ロッドリビルド:TMJC-68H ガニングシャフト“デンゲキ”(3代目電撃) | 雄蛇ヶ池 時雨さんの釣行記 〜 バス釣り ブログ

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バス釣り通してルアー作ったり、ロッドリビルドしたり、リールメンテナンスしたり、トーナメント出たり、デカバス狙ったりしてます。
ホームレイクは千葉県にある雄蛇ヶ池。

雄蛇會の最終戦も終わり
ようやくお手隙な時間が
少しづつ増えてくる事を見越して
前から棚上げしてきた
ロッドリビルドに着手してみる。

素材は…

TMJC-68H 

ガニングシャフト“デンゲキ”(3代目電撃) 


ブランクの感度に共感して

2019年の夏頃に中古で買ったはいいが

乗せるリールに悩まされお蔵入りしていた。


とりあえず

夏頃の雄蛇ヶ池のカバーで

ちゃんと40upを釣って入魂は済ませてある。(笑)


左はオリジナル、右はリビルド完了後。


まずは動画で予習。




EVAグリップを剥がします。


次にグリップエンドを温めて外す。



ここでミスった。

うっかりワッシャー外したまま

EVAを際までカットインしてしまった。( ;´_ゝ`)


でも新しいグリップ側に

エポキシで固定してからハメ直せば大丈夫。


とりあえず

温めながらブランクの接着剤をひたすら削り取る。


万遍なくカッターで接着剤をそぎ落とす。


ブランクの径を測って必要なアイテムを発注。

待ってる間にリールシート用のフードを

EVAから今風のカーボンフードに交換。


ジャンク品がここで役立つ。


6番〜8番ガイドまでを
一度外してオリジナルフードから
カーボンフードと入れ替える。
8番ガイドは逆付け。

残りは通常取り付け。

富士理論だっけ?

ライン放出時のバタつきを抑え飛距離向上…

なんたらかんたら…


…カバー打ちで使うから

飛距離より弾道にどう影響するのかが

気になるところ。


アイテムが届いたので仮組み。

オールEVAのオリジナルから大分様変わりした。


バランス取りとグリップ長をどうするか…

ここでホーネットスティンガーの

近い番手を沢山持っている事が

とても役にたつわけ。(笑)


右から…

HSC-721H

HSPC-711MH

HSC-6111M


そして、


三代目『電撃』


ひとつだけ言いたい事は、後方重心!


ホーネットスティンガーは全部前方重心なので

後方重心のジグロッドがどうしても欲しかった。


昔、タイラントHDを使いまくっていた時に

すこぶる調子が良かった時期があった。

それをいつか形にしたかったのが

今回のリビルドのきっかけ。


別にタイラントHDを買ってしまえば

それで終わりなんだけど

それでは面白くないので

それはあとでやるとして…(笑)


イメージ通りのバランスを追求すると

もう少し…あと少し…キリがない。


先生に相談して少し仕上がりに修正を加える。

オリジナルのエンドグリップを

移植することにした。


もしかしたら使うかもしれないと

綺麗に外しておいたので無問題。


ペペイのペイと内径加工して
チョチョイのチョイとセット。

カーボンパイプを調整してカットして
ブランクにエポキシ塗って装着。

装飾とグリップ一式をセット
ズレないようにマスキングテープで仮止めして
一晩乾かす。


完成品がこちら。

バランサーも取り付けて
ウェイトの調整も可能になった。

ちょっと今風のロッドになった。^ ^

リビルドの醍醐味はオンリーワンを作る事?
確かにその通りだね。

自分の腕の長さに合わせてグリップ長を調節したり、
バランス取りを綿密に調節したり。

他にも細かい実験を施しているのでそれはまた
次の機会に更新したいと思います。
一度に書くの大変。(汗)

とりあえず
これ以降益々カバー打ちの数が
増える事は間違いない。(笑)