「災害救援救護ボランティア」のご報告 | 竹虎接骨院

「災害救援救護ボランティア」のご報告

この度の東日本大震災において、被災された皆様のご冥福を心からお祈りすると共に、被害を受けられた皆様、及びご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。



 宮城県亘理郡亘理町より、神奈川県柔道整復師会に救援救護ボランティア派遣の依頼があり、全会員に周知されました。そのうち、約30名の先生方が希望を出され、私も参加させて頂くことになりました。

 
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26日(土)27日(日)と亘理町へ行って参りました。25日(土)の夜22時に出発し、亘理町には、26日の朝に到着しました。津波の被害を受けた町を通った時、そのすさまじさに驚愕しました。こちらで、映像で見ていた通りに、車が家に突っ込んでいたり、電柱が折れ曲がっていたり、漁船が陸の奥の方まで流されていたりする現場の空気感は、自分が想像をしていた以上に恐怖と絶望を感じさせるものでした。海岸に程近いところでは、海辺にあった堤防が民家のところまで吹き飛ばされていたり、電柱が折れずにぐにゃっと曲がったまま存在していたりすることからも、津波の大きさ、破壊力をうかがえました。この地区では、海岸から約3kM近くまで津波が押し寄せたということです。


 その地域で被災された方々が近くの小・中・高校などに避難していました。私は、逢隈小学校の体育館で避難生活をされている方の救援救護ということで、自分にできることを精一杯させて頂きました。

 体育館の固い床の上に畳を敷き、その上に布団を敷いて生活している為、体全体が痛み、首、腰に強い痛みが出ている方が多くいらっしゃいました。床から立ちあがる生活の為、膝などにも痛みが出ている方も多くいらっしゃいました。

 また、瓦礫を取り除く作業をしている方などは、肩や腕、腰に強い痛みが出ている方が多くいらっしゃいました。一人一人の話を丁寧に聴き、その方の一番気になる所を中心に体全体の痛み、緊張を取るような施術を心がけました。中には、話を聴いていると、感情が高ぶり涙を流す方もいらっしゃいました。ある方が、「地震があった直後は、命が助かっただけでもありがたいと思っていた。少し時間が経ち、自分の住んでいたところを片づけに行ったときには、悔しい気持ちや切ない気持が出てきた。しかし、今はこの現状を受け止め受け入れながら少しずつ自立していきたいという気持ちが出てきている」と、話してくれました。

 
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日目には、腰と足が痛くて杖をついて歩いていた70代の男性の方が、2日目に杖なしで歩けると喜んでお礼に来て下さったり、真っすぐ立つ事が困難な40代の女性が治療が終わった後に、すっきりして歩きやすいと言って頂けてとても嬉しく思いました。2日目の最後の方を診せてもらった時は、握手を求められて「本当にありがとうございました」とお礼を言っていただけました。


 今回参加させて頂き、色々な人の想いを感じ、これからの自分の在り方に活かしたいと強く思いました。既に頑張っている方に、軽々しい言葉はかけられませんが、寄り添うような気持で、これからも出来ることを考え行動していきたいと思います。