希望が未来への力 -14ページ目

希望が未来への力

どうしても自分を変えたい!

でも、変わらないんです……

どうしたらよいのか???

そんな方々にぴったりのブログです!!

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今まで色々な映画を観てきたが、

ここ数年間、映画館で泣いたことは無かった。


今日は「シャッフル▪️フライデー」と

「TOKYO MER~走る緊急救命室」を観たけど、


シャッフル▪️フライデーは面白かった!

でも、私が求める面白さとはちょっと違ったかな。感動までは無かった。


でも、TOKYO MER~走る緊急救命室は違う!

1秒も目が離せない展開が続き、

さらに後半は感動の号泣シーンがいくつもある。


映画館では泣かない主義の俺でも、

さすがにこの映画は映画館で泣きましたよ!

もう、絶対観て欲しい作品です!


行く時は必ずタオルを忘れずに!

介護の仕事を長くしていると、高齢者と話すのが好きになってきたのかもしれません。

先程、仕事が終わり、車で家に着いたのですが、車庫に車を入れようとした時に目の前を高齢の女性が歩いていたので、

つい、「こんにちは」と声をかけてしまいました。

その高齢の女性は、子供達は結婚して遠くに行き、ご主人と暮らしていたのですが、亡くなられて話し相手もいないと話していました。


私が声をかけたことで、少し嬉しくなったのか約10分ほど雑談させて頂き、最後は、

「疲れているときはこれを食べなさい」と言って、飴ちゃんをくれました。


有難く受け取り、見ず知らずの高齢な女性と別れましたが、

何でしょうね、車庫に入れようとしたのに…なんてことは思わず、仕事の疲れを癒されたような気持ちになりましたね。


これも、ある意味職業病なのでしょうか。

こういう方々と交流する場が必要なのかもしれないと強く感じましたね。

第14話 罠の発動

モスクワの夜は冷たく、そしてどこか不気味に静まり返っていた。
雪は降っていない。それなのに、街路灯の下に立つと、凍りついた空気が肌を突き刺す。マヤは黒いコートの襟を立て、深く呼吸を整えた。

右脇腹の痛みはまだ消えていない。歩くたびに鈍い疼きが響くが、表情には出さなかった。
――弱さを見せれば、終わりだ。

ホテルの部屋に届いた暗号化メッセージ。
《借りを返せ。明日、21時。取引に応じろ》
それが意味するところは明白だった。過去に関わったロシアの情報屋、ヴォロフ。彼との因縁が、今ここで甦ったのだ。

時計はすでに20時40分。指定された場所、モスクワ川沿いの廃倉庫へと向かう時間だった。

***

一方、FBIの臨時作戦本部。
モスクワ中心部の高級ホテルの一室を借り切り、複数のモニターと通信機器が並ぶ。赤や緑の光が点滅し、緊張感に包まれていた。

アレックスはモニター越しにチームを見回し、声を上げた。
「対象は本当にマヤなのか?証拠は揃っていない」

副長官代理として派遣されたウィルソンが、冷ややかな声で返す。
「アレックス、これは内部のセキュリティ問題だ。彼女が二重スパイである可能性は否定できない。リスクは排除すべきだ」

「だが、俺は彼女を信じる」
「感情を持ち込むな。現実を見ろ。コード《FlightControl:Ghost》に彼女の過去の接触者の痕跡が残っている。それだけで十分だ」

議論は平行線を辿る。
アレックスは唇を噛む。マヤの沈黙が、彼女の無実を証明することを妨げていた。だが、心のどこかで“マヤならそんな裏切りをするはずがない”という確信が揺るぎなく存在していた。

「……なら、監視を続ける。それでいいな?」
「いいだろう。ただし、彼女が黒幕と接触すれば即座に拘束する。それが条件だ」

***

マヤはタクシーを降り、モスクワ川沿いの道を歩いていた。
空は曇り、月明かりもほとんど届かない。街のざわめきから遠く離れ、川面を渡る風だけが耳に届く。

倉庫に近づくにつれ、背筋を冷たいものが這い上がる。
「……来たわよ、ヴォロフ」

錆びついた鉄扉を押し開けると、そこは広大な闇に包まれた空間だった。
かすかに灯る裸電球が、一人の男の姿を浮かび上がらせる。

「久しぶりだな、マヤ」
低くしゃがれた声。ヴォロフだ。年齢を重ねたはずなのに、その眼光は鋭く光り、若い頃と変わらぬ危険な匂いを放っていた。

「借りを返してもらう時が来た」
「私にそんな借りはない」
「あるさ。あの夜、俺を救った。命の借りだ。だが、それは裏切りの証拠としても使える」

ヴォロフは机に黒いケースを置く。
「ここに新しいキーがある。《Ghost》をさらに進化させるプログラムだ。これを受け取り、渡すんだ。さもなくば……」

彼はスマホを掲げ、画面をマヤに見せた。そこには、FBI本部に送信準備中のファイルが映っていた。
“マヤ・ヴォルコフ、裏切りの記録”
過去の接触記録と偽造データが一つのファイルにまとめられている。

「送信ボタンを押せば、君は終わりだ」
「卑怯ね」
「生き残るには卑怯でなければならん」

マヤの拳が震える。自分の過去の選択が、いま最大の罠となって迫っている。

***

その光景を、FBIの監視チームは遠隔カメラで捉えていた。
「接触確認!対象はマヤとヴォロフ!」
「やはり繋がっていたか……」
ウィルソンが低く呟く。

アレックスは声を荒げる。
「違う!彼女は利用されているだけだ!」
「証拠は十分だ。すぐに突入する」
「待て!まだだ!」

アレックスの叫びは虚しく、突入部隊が出動の準備を整えていく。

***

倉庫の中、ヴォロフがさらに一歩近づく。
「選べ、マヤ。裏切り者として終わるか、それとも俺のために動くか」

マヤはゆっくりと息を吸い、視線を鋭くした。
「……選択肢なんて、最初からないわ」

その言葉と同時に、倉庫の外で鋭いライトが一斉に点灯した。
「FBI!動くな!」

重い鉄扉が爆発的に開き、突入部隊が雪崩れ込む。銃口が一斉にマヤとヴォロフに向けられる。

「……チッ!」
ヴォロフが顔を歪め、マヤを盾に取ろうと腕を伸ばす。しかし、その瞬間マヤは脇腹の痛みに耐えながらも素早く身を捻り、彼の手を払いのけた。

「私は誰の人形でもない!」
叫びと同時に、彼女のブーツがヴォロフの膝を蹴り砕く。男が崩れ落ちる。

だが――FBIの銃口は、なおもマヤに向けられたままだった。

「彼女を拘束しろ!」
ウィルソンの命令が飛ぶ。

「待て!彼女は敵じゃない!」
アレックスが前に飛び出すが、部隊は躊躇わない。

マヤは銃を向けられ、息を飲む。
――本当に、私はここで終わるの?

そのとき、ヴォロフが呻きながら叫んだ。
「バカども……本当の黒幕は、俺じゃない……」

全員の動きが止まる。
その一言が、場を揺るがした。

***

混乱の中、マヤは必死に声を上げる。
「聞いて!私を罠に嵌めたのはヴォロフじゃない!黒幕はもっと別の場所にいる!」

銃口はなおも彼女に向けられていた。
しかしその瞬間、アレックスが一歩前に出て、彼女の前に立ちはだかった。

「撃つなら、俺を撃て。彼女を裏切り者と決めつけるなら、俺も同罪だ」

静寂が走る。誰も動かない。
緊張の糸が切れる寸前、遠くの闇の中で微かな笑い声が響いた。

「やはり面白い。FBIは内部から崩れる」

セルゲイの影が、倉庫の奥から現れる。

――罠は、まだ発動したばかりだった。