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つい、先日
ヘルパーとして失敗したばかりなのに
もっと大変な大失敗をして
事故報告書まで書いたよ
それは
ごろうさんの入浴介助の時
ごろうさんは、まだ73歳！
認知症じゃないよ！
体が大きくて体重は80kg
左半身不随で右膝も痛いの
脱衣場で車椅子からシャワーキャリーに
移乗して(乗り換えて)
シャワー浴していただくよ
無事にシャワー浴が終わり
ごろうさん
「あ〜気持ちよかった〜」
と喜んで下さったよ
まずは、体中しっかり拭いて
上半身の衣類を着ていただき
リハパン（紙パンツ）とズボンは
膝上まで引き上げた状態で
手すりにつかまって立っていただき
リハパンとズボンを引き上げる
さて、今度は
シャワーキャリーと
車椅子を入れ替えるだけ
一度、休んでいただこうと
「一度、シャワーキャリーに座って下さい」
と声をかけると
「大丈夫！このままいけるよ」
とおっしゃる言葉を
信じたのがいけなかった
ごろうさんを右手と体で支えてつつ
シャワーキャリーをどけて
左手で車椅子を差し込む
車椅子にロックをかけようとした時
「あ、もうダメだー」
ごろうさんが力尽きて
車椅子に座ろうとしてしまったの
まだ車椅子にはロックが
かかっていない！
ごろうさんの体重で座ろうとすると
たぶん、車椅子は後ろに下がってしまう
案の定、車椅子が下がる！
咄嗟に両手でごろうさんを抱きとめる！
応援を呼ばなきゃ！
非常用ボタンに手が届かない！
ごろうさんの安全を考えると
ゆっくり床に下ろすしかない
「ごろうさん、ゆっくり床に座りますね」
「いいよ～」
ゆっくり
支えながら床に座っていただいて
非常用ボタンを押す！
応援に女性ヘルパーが来てくれて
2人で抱え起こそうとするけど無理
力のある男性ヘルパーに来てもらって
やっと車椅子に座っていただけた
「ごろうさん、ごめんなさい。痛いところはありませんか？」
「ないよ。なんともないよ！大丈夫！」
バイタル（血圧・体温）異常なし
傷も痛みもなし
顔色もよい
ごろうさんも怒ったりしないで
ニコニコして
「大丈夫だから安心して」
と言ってくださってホッとしたよ
でも、ヘルパーとして大失敗であることは
間違いないよね
・立っている時間が長くならないように
休み休みにしよう！
・危ないと思ったら、最初から応援を呼んで
2人介助にしてもらおう！
大反省したよっちんだったよ
そして、事故報告書を書いたよ
介助中に床に下ろしてしまったら
事故になるの
落ち込んだけど
ごろうさんに怪我がなかったし
快く許して下さったし
大変な勉強をしたと考えることにする
心身共に疲れた日の夕食作りは、やりたくない
でも手早く、しかも栄養もちゃんと取りたい
そんな日はヘルシーで美味しい
冷凍おかずセットに限るよ
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＼最後まで読んで下さってありがとう♪／
