私の右上腕部の一部が、色を変えていた。
そこは、私が彼を愛した証拠そのものだった。
いや。彼ら、か。
忘れたくない。私は、あの夜のことを忘れたくない。
そうは思うものの、人間の記憶力など大したことはなく、忘れたくないと願う記憶も、日を追うごとに忘れ、薄れていく。覚えていたくない記憶はいくらでも覚えているのに、なぜ人は忘れたくない記憶を忘れていくのだろう。
私は色を変えたそこを撫でた。
晴れ渡った青空。雑踏。楽しげな声。落ちていく陽。時々吹く風の心地よさ。まだ鮮明に思い出せるというのに。この記憶は、明日から始まる日常に少しずつ埋もれていくのだろう。
ざあざあと頭上から降り注ぐシャワーは、私の体を温めもしなければ冷やしもしない。私は丁寧に体を洗い始めた。白い泡が全身を包んだ。色を変えたそこも、白い泡に包まれた。
私はそこを強くこすった。オレンジはいともたやすく私の体から消え落ちた。
忘れるわけではない。捨てるわけではない。
明日が来なければいいと思う。目が覚めた時、またあの昂揚感に包まれた朝を迎えていればいいと思う。けれど、それは叶わぬ夢だ。
ならば、前を向いていよう、と。次に彼らに会える日を楽しみに歩いて行こうと思う。
泡を洗い流せば、私の腕は元通りになっていた。
シャワーを止め、バスルームから出る。開けたままの窓から吹き込んでくる風は湿度と熱を含んだ夏の風ではなく、冷たい、秋の香りのする風だった。
夏は、終わったのだ。
ただフォロワーさんからいただいたタトゥーシールを、仕事に差し支えることはないだろうと思いましたがはがしただけです。
でも、なんだか寂しかったです。
MCで夏は終わらない、と稲葉さんはいってらっしゃいましたが、暦的には夏はとっくに終わってもう秋です。あと1か月もすれば冬がやってきます。
それでも、B'zデビュー25周年の夏は永遠に続くのでしょう。B'zのお二人の、そして私たちの記憶の中で。
なんかこっ恥ずかしいこと言ってますが、えー、行ってまいりました。B'z LIVE-GYM Pleasure2013 ENDLESS SUMMER 9月21日日産スタジアム公演。
千秋楽一日前です。セミファイナルです。B'z25歳のお誕生日の日です。
会場には昼頃到着したんですが、フォロワーさんと合流して昼食オフして会場で別のフォロワーさんと会って、ということを延々としていたので、ライブ始まる前にすでにチケット代分楽しんだ感がありました。フォロワーの皆様ありがとうございました!(キャピッ)
本当ならちゃんとセットリストと各曲の感想やステージ演出について述べた方がいいんでしょうが、それはほかの有能で文才のある方がやってると思いますので、私は自分の感じたことをさらさらっと書いて終わります。セットリストと一緒に。
B'z LIVE-GYM Pleasure2013 ENDLESS SUMMER 9月21日 日産スタジアムセットリスト
01. ENDLESS SUMMER(新曲)
02. ZERO
03. Pleasure 2013 -人生の快楽-
04. LADY NAVIGATION
05. 太陽のKomachi Angel
06. ねがい
07. さよならなんかは言わせない
08. GOLD
09. C'mon
10. Rain(ボスソロ)
11. 核心
12. あいかわらずなボクら
13. 愛のバクダン
14. イチブトゼンブ
15. LOVE PHANTOM
16. Q&A
17. NATIVE DANCE
18. さまよえる蒼い弾丸
19. ギリギリchop
20. RUN
-アンコール-
21. juice
22. ultra soul
<< 感想 >>
・いきなり未発表新曲が来てびっくりしたけど、サビでENDLESS SUMMERって言ってたからこのライブための新曲なのね~と納得
・Pleasure2013で5年前「生まれて初めて守りたいものが見つかった」と言っていたアイツはどうなったのー!って楽しみにしてたのにまさかの音信不通
・さよならなんかは言わせないでびっくりして変な声出た
・GOLDで号泣。聞けないと思ってたB'zの(個人的)名曲
・追い打ちをかけるようにC'monが来て、B'zのお二人の心情を垣間見た気がしてまた号泣
・Rain(ボスソロ)の映像美とボス様の音色の美しさにノックアウト
・あいかわらずなボクらに入る前のMCで大爆笑
・そのMCでサングラスを外してわざと不細工なウィンクをして見せた松本孝弘に悶絶
・あいかわらずなボクらで完全死亡
・振付曲が恋心じゃなくて5年前同様NATIVE DANCEでびっくり
・RUNに無く
・ウルソ楽しかったです
・花火が綺麗だった
オープニングのXXVに火が灯る演出もすてきでしたね。
正直言うと、セットリストはGDの時の方がよかったし、演出もGDやANMの方が良かったけど、25周年という記念の年を、盛大に祝うというよりは、こう、どことなくのどかに、普段と変わらない感じで祝った、という印象を受けました。あいかわらずなボクらのところの空気とかゆるゆるほのぼのでよかった。
25年目の最後の日を、26年目の最初の日を、特に変わった様子もなく走り抜けていったB'z。
これからも、30周年、40周年という時をさぞ当たり前のように駆け抜けていくのでしょうか。
私たちは普段B'zという存在が、明日も明後日も当然のようにそこに存在すると思っているけれど、保証された明日なんてないわけで。そう考えると、今この瞬間がすごく大切でいとしい瞬間に思える。それを教えてくれるのはいつだってB'zで、これから先、幾度となく思い出させてくれるのでしょう。
B'z、25周年おめでとうございます。
そして、26年目という新たな一歩を踏み出したあなたたちを、私は許される限り応援していきたい。
あなたたちと過ごしたこの夏の記憶は、例え霞んでも、完全に忘れることはないでしょう。
そして、そこにまた新しいB'zの記憶が追加されていくことを楽しみにしています。
ああ、恥ずかしいw
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