100兆円ビジネス規模になるといわれている水ビジネス。
確かに、100兆円というのはすごい。
しかし、日本企業は、そのうちのいったいどの程度を獲得できるのだろうか。
水の巨人、スエズ(SUEZ)、ヴェロリア(VEOLIA)、テムズ・ウォーター(THAMES WATER)が、世界の上下水道のほぼ8割を独占している状態だ。
これらの企業の何が優れているのかというと、東レ(3402)などの浄化膜を提供するのではなく、上下水道の一環管理を請け負ってくれる点だ。
つまり、水のことならうちにお任せという状態なので、日本企業は膜を提供するにとどまってしまうのだ。
これを、どこかのメディアではほめ殺しをするが、メジャーといえでも、できないことは山のようにある。日本企業がいなければ、事業が危うくなるなら、日本企業の存在感が高まり、多くの利益を得ることができるのだ。
この業界で見るのはここだと思う。
そして、日本企業のキーワードは基幹産業とコア技術なのだ。
メジャーになれなくても、水ビジネス業界でなくてはならないオンリーワン企業になれるかどうかなのだ。
そのキーワードが膜なのだ。
ご承知の通り、今、世界的に水不足なのだ。アジア、アフリカ、中東、中国、オーストラリア・・・潜在的にはヨーロッパ、アメリカなどだろうか。
僕自身の誤解もあるだろうけれども、本当に、水が足りている国がないのが実情なのだ。
日本にいると実感がないのは、水が有り余っているから。これは日本が島国だということだけでなく、降雨、豊富な森林、ダム、地下の貯水庫などが挙げられる。
後は、その強みをどれだけ推し進められるかだ。強気の攻めが求められているのだろう。
ということで、膜企業には興味を持っていいのではないか。
ニッチに強い、日東電工(6988)、幕に強い東レ(3402)、いろいろ持ってる旭化成(3407)などなど。
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