お越し下さってありがとうございます
プロフィールはこちらからどうぞ
還暦すぎてヘルパーになったよっちん
1歳半年上の夫が定年退職して、年金暮らしになったのが、3年前。
年金って、もっと多いと思ってた~
親世代とは違うということ、分かってはいたけれど
初めて実感
以前、よっちんは在宅で添削指導員をしていて
月収たったの3万円
夫は「年金で足りるように暮らそう」と言うけれど‥‥
無理無理無理~~~
月々10万円の赤字が出る~
人生100年時代、貯金を食いつぶせば、足りなくなるよぉぉ~
そこで思いだしたのが
10年前に何となく取っていた資格、ヘルパー2級
(今の初任者研修です)
資格を持っていても、10年も経っているし、まるで素人
老人ホームにダメ元で応募、採用されてしまった
その日から、よっちんの介護ヘルパー生活が始まりました
3年前、最初は半泣きで始めた仕事
10年前のテキストを引っ張り出して、読みあさり
YouTubeでオムツの当て方など見まくり
先輩ヘルパーの介護技術を見て真似しまくり
必死でした
もしかしたら、認知症は改善できるかも
よっちんの介護技術は、日々進歩しましたよ~
自分で言うのもなんですが‥
3年経った今では、要介護5の方の
入浴介助も食事介助もできるようになりました
そんなある日
要介護5で、認知症も進み、
会話もほとんど成り立たず、ほぼ寝たきり、
食事はミキサーでどろどろにしたもの
そんなおばあちゃんの食事介助をしていた時のこと!
なかなか口を開けてくれない
やっと口に入れても、ずっと口の中に溜めたまま
「う~」「う~」と唸り続けてる
お腹すいてないのかなぁ~?
食事は一時休止して
歌を歌ってみました
90歳のおばあちゃんの昔なじみの曲って、なんだろう?
「ふるさと」いいかも
うさぎ追いし かの山
こぶな釣りし かの川
夢は今もめぐりて
忘れがたきふるさと~
と歌うとびっくり~~~~
おばあちゃんが歌い始めました
そして、表情も穏やかになり
食事も食べ始め、完食されたのです
そして、さらに驚いたのは
「おいしかった~」
とおっしゃったのです
その時、思いました
認知症は改善できるのかもしれない
もっと初期の認知症の方なら
薬だけに頼らなくても
介護者の接し方で
進行を遅らせたり改善できるのではないかと
今では、必死で仕事をこなすだけではなく
密かに、認知症改善という楽しみを持って
介護をしているよっちんです
よろしくお願いいたします
ヘルパーよっちんの次の記事はこちら
\最後までお読み下さってありがとう/