TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-
このライブの開催が発表されたのは、2月14日のことでした。
2012年に日本武道館で行われたIncubation Periodから約1年。
待ちに待った発表に歓喜した。
その僅か2か月後。
発表されたのは公演延期のニュースだった。
原因は、ウツの膵臓の腫瘍摘出手術。4月に手術を受けていて、万全の体制ではないから、ということで、公演は2か月後の7月に。
正直、公演の延期うんぬんよりも、ウツの体調が心配でしょうがなかった。
もう二度と、ウツがステージでスポットライトを浴びて歌っている姿を見れないんじゃないかと思った。
それと前後して哲哉本人の口から告げられた、哲哉の肝炎発症と治療中の旨。
みんな満身創痍だった。
ライブのことなんて二の次、三の次でいいから、自分の体調を最優先してほしかった。みんな元気になったらライブしようか、でよかった。
それでも、3人はライブをするために全力を尽くしてくれた。
その思いを、努力を、受け止めに。
ウツや木根さん、哲哉が元気だってことを確かめるために。
行ってきました。さいたまスーパーアリーナ。
以下、ライブの感想です。
ネタバレを含みますので、嫌いな方は見ないでください。
スデージのデザインなんかは、9月にあるWOWOWの放送を見てください。
なぜかと言いますと、口で説明するのが大層難しいからです。
ここではステージが上段と下段に分かれてて、上段には木々が森の中のように並べて配置されてたこと、その奥には「Diner」と書かれた看板があったこと、要塞などは上段にあったということだけ把握していてくれればなんとなくわかると思います。
開演と同時に照明が落ち、メインスクリーンに字幕が。
地球への潜伏者として1984年に地球へやってきたTM NETWORK。その任期は30年。
任期残り3年の時に、地球には新たな潜伏者が送り込まれた。
2012年東京――
1950年 アメリカ
字幕の内容は大体こんな感じ。
しかし、いきなりのアメリカ…。しかも1950年…。
と、東京からアメリカに話飛んだで(;´Д`)
そして寸劇のスタート。イメージはIPの時と同じかな。
3人の宇宙人が地球に降り立って、ちょうどそこに保安官木根さんが登場。普通すぎて何の違和感も感じませんでした。
宇宙人vs保安官の軽いバトルが勃発し(と言っても、宇宙人が保安官から逃げてるだけ)、その後ステージ下段中央から列車らしきものが登場。
列車っぽいんだけど、扉のついてるところとかは大型トラックの荷台のようでした。
その扉が開くと、中からまばゆい光とともに哲哉が登場。
サングラスに白いスーツに白のマント、白いパンツ、白のシャツ着てた。
サングラスを外すと、観客から見てステージ右にある、ステージ上段へ向かう階段を登り始める。
階段を登る途中でマント脱いでました。早いよ。
哲哉が要塞の中に入ると、続いて若い男性と少女が列車の中から登場。階段を登り、ステージからはける。
一度列車の扉が閉まり、哲哉のソロ開始。
哲哉のソロが終わると、再び列車の扉が開き、今度は中から木根さんが登場。
木根さんはギターを持ってステージ左側の階段を登って上段へ。
ステージの上に二人揃ったところで演奏開始。
まずはChildren Of The New Century。
歌うのかと思ってワクワクしながら待機してたけど歌わなかった…。
続いてIGNITION。
もう一度哲哉のソロを挟み、IPやニコニコ超会議でも聞いたあのメロディ――。Beyond The Timeのアレンジ版が演奏され、そのままBeyond The Timeへ。
イントロのところでウツが奈落からせり上がってきて登場。会場から割れんばかりの拍手が。そりゃそうだ。ウツの復帰公演ですもんね…。
Beyond The Timeを歌うウツの声は前と全然変わってなくて、甘くて、やさしくて、切なくて、力強くて、時々エロティックで、ウツはウツだった。
照明はやっぱり青を基調としたもので、時々哲哉を照らし出したりする紫色の照明が綺麗だった。
Beyond The Timeを歌い終えると、今度はHumansystemへ。
照明が白基調に変わり、3人を神々しいくらいに照らし出す。最後の「She is here and he is there...」の当たりの合唱は、いつ聞いても楽しいし、歌う側も楽しい。
個人的にこの時の3人が一番美しかった…。
続いてHere, There&Everywhere(冬の神話)。
え?これ歌うの!?って驚いたけど、季節的には若干ずれた、かな?位ですし、聞けると思ってなかった曲なので、素直にうれしい。
そして、一息置いてから、今回会場限定(一部ライブシネマ会場では販売)で販売されたGreen days。
実はこの曲知らなかった。でも、多分DDあたりで作成された曲で、多分DDにも収録されてるんだろうけど、ただ単純に私が聞いてなかった(見てなかった)だけ、だと思う…。
照明がタイトルと同じ緑基調になって、すごく爽やかだった。曲もきれいだしね。
Green daysの後は、宇宙人の皆様による寸劇。
細かい寸劇がこの時点でちょこちょこあったんですけど、大きなところ以外は基本割愛。
宇宙人の皆様が楽しそうにCAROL歌ってくれました。15分くらい。
長いよ…。長いよ……。
どうでもいいですが、私が一日目脱水症状起こしたのがこの曲のあたりでした。ほかのところじゃなくてよかった…。
寸劇には木根さんが登場したり、最後の方ではウツも登場したりしました。
寸劇が終わったらそのままJust One Victoryへ。
寸劇でちょっと下降気味だった会場のボルテージが一気に戻りますw
ここからはサプライズ。ステージ上段後ろに配置されていた木々が左右へはけ、木々の後ろからアメリカの飲み屋の店内を再現したミニステージとサポメン様が登場。
ギターはなんと、葛Gこと葛城哲也。本当は自分のライブがあったのに、キャンセルしてこっちに出てくれたそうです。なんというTM愛でしょうか…。
ちなみに、この時演奏してたのはYou Can Dance。歌ってはない、かな。
葛Gたち登場で会場内が一気に湧いてるなか、葛Gと木根さんのセッション開始。木根さんはギターじゃなくてハーモニカ演奏してました。
ウツは葛Gの後ろあたりに設置されてた背の高い丸テーブルに飲み物置いてくつろいでました。
セッション終了後は怒涛のメドレーへ。
まずはライブ初演奏の一途な恋。当然ですが、キーもBPMも下がってました。でも、やっぱり疾走感あって素敵な曲。
そのままDIVE INTO YOUR BODYへ。La La La La La La~のとこの手の振りとか、楽しかった!盛り上がりますねー。
一度哲哉のソロを挟んでから、Come On Everybody。そしてCome On Let's Dance。このメドレー大好きだよね…。IPでもやってたよね…。いや、楽しいけどさ…。
Come On Everybody→Come On Let's Dance→Come On Everybodyと流れてから三度哲哉のソロへ。
そして、みなさんお待ちかねのBe Togetherへ。
メドレーの中の1曲という扱いだったので、2番は歌われず。だからターンは1回だけでした…。
Be Togetherの冒頭のウツの掛け声は、1日目が「ただいまで~す」、2日目が「皆に会えてよかった」でした。
そう言いたいのはこっちだよ、っていうね…。
しかしBe Togetherは盛り上がる。すっごい盛り上がる。Be Together聞けると本当に満足。
ウツと木根さんの幼馴染コンビが楽しそうに歌うシーンとか見れるだけで、お腹いっぱいです。
そして会場のボルテージはマックスのまま、Get Wildへ。
ウツ噛まなかった…。
照明はやっぱり赤が基調で、格好良かったー!!
Dawn Valleyは哲哉のソロみたいな感じでやりました。
ウツも木根さんもお休みタイム。今回のライブはこういう時間が多かった。
次は日替わり曲。
20日はRESISTANCE。この曲好き!
21日はI am。もうね、イントロ流れた時に絶叫ですよ。えええええ!!!?って。でも嬉しかった。Yes I am, Yes I am, Yes I am humanのところの合唱がすごく楽しかったです。ウツも楽しそうだった。
そして最後。
真っ赤な照明がサイレンのように周り、演奏されたのはLOVE TRAIN。
次は次はー!!!ってワクワクしてたんですが、ライブはこの曲で終了。潜伏者であるTM NETWORKの3人は、再び冒頭で出てきた列車に乗って帰っていきました。
こんな感じでライブは終了。
To be continudeの言葉がメインスクリーンに映し出されて観客歓喜。
エンドロール後のThis is TM NETWORKの言葉に、観客更に歓喜。
2日目は、このエンドロール後にアンコールの拍手が起きたんですが、ウツの体調のこともあってか見事にスルーされました。
あと、LOVE TRAIN前だったかに最後の寸劇があったんですが、特効にビビったことしか覚えてな…ゲフン。
というわけで、以下セットリスト。
1.Children Of The New Century
2.IGNITION
3.Beyond The Time(メビウスの宇宙を越えて)
4.Humansystem
5.Here, There&Everywhere(冬の神話)
6.Green days
7.CAROL
8.Just One Victory(たったひとつの勝利)
9. < メドレー >
一途な恋
DIVE INTO YOUR BODY
Come On Everybody
Come On Let's Dance
Be Togeter
10.Get Wild
11.Dawn Valley
12.RESISTANCE / I am
13.LOVE TRAIN
ここからはちょっとライブの内容関係ない話…いや、関係はあるんですが。
2日目の、TMの3人が帰っていくとき、メインスクリーンに哲哉が映ったんですよ。
目が光ってて、かなり疲れた顔してて、最後3人が並んだところで大きく息をついたんです。フウッて。
もう、あの姿見た時に泣いちゃって。ああ、この人どれだけ色んなこと抱え込んで、色々悩んで、今日この場に立ってたんだろう、って思ったらどうしようもなく泣けてきてしまったのです。
ウツの体調を最優先して、自分がやりたいことと折り合いつけて、その中で最善の策を練って、演出もやって、ってどれだけ大変だったんだろう。
自分だって肝炎完治したばっかりで、体調万全じゃなかっただろうに、自分のことよりもウツを最優先して…。
ずっと気を張ってたんだと思います。ここまで持ってくるのに、想像もつかないような努力なんかもしてこられたんだと思います。
だからこそ、最後の最後で、あの涙が出たんだろうな。
間違いなく、今回のライブは成功だったと思います。
彼らの音…、金色の夢に、まだしばらく浸かっていようと思います。
次は2014年4月。
その時には、体調が万全の3人と、もっともっと素敵な、眩しい位の金色の夢を見せてくれることに期待しています。
Thanks you TM NETWORK
あなたたちに出逢えてよかった
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