祝!開院10周年
3月で開院
10周年を迎えました。今までお世話になった中川に、もっと恩返しをしたいと考え、当院の使命や価値観、主義、事業概要をまとめてみました。これを元に怪我や不調に悩む患者さんに寄り添い全力でサポートしていきます。
竹虎接骨院の使命
我々は全ての人々の幸福に貢献するために愛の心を持って、つねに最高水準の施術を提供しつづけることを使命とする。
竹虎接骨院の価値観
その最も尊ぶところ…患者さまのために全てを優先して貢献すること
その最も尊ぶ財産…職員全員とその間をつなぐ信頼と尊敬
その最も尊ぶ精神…固定概念にとらわれないチャレンジ精神
竹虎接骨院の主義
1.患者さまは我々全ての行動の中心である。
・竹虎接骨院は患者さまのために存在するものであり、何よりも優先して患者さまに貢献する。
・患者さまへの施術の提供は、いつも的確かつ効率的に行われる。
・患者さまは可能な限り快適に施術の提供を
受ける。
・患者さまの要望は的確に捉えられその要望以上に満たされる。
2.職員は常に信頼と尊敬を持って医療に従事する。
・患者さまは尊厳を持って医療を提供される。
・我々と患者さま及び地域との関係は最高の倫理観によって保たれ患者さまの個人的な秘密の保護は常に厳守される。
・職員は医療チームとしての自覚のうえにお互いに信頼と尊敬の念を持って活動する。
・職員は意思疎通を妨げる硬直的な官僚主義を排し、組織の壁のないチームワーク精神を育てる。
3.チャレンジ精神をもって常に高い理想への向上心をもち続ける。
・職員一人の向上は竹虎接骨院全体の進歩であり、一人の停滞は竹虎接骨院全体の停滞である。
・専門分野での成長、経歴の付加など、個人の向上への努力は積極的に推奨され報いられる。
・我々は患者さま及び外部から高い評価を受けることはもちろん、行った医療の過程と結果を自ら評価し、その質の向上を通じて柔整界をリードする。
・新しい技術の開発に積極的に取り組み全ての人々の幸福に貢献する。
事業概要
「竹虎接骨院」は、横浜市都筑区中川に位置し、地域医療の一端を担う。当接骨院は、柔整科、リハビリ科、健康増進管理科、スポーツ医学研究科、東洋医学研究科、地域医療支援科、交通事故対策特別サポート科などに、近年では様々な地域の患者さまが来院されます。竹虎接骨院は外来診療から急性期の施術そして、急性期の施術を終えた回復期のリハビリまで患者さまお一人お一人にあった質の高い医療を提供することにより患者さまのQOL(Quality of Life:生活の質)の向上を目指していきます。今後医療ニーズが更に高まり多様化する中で将来の我が国民の生活の質(QOL)の維持、向上にとって接骨院の果たすべき役割はますます重要となりその充実と発展こそが国民のQOL向上に寄与するものと言えます。以上の認識に基づいて竹虎接骨院では、自主的な研究・活動を行うものとします。
お陰さまで10年目を迎えました。
2012年3月1日をもちまして、「竹虎接骨院」も10年目を迎えることが出来ました。これもひとえに、今まで出会った方々のお陰と感謝しております。今後も当院に関わる全ての人々を家族同様に大切にし、心のこもった施術をしていき、誠実であり続けたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
竹虎接骨院 院長 牧野竹虎・スタッフ一同
早いもので、昨年の大震災から、もう一年が経とうとしています。現在の状況は全体の5%位しか回復していないと言われていて、復興にはまだまだ時間がかかりそうです。一日も早い復旧・復興を祈り、出来ることを考えいつでも行動出来る準備をしておきたいと思います。
2002年3月1日に当院は都筑区中川に開院いたしました。忘れもしません、当日は、朝からの大雨、暴風、春の嵐となり、色々な方から頂いたお祝いのお花は、風で倒れ、外を歩いている方は一人もいない波瀾の幕開けとなりました。当時は、受付の方もスタッフも誰もいない、一人きりのスタートでした。そんな中でも、当日は一人の女性が来院してくれました。その女性によると、毎日当院の前を通っていて何が出来るのか気になっていたそうです。「竹虎接骨院」の看板が付き、自分の体の痛みを相談してみようと思い、開院日を待っていてくれたそうです。
最初は、「竹虎接骨院」という名前を見て、熊のように体の大きな怖い先生がいるのではないかと思われていたようで、来院される方々が「院長先生は、どちらにいらっしゃるのですか」と、私に聞かれることもありました(笑)今では、「竹虎さん」とお伊勢さんのように親しみを持って呼んで下さる方々が増え、本当にありがたいと思っています。
嵐で始まった当院ですが、何故か不安はなく、期待と希望を感じていたのを覚えています。それから、多くの方に支えられ、少しずつ成長し、現在の形となってまいりました。優秀なスタッフに恵まれ、美人受付嬢達に支えられ、更なる成長をし続けたいと思います。
10年目を迎えて、初心を忘れずに、地域の人々に親しまれ愛される院であり続ける為に我々が出来る事は、皆さまの健康を守り続けることに尽きると思っております。「健康寿命100歳」を目指し、是非100歳まで自分の足で歩けて、食べれて、周りに迷惑をかけない生き方に目標設定をして頂きたいと思います。その目標を達成する為に、我々は支援をし続けて、一生のお付き合いをさせて頂ければと思います。一生の付き合いを作り合う為には、心と心のつながりが大切だと思っています。不安や悩みを抱え込まず、何でも相談して頂き、一緒に悩み考え、解決出来るようにいつまでも全力でサポートしていきます。我々と一緒に健康であり続けましょう!
竹虎接骨院 院長 牧野竹虎
明けましておめでとうございます
皆様、新年明けましておめでとうございます。今年も元気に明るく笑顔で、皆様の健康のお手伝いをさせて頂きたいと思います。本年も宜しくお願い致します。
平成15年3月にこの地で開院し、今年で10年目を迎えます。多くの方に支えられて10年目を迎えられる喜びを感じています。また、新しい価値の創造として、健康寿命への貢献と心の価値を提供することがこれからの我々の使命だと考えています。竹虎接骨院の節目にふさわしい1年にしたいと思っています。
昨年は、震災が起こり、突然、家族や故郷を失った方が大勢いらっしゃいます。何気ない日常の中に生きていることの大切さを改めて気付かされた年となりました。この何気ない平凡な毎日の中に幸せがつまっています。普段から自分の一日を大切にし、他人の一日も大切にして生きていきたいなと思っています。
今年のテーマ
院長「創造し行動する」(リーダーとして新しい価値を創造し、行動することで結果を出すという思いです。)
津田先生「家族」(関わる人たち皆を家族のように愛する気持ちです。)
佐藤先生「心」(いつでも心をこめて。)
嶋田先生「謙虚」(素直に。感謝の気持ちを忘れずにという思いです。)
「災害救援救護ボランティア」のご報告
この度の東日本大震災において、被災された皆様のご冥福を心からお祈りすると共に、被害を受けられた皆様、及びご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
宮城県亘理郡亘理町より、神奈川県柔道整復師会に救援救護ボランティア派遣の依頼があり、全会員に周知されました。そのうち、約30名の先生方が希望を出され、私も参加させて頂くことになりました。
3月26日(土)27日(日)と亘理町へ行って参りました。25日(土)の夜22時に出発し、亘理町には、26日の朝に到着しました。津波の被害を受けた町を通った時、そのすさまじさに驚愕しました。こちらで、映像で見ていた通りに、車が家に突っ込んでいたり、電柱が折れ曲がっていたり、漁船が陸の奥の方まで流されていたりする現場の空気感は、自分が想像をしていた以上に恐怖と絶望を感じさせるものでした。海岸に程近いところでは、海辺にあった堤防が民家のところまで吹き飛ばされていたり、電柱が折れずにぐにゃっと曲がったまま存在していたりすることからも、津波の大きさ、破壊力をうかがえました。この地区では、海岸から約3kM近くまで津波が押し寄せたということです。
その地域で被災された方々が近くの小・中・高校などに避難していました。私は、逢隈小学校の体育館で避難生活をされている方の救援救護ということで、自分にできることを精一杯させて頂きました。
体育館の固い床の上に畳を敷き、その上に布団を敷いて生活している為、体全体が痛み、首、腰に強い痛みが出ている方が多くいらっしゃいました。床から立ちあがる生活の為、膝などにも痛みが出ている方も多くいらっしゃいました。
また、瓦礫を取り除く作業をしている方などは、肩や腕、腰に強い痛みが出ている方が多くいらっしゃいました。一人一人の話を丁寧に聴き、その方の一番気になる所を中心に体全体の痛み、緊張を取るような施術を心がけました。中には、話を聴いていると、感情が高ぶり涙を流す方もいらっしゃいました。ある方が、「地震があった直後は、命が助かっただけでもありがたいと思っていた。少し時間が経ち、自分の住んでいたところを片づけに行ったときには、悔しい気持ちや切ない気持が出てきた。しかし、今はこの現状を受け止め受け入れながら少しずつ自立していきたいという気持ちが出てきている」と、話してくれました。
1日目には、腰と足が痛くて杖をついて歩いていた70代の男性の方が、2日目に杖なしで歩けると喜んでお礼に来て下さったり、真っすぐ立つ事が困難な40代の女性が治療が終わった後に、すっきりして歩きやすいと言って頂けてとても嬉しく思いました。2日目の最後の方を診せてもらった時は、握手を求められて「本当にありがとうございました」とお礼を言っていただけました。
今回参加させて頂き、色々な人の想いを感じ、これからの自分の在り方に活かしたいと強く思いました。既に頑張っている方に、軽々しい言葉はかけられませんが、寄り添うような気持で、これからも出来ることを考え行動していきたいと思います。