2015年もはや最後となりました。

慌ただしい1年でしたが、幸い健康には恵まれたのが何よりでした。
毎年、1年の最後には、アルバムの最終曲を1曲ピックアップしていましたが、
今年は、Bloodthirsty Butchersの名盤"Kocorono"から、
"12月-December"を。



KOCORONO/キングレコード

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故郷では雪が降る 背を向け襟を立てる
ここではからっ風が ようしゃなく打ちつける
痛さも感じない ウソも本当になる
何度でも食らってやる よけかた知らないから
カギもかけず 地図も持たず
クラクラと足がもつれ 気をゆるし家は遠く
どんどん迷い込んで 芯まで冷えてきて
流れ速いこの街で 自分に言い聞かせ
まだまだへこたれぬ こんどこそうまくやる
こぶしだけは ウソはつけぬ



みなさまどうぞ良いお年をお迎えください。
今晩は、クリスマスイブですね。

このサイトでも、この季節になると時折、
あんまりメジャーでないクリスマスソングなどをご紹介していますが、
今回は、このへんで。

まずは、The Smithsの"Please, Please, Please, Let Me Get What I want"
("その73"で取り上げたことのあるSmithsの名曲ですね)を
John Lewisという英国のデパートがクリスマスのCMに取り上げたカバーヴァージョン。
(Slow Moving Millieという英国の女優兼歌手の方のカバーだそうですが、
 歌もしみじみとしていていいです)



プレゼントを目出度くゲットした男の子のはにかんだような幸せそうな笑顔がいいですね。

続いては、Eva Cassidy と Chuck Brown という、今は物故された名シンガー二人の
デュエットによる名演を。

〔Eva Cassidy & Chuck Brown "The christmas song"〕


では、皆々様にとって、よきクリスマスでありますように。
この週末は全国的に雨の天気です。

天気が良かったら、ふらっと紅葉を観に近場の山でも行こうかと思っていましたが
生憎の天気なので、家で本など読んで過ごしています。

その際にかけているBGMを。

その179」で取り上げた、オーストラリアのプログレバンド、セバスチャン・ハーディーのギタリスト
MARIO MILLOとキーボーディスト TOIVO PILTが、セバスチャン・ハーディー解散後に結成したバンド、ウインドチェイスが1977年に1枚だけひっそりとリリースしたアルバム”シンフィニティー”から。

シンフィニティー/ベル・アンティーク

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YOUTUBEにはこのアルバムの全曲がUPされていますが、6曲目の、4分過ぎからのマリオ・ミーロ氏のギターソロがぐっと来る"Lamb's fry"が一番のお気に入りの曲ですね。サンタナ風な泣きの響きとCAMELのアンディ・ラティマー氏的な爽やかさを併せ持った彼のギターの音色は本当に好きです。
曲はセバスチャン・ハーディーよりはよりフュージョン風ですが、これはこれで中々良いです。

〔YOUTUBE WINDCHASE "Lamb's fry"〕