お越し下さってありがとうございます
還暦すぎても元気なよっちんです
今日はイワオさんのお話しだよ~
どんどん弱ってきたイワオさんの前回の記事はこちら
今日、よっちんは早番だったの
朝9時に日勤の職員が来るまで
職員は夜勤明け1人・早番3人の4人だけ
ご利用者さま20人ほどの起床介助をして
42人の食事のお世話をするの
食堂の席は30席しかないので
12人は時間をずらして
前の方が終わったら
コールで呼んだり、迎えに行ったりしてるの
そんな朝食が始まったばかりの時
イワオさんが1口も召し上がろうとしないのに
ゴホゴホと様子がおかしい
夜勤明けの職員が
イワオさんの背中を叩いたり
なでたりしてあげていたけど
からまったタンで
咽を詰まらせた模様
職員2人がかりで
イワオさんを別室に移し
「イワオさん、イワオさん」と
声かけしながら
何とか吐き出させようと必死
でも、だんだん顔色はおかしくなって
チアノーゼを起こしはじめた
1人が施設長と息子さんに連絡して
救急車手配の許可をもらい救急要請
さすがに頑固な医師の息子さんも
「それは救急車ですね」
と同意してくださった
(同意をとってるより、本当は早く救急に電話でしょ!)
満席の食堂に残ったのは
よっちんと障害者雇用の職員Dさんの2人だけ
Dさんがパニックを起こしたら大変だから
Dさんへの的確な指示出しが必要
救急車が到着したころに調度
朝食を食べ終わって席を立とうとする方が
出始めた
救急搬送が終わるまで
利用者さまを食堂から出すわけにいかない
利用者さま達に
「もうしばらく席にすわってお待ちください」
と声かけしていると
Dさんが食堂の戸を開けて
見に行こうとしている
Dさんには
「利用者さまに見えちゃうから、戸は閉めておいてね」
「食べ終わった方にお茶のお替りをさしあげてね」
「〇〇さんに薬を飲ませてね」
などと指示出し
救急搬送が終わってからも
職員一人が救急車に乗って付き添って行ったから
残り3人でがんばるしかない
Dさんには、ひたすら
車椅子の利用者さまの誘導を指示出しして
とにかく動いてもらったよ
Dさん、よくがんばってくれたの
お陰で日勤者が出勤してきた9時には
何事もなかったように落ち着いてたよ