
↑JR勝沼ぶどう郷駅舎
↑今では甲州市(旧勝沼町)の勝沼ぶどう郷駅
勝沼ぶどう郷駅を下車して左手に進むと、まずはEF64型電気機関車が出迎えてくれる。
↑駅のすぐ横に中央東線を活躍していたEF64が静態保存
この機関車は、かつて最近まで中央本線で活躍していた貨物牽引車で、名残のあるこの地に静態保存されていた。まだピカピカの塗装で本当に綺麗な姿で私達を出迎えてくれました。
↑関東近郊の機関区に籍を置き、貨物輸送に貢献した
さて、EF64の脇を通り、中央本線の線路沿いの大月方面側に、旧中央本線下り線の廃線跡(大日影トンネル)はありました。
↑↓平成9年まで下り線で使われていた1、1㎞にわたるトンネルが保存されている
このトンネルはJR東日本から旧勝沼町(現甲州市)に譲渡され、自由にトンネルの中を通り抜けできるように整備されています。
勝沼ぶどう郷駅側から大月方面に向かって、このトンネルの中を歩いてみました。中は真っ暗ですが、ところどころに電灯があり、トンネル内を説明したパネルが展示されていました。この大日影トンネルが廃止になったのは、速達と老朽化を目的に新トンネルが建設されたかららしい。
↑一定の間隔に上のようなパネルが掲げられている。
1、1㎞のトンネルを約30分かけて歩きました。出てきたところにももうひとつトンネルがあり、そこのトンネルはワインカーブと呼ばれる天然のワインの貯蔵庫が設けられていました。湿度、気温ともに最適な環境でワインの熟成にはもってこいの利用法です。
↑ワインカーブの案内版
↓旧深沢トンネルの内部。ワインオーナーのボトルが貯蔵されている

↓トンネルの出入り口は扉があり、原則としてワインオーナーのみ出入りできる
こんな感じで、全国的にも珍しい鉄道トンネル廃線を探訪できる遺産が、ここ勝沼には残されており、鉄道ファンを楽しませてくれました。
ここからは、タクシーを呼び、甲府盆地を一望できるレストランに向かい、甲州牛のステーキと甲州ワインをいただきました。めちゃくちゃ美味でしたよ!
↑勝沼ぶどう郷駅ホームから見る甲府盆地の扇状地。駅周辺は一面ぶどう畑。