感じたこと、音楽の持つ力、の話が私のオランダ語で伝わったかは……謎です爆笑アセアセ
が、演奏しながら見えたお客様が
泣いていらしたり、
演奏後に、お茶をいただきながら話しかけてくださった方などからは、
お褒めの言葉をいただき、
すごくほっとしました。

音楽を純粋に楽しみに来られか方も多かったけれど、
福島の今はどーなってるんだ!?子どもが住んでいるんでしょ!!私、信じられないのよ、と
遠く離れたオランダに住んでいる方が、
日本のことを心配したり、問題に思ってくださっていることにも、
終演後のティータイムでのお喋りで知ることができました。

私にとって、かなり思い出深いコンサートになりましたおねがい


この回の放送では、
コンサートでも演奏した、私のアルバム「風のおと」に収録の
ルンルン荒城の月にのせてお送りしました!