最近のドラマの中でも、「良いこと悪いこと」は妙に心に残る作品だ。
脚本のテンポや映像の質も良いのだけれど、それ以上に惹きつけられるのが、間宮祥太朗さんの“存在そのものの力”だと思う。
正直に言うと、男の自分が見ても「この人、カッコイイな」と思ってしまう。
ただそれは顔が整っているから、という単純な話じゃない。
彼の“役を生きる空気感”が、そのまま画面を通してこちらの心に入ってくるような感覚がある。
■表情の“余白”が語るもの
間宮さんの魅力は、セリフよりも“間”に現れている気がする。
何も言っていないのに、表情の奥にキャラクターの人生が滲む。
怒っているわけでも、悲しんでいるわけでもないのに、ふとした横顔に温度差がある。
その「余白」が、物語を深くしている。
■声に宿る温度と輪郭
彼の声には不思議な説得力がある。
低すぎず高すぎず、柔らかさの中に芯があって、言葉の一つひとつに“感情の影”が差す。
単にイケボとかそういうジャンルでは語れない。
役の感情を丁寧に運ぶ“器”として機能している感じだ。
■物語の核を締める存在感
「良いこと悪いこと」の中で、間宮さんの役は物語全体の空気を変える立ち位置にいる。
主人公が揺れる場面で、彼が静かに立っているだけで、画面の重力が変わる。
派手な演技ではなく、
“存在そのものが物語を動かすタイプの俳優”
だと改めて感じた。
■視聴者としての気づき
間宮祥太朗さんの演技は、顔の良さよりも、演技の上手さよりも、
「そこにいる理由が自然に受け入れられる」
という希少な力を持っている。
演技がうまい人はたくさんいるけれど、
“説得力をもった存在感”を持つ俳優は多くない。
だから、ドラマを観ながら何度も思った。
あぁ、この人の役には、ちゃんと“人生”があるんだな。
と。
■最後に
もし間宮祥太朗さんを「カッコイイ」と思っている人がいるなら、
ぜひ「存在の説得力」という視点から彼の演技を見てほしい。
そうすると、このドラマはさらに深く味わえるし、
次のエピソードでどんな表情を見せてくれるのか、楽しみが倍になる。
読んでくれてありがとう。
これからも、ライターとしての視点で“心に残ったもの”を丁寧に書いていこうと思う。