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お風呂?そんなもん、入らないよー
施設の中をエレベーターも使わず、階段を昇り降りするほど、体はお元気な、さわさん85歳
最近、困ったことに、入浴拒否するようになりました
理由は良く分かりませんが、浴室まで連れて行くことができず、
お部屋で足浴と全身清拭して、
保湿剤を塗り、足に水虫薬をつけるのが精一杯という状態が
2週間も続いていました
さすがに髪の毛が匂うようになってきました
そんな時、
よっちんに2時間で、
さわさんの入浴・リネン交換・掃除・洗濯というお仕事が回ってきました
さて、どうしよう
なんとか、浴室までお連れして、シャンプーして差し上げたい
そこで、よっちんは作戦をたてました
さわさんに入浴していただいた作戦とは
「お風呂ですよ」
と言うと、ガンとして、入らないのは目に見えています
そこで、まず
さわさんが食堂にいらっしゃる間に、入浴準備をしてしまいました
ボディーソープ・シャンプー・タオル類・着替え一式
すべて浴室に持っていって準備完了
いよいよ時間になりました
「さわさ〜ん、こんにちは」
「何か用?」
「お布団のカバーの交換をしますよ。さわさん、手伝って下さいますか?」
さわさんは、旧家の本家の奥様で、
親戚の方が良く泊まりに来たものだ‥‥
とお話しを聞いていましたから、
これは喜ばれるかなと思ったのです
思った通り、喜んで、枕カバーを取り替えたり、
シーツをかける時は一緒に片方をかけて下さったりして、
イキイキされてきました
そこで、
「さわさん、取り替えたカバー類を洗濯に出さなきゃならないんだけど、一緒に持って行って下さいますか?」
と言うと
「いいよー」
と部屋を出て、歩き始めました。
もうお気づきですね。
リネン類を持ったまま、浴室へGO
さわさんが入浴拒否した理由は?
浴室までお連れしたものの
内心、ハラハラ
ところが‥‥
「お風呂に入るの?」
とあっさり、服を脱ぎ始めるさわさん
足の先から頭のてっぺんまで
綺麗に洗って
ゆっくり湯舟に浸かって
「あ~ 気持ちよかったぁ~」
ご機嫌なさわさんに
よっちんの方が驚いたのでした~
ご機嫌なさわさんと一緒に
お部屋に戻り
大好きなミルクティーを
飲んでいただきながら
聞いてみました
「さわさん、お風呂どうでしたか?」
「気持ちいいねー」
「また、次も入ってくださいね」
「それは分からないよ」
「‥‥‥」 (心の声 えっ?なぜ?)
「めんどうくさいからねー」
そうだったのか!
さわさんの入浴拒否の理由は
「お風呂」と言われても
面倒だ!大変だ!
と思ってしまっていたようです
なので
お風呂と言わないで
浴室まで来てしまえば
あっさり入ってしまうのではないかなぁ
と思った出来事でした
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