最近リペアする機会の増えたインパネのひび割れですが、本日もクラウンの施工事例で紹介致します。
ドアを開けてすぐに目につくのは助手席側のインパネの傷でした。
欠けた部分を特殊な材料で充填してから、表面の質感が他の部分と馴染むように部分塗装で仕上げました。
この部分の手前側エアー吹き出し口周りにはひび割れがありました。
こちらも同様にしてひび割れをリペアしました。
その他に中央の吹き出し口近くにも割れがありました。
こちらも同様な方法でひび割れをリペアしました。
近くで見ると明らかにリペアしたことが分かりますが、ひび割れは消えましたので普段は気にならない状態となりました(;^_^A
インパネのひび割れは劣化の結果現れますが、リペアで傷が見えなくなったとしても、他の箇所で新たなひび割れが発生する可能性があります。
劣化の原因は明らかにされておりませんが、インパネの樹脂に含有されている可塑剤が高温か何らかの影響で飛び去って脆くなり、部分的に割れが発生している可能性がありますので、お車の駐車時はなるべく高温にならない工夫か必要かと考えられます。