11:40AM~結局タクシーにてニューデリーを出発。
折しも雨が降り出した。
道路がきれいに舗装されていたのは、ニューデリー市内のみで、市街地を抜けると舗装はされているものの、一気に道はガタガタになっていく。
そしてそして、ここからは、まさに『空前絶後』『未知との遭遇』『アンビリーバボー』…、ニュージーランド南島での爽快なそれとは最もかけ離れた超超ちょ~う対極にあるドライブを体験することになる。
なんだろう…、なかなか言葉では表せないが、何とか努力して短く言ってみれば…
「道路は~まさに動物園」「道路は~まさに無法地帯」「道路は~まさににごりきって洗う気力もなくなったパレット状態」というところだろうか…。
では、タクシーの車窓から目撃した数々のシーンをご紹介いたしましょう!もちろん、これをお読みのみなさんは、心置きなくつっこんでください…。
やっぱ屋根に人が乗っとるバスは多いなぁ。おいおいあのバスには、後ろのバンパーの上に足を置いてしがみつきながら人が乗っとるぞ!!!おっと、ロータリー(イギリス式交差点)の中側におっちゃんがおる。そんな危ないとこで何がしたいねん。あっ、そこに“屋根乗せバス”が来た。おいおいおい、おっちゃんがバスに合わせて走り出した。ホンマ何がしたいねん。ゲゲゲゲ…おっちゃん、走りながら開いてるバスのドアから飛び乗ったぁ~~~そんな乗車方法、許されるの???
え~っ、こらこらこら、そこの自転車に乗っているお兄さん。自転車は自分でこぐもんやで~。なに、荷台につかまって“トラック”に引っ張ってもらっとんねん。半端ないスピード出ているよ。危なくて見とられへんやん…。ここは、なんでもOKですか???インドの安全教育とかどうなっとん???
ほらほらほら…、なんか渋滞してると思ったら、トラックが横転しとうやん…、だから言わんこっちゃないんやって。それにしても、横転したトラックの運転手は途方に暮れているけど、パトカーも救急車も一切見当たらず…誰も来てないで~。道路もそこが塞がれたまま…ほったらかしか~い!
雨が強くなってきたなぁ、おっ、歩道橋が見えてきた。どんなに車が走って来ようとも平気で道路を横切ったりバスに飛び乗ったりするインドの人たちなのに、歩道橋を通る人がおるんかなぁ。あれっ?なんかでかいものが歩道橋の下におる“ぞう”。まさか…なぁ。近づいてきたので、はっきりと見えた。な、な、な、なんじゃ~ホンマに『象』やないか~い。背中に人が乗っとう“ぞう”。象が歩道橋の下で雨宿り…あ、あ、あ、ありえへん…。
お~っと危ない、今この車…横の車にぶつかりそうになって急によけたぞ。ドライバーの兄ちゃん気をつけてよ~。どんな車にぶつかりよったんかなぁ~。あれ~~~っ、車じゃないやん…あ、あ、あ、あれは、まぎれもなく『牛』やぁ!!!おいおい牛くん、道路の真ん中をゆったりと歩いてる場合やないよ。でも、どの車も全然気にせずに、ちゃんと牛をよけているなぁ~そうかぁ、ここでは牛は“神の使い”なので、道路でも最優先なんやね~って納得するのもおかしいやろ!!!
なんか前方を走っているトラックの影が大きくなってくる。これはおかしいなぁ、ゲゲゲゲっ~あのトラック、同じ方向ではなく、こちらに向かって逆走してくるやないかぁ。いやいやいや、インドは日本と同じく車は左側通行ですよ。ここは、道路交通法ってないの?ちゃんと中央分離帯もあって仕切ってあるやん…なんで、そこを乗り越えてこちらに向かってる???わ~っ突っ込んできた…と、タクシードライバーさん~当たり前のようによけて涼しい顔。これが当たり前なんか???それがこわいやろ!!!
左右の通行の分離も守られていない状況なので、同じ向きの車線の中でも、~大変やぁ。ちょっとでも隙間があれば、どんなに狭い幅でもそこに車体を突っ込んでいく。どうみても1車線の道路が3~4車線になってしまっとうぞ~そもそも、車線ラインも中央線もほとんど引かれてないやん…こんなんでええのんかぁ???
とにかく、道路はやかまし過ぎ~っ。どの車もやたらとクラクションを鳴らす。特にやっかいなのは、オートリクシャー。なんの意味もなく、いちいちクラクション。いい加減にしてくれよ~とふと目の前のオートリクシャの背中を見ると、そこにはなんと“HORN PLEASE”の文字が…。ひょっとして、みなさん「やかましい」とは夢にも思わず、むしろ推奨してはんのや~~~。あ~っ、理解不能…。
それにしても、さっきからどんだけ動物が登場するねん。一番いい場所で一番でかい顔をしておるのが~『牛』、その他にも、『馬』『ヤギ』『ロバ』『ぶた』『ニワトリ』『犬』…、こんなものまでとびっくりしたのが『ラクダ』、そして極めつけはやっぱり『象』!!!ホンマ、(繰り返しますが)道路は動物園かぁ~~~。
~などなど…、次々とわけのわからなシーンの連続で、ほんと“アトラクション”を体験させられているような時間だったのです(一緒にたくさんのつっこみをしていただき~ありがとうございました)。
しかし、ここは劇場でもなく~サーカスでもなく~サファリパークでもなく~USJでもなく~ディズニーシーでもなく…、目にしていることは、全て現実に起こっていることで…。
いつ、自分もどんなことに巻き込まれるかという恐怖におののきながら、身を固くし緊張しぱなっしでした。
あぁ~疲れた…。