台湾鐵道浪漫紀行 5日  2日目 その3  台中→高雄 新幹線台中 保安駅  高雄のMRT   | 私の旅ブログ

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台湾高鐡(台湾新幹線) 台中駅 は、台湾鉄路局(在来線)である鉄路局の新烏日駅と連絡しています。
台湾新幹線の各駅は、在来線の同名駅と離れていても、平気でその町の名を名乗っています。

在来線には、昔から台中駅があります。
台中市内でタクシーに乗る時は、ただ運転手に 「台中車站」 と言うと、在来線の台中駅に連れて行かれる可能性があります。 
高鐵の台中駅に行きたいのであれば「高鐵」を強調しておく方が安心です。 

新幹線の台中駅構内は、鉄道に商品を販売するお店が多いです。

私は、この街に住む友人に会うために新幹線開通間もないころに、この駅に来たことがありますが、その当時は、売店以外はお店がありませんでした。

ずいぶんお店が出来たものです。 街の玄関口としての機能が働き始めたのでしょう。

新横浜の昔 その後の発展ぶりを思い起こしました。

 

 
模型屋さん


 




こんな商品見つけました。  台湾限定プラレール。

タロコ号セット(1495元)に 台湾新幹線セット(1795元)  


プユマ号のセットも発売されました。  
695元。 3.5円として約2400円 それほど高くないかと思ったら2両編成なので、日本と同等の価格か。 

 

紙箱王  段ボール細工のお店のようです。

左の機関車は、阿里山森林鉄路のシェイ型機関車。


こちらは、蒸気機関車 CK101

 

遅めの昼食は、夕食との時間も詰まるので、モスバーガーでハンバーガーのセットを食べました。

寒い一日、暖かい紅茶がありがたく感じました。


再び新幹線に乗って 台南を目指します。




チケット  團體票 と書いてあります。 団体券 です。

通常の運賃はこの区間 NT$ 710  5%引きのようです。
調べて見ると、11人以上で同じ列車の同じ等級であれば団体運賃を適用できるようです。

 
 以前台湾に来た時、台北は雨なのに、高雄は晴れていたことがありました。

今回台湾に来て初めて太陽の光を見たような気がします。

 

わずか40分ほどで台南に到着。




駅前には駐車場業者があるようです。

全部屋根付き駐車場 新幹線15%引き切符 一日最大100元 レンタカー会社の事務所もあるようです。

日本でも地方の新幹線駅に行くと、似たような光景が見られます。


 CHIMEI  奇美 と言えば、台湾のコングロマリット 
化学工業から食品まで様々な業態を持っています。
液晶パネルで名をはせた時期もありました。 


台南に本部がある会社です。 これは化学工場か。


建設中の公園らしきもの。  台南大都会公園と書かれていました。

調べて見ると・・・奇美博物館  地元企業の社会貢献でしょうか。
http://www.chimeimuseum.com/_chinese/03_news/03_news_detail.aspx?ID=210&MID=15




保安駅に着きました。 小さな駅です。
 


駅前は静かなたたずまいです。


區間車(普通列車) EMU500形電車  韓国大宇重工製の電車です。
冷房完備の普通列車は區間車と呼ばれます。
もはや冷房が装備されない普通列車(普快車)は、台湾西部にごく一部残るのみとなりました。


台湾の鉄道むすめ?

 
電車の発車風景 
改札口に乗客が降りてきます。 




縁起切符

保安 から 永康 まで 20元 
 
切符に表記された駅名を反時計回りに読むと、永・保・安・康となるからです。

これは中国語で 「永遠に安らかで健やかでありつづける」

というような意味になり、とても縁起のよい言葉になるのです。

 
この切符が台湾でブームになったきっかけは2000年に制作された、フォルクスワーゲンのミニバンのCMです。
 
VW T4 2.5 GP TVC-Taiwan(永保安康篇)

保安駅で永康駅まで3枚の切符を買ったのに電車に乗り遅れた3人の女子生徒

たまたまその電車から降りてきたお母さんと男の子。

お父さんが、駅まで迎えに来ていました。

お父さんは、永康駅まで車で送ってくれました。

お礼に、女子生徒は電車の切符をあげました。

その切符は、車のお守りになりました。
 


「永保安康」の検索過程で見つかった、中国語POPS。

吳宗憲《永保安康》 2001年の曲だそうです。

若かったあの頃を思い出す。あの娘は今どうしているだろう。
あなたの永保安康を祈ります。と言った内容の歌のようです。

伝言板に「希望你們 永保安康」

映像に出てくる切符は、90年。民国90年は2001年です。

この駅 この路線の映像が出て来ます。懐かしい列車も出て来ます。 

少し横道にそれました。


最新型の普通列車 EMU800型がやって来ました。

8両編成 最初の2編成は、2013年 日本車輛製。
今年1月2日から運行を開始しました。
量産編成は、日本車輛の指導の下、台湾車輛で製造されます。
 



貸切バスは、高雄を目指します。

高雄市内に入って来ました。

 
宿泊ホテルに入る前にレストランで夕食です。 
海寶國際大飯店 美味しかった。ツアーメンバーも皆打ち解けてきました。
やはり話が弾む食事は美味しいものです。

 海寶國際大飯店
http://www.haipao.com.tw/
ここはホテルではなく大宴会場を持ち婚礼などもできるレストランのようです。
台湾で大飯店と言えばホテルだと思っていましたが、レストランもあるようです。



本日の宿泊ホテルは、高雄国賓大飯店(アンバサダーホテル)

                   (この画像はホテル紹介ページから。)

私がこのホテルに泊まるのは、2回目です。
四半世紀以上前、初めての台湾旅行で落成間もないこのホテルに泊まりました。
とてもきれいなホテルであった印象が今でも焼き付いています。
その後さらに新しいホテルが建ったものの老舗ホテルの貫録が充分あります。

 
窓から外を見て感激。 愛河の眺めが素晴らしい。

 
新年 干支である馬の飾り

 
くまもん ではありません。
「黒熊」は台湾で一番大きい動物で、台湾原産のクマ 環境破壊で絶滅に瀕しています。
国賓大飯店の開業50周年を記念して環境保護を訴えるためにここに立っています。



ツアー参加者の方と、高雄MRTに乗りに行くことにしました。

愛河のシンボルの小龍 高雄がこれから経済的にも発展して 
『 龍のように 』 空高く飛んで行ける様に・・・という願いがこめられているそうです。



 
市議会駅まで徒歩約10分 

橘線で一駅 美麗島 で紅線に乗り換えます。

 
シーメンス製の電車車内  


7駅目 世運 駅 で地上に出ます。

2009年 ここにある 高雄国家体育場で、夏季オリンピックの翌年に開催される、ワールドゲームズ(2009高雄世界運動會)が開催されたことを記念して命名された駅名のようです。
台湾は略して表示するのが好きなようです。
(わが国で、国民体育大会を国体と言うようなもの?)

台湾のMRTは右側通行 3両編成の電車ですが、6両分のホームが作ってあり、電車はホームの端まで行って停まります。夜間撮影ではこの場所では電車が流れてしまいます。


後方から停車中の電車を撮影。


流し撮りに挑戦 


ホテルに戻る前に、ホテルの対岸のイルミネーションが気になっていたので行って見ました。

 
ホテルの隣に二倍ぐらいの高さの高層ビルが建ちました。 



このゴンドラで遊覧クルーズもできます。


屋台  フライドポテト えびのスティック  真ん中の店は何でしょう?

 
お姉ちゃんが売っていますが・・・

炸蟋蟀 ・・・・・こおろぎ の揚物?  これは ゲテモノです。

你有勇気挑戦嗎 勇気を出して挑戦しなさい? これは遠慮しておきます。

 
(次回に続きます。)