長期予報ほど、確率的にしか予報できません。
現時点での科学的なレベルをみると、それは真実です。
しかし、ユーザーからみれば、不満があることもまた真実でしょう。
農業に従事している方が、今年の夏は
平年より暑くなる確率は30パーセント、平年並みが50パーセント、低くなる確率が20パーセント、
なんていわれたって、やはりどうしていいのかわからないでしょう。
たとえば、暑さに強い苗があったとしても、低くなる確率も20パーセントあるのです。
どちらも真実なだけに、この溝を埋めるのは難しそうです。
長期予報ほど不満度高まる/気象庁調べ
天気予報は信頼しているものの、外れることには不満もある――。気象庁が23日までにまとめた2007年度天気予報に関する満足度調査で、こうした認識が明らかになった。当日や明日、2日後までの天気予報には満足度が高い半面、週間天気予報や1カ月、3カ月といった長期予報の満足度が低かった。
01年度から、通常の天気予報や台風、地震などの防災気象情報について調査している。今回は郵送で1587人、インターネットで1963人が答えた。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin0/article.php?storyid=431
掲載日:08-03-24