台湾鐵道浪漫紀行 5日  4日目 その2  花蓮  復活 LDK59 ナローの車両たち  | 私の旅ブログ

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 池上駅から、自強号で花蓮に向かいます。

 



弁当の売り子がいました。 日本ではあまり見かけなくなった光景です。



反対側のホームには、12:03発 台東行き 自強  208  号 が到着しました。
この列車の終点台東まではあと36分。 乗務員さんのお勤めもあと少しです。

私が乗る12:02発 自強 221号 はこの列車の到着を待って発車します。

 


 



若い車掌さんが検札に来ました。



定刻に列車は到着。



現地旅行社 台友旅行社のお力なのか、駅構内の貴賓室を使わせていただけました。

旅の荷物はそこに置いて身軽に見学に行けました。


LDK59号 蒸気機関車 (LDK50型)

日本統治時代の台湾総督府鉄道が1915年(大正4年)から762mm軌間の台東線で使用するために導入したものです。

台東線が1067mmに改軌された1982年まで使用されました。


初日に見た台北駅前のLDK58



LDK59は、台東の鯉魚山公園に静態保存されていましたが、2010年、台湾鉄路管理局の手で動態復元されました。


花連駅構内で、私たちの団体のために特別運行していただけました。

牽引されている車両も、珍しいものばかりです。


1961年製造のLDR2300型(LDR2307号) 台東線光華号として762㎜ナローゲージ世界最高速(時速70キロ)運行をした車両。

  


 



LDR2300は、台東線の改軌後、1067mm軌間で走れるよう改造され引き続き、普通列車として使用されました。

インターネット上に貴重な映像を見つけましたので、紹介します。

DR2000型 東光華號 珍奇禄像
http://nviewer.mobi/player?video_id=sm16332227



2両目 3両目も 珍らしいです。 



2両の1100型 木造客車 LTPB1375(1943年製造)  LTPS1102(1930年製造)
 
花蓮市内で静態保存されていましたが、2010年復元修理されました。



3等客車 LTPB1375 車内



 


3等座席・寝台合造車  LTPS1102

座席部分から寝台室が見えています。


寝台部分 定員8人 

ナローゲージの寝台車。 
夜行列車は、170.7キロを所要7時間をかけて走行していました。



LDR2200型(1956年号)気動車 
1956年 製造  


 


 


                                         
    LDR2204の運転台 


 


 

動画です。





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YOUTUBE内に、展示場所まで回送する模様の映像がありましたので紹介します。





花蓮駅前の広場には、さりげなく車両が展示されています。


LDT100型蒸気機関車(LDT103)

1942年に日本車輌で製造された1D1のテンダー機関車です。40トンの重さがあるため玉里より南には入線できなかったそうです。

762mm ナローの機関車とは思えない堂々としたスタイルです。

 



貨車も保存されています。

 

 
このあと、花蓮の駅から台北に向かいます。

(次回に続きます。)