台湾鐵道浪漫紀行 5日  2日目 その1 渓湖糖廠 蒸気機関車 346号  | 私の旅ブログ

私の旅ブログ

自己満足のブログです。よろしければご覧ください。

2日目は、6時30分モーニングコール 
日本との時差は1時間 日本の7時30分に相当するので得をした気分です。
朝食ブッフェを食べ8時出発。

バスの車窓から  


台北駅 台湾高鐡(新幹線)の改札を通ります。

 

  

 


速達タイプの列車なので板橋だけ停車 桃園 新竹は通過 50分足らずで台中に着きました。

 
貸切バスで新幹線の台中駅をあとにします。

 
渓湖糖廠に着きました。


渓湖糖廠

日本統治時代 1919年(大正8年) 大和製糖會社として操業開始しました。
1946年  台湾糖業公司が発足して渓湖糖廠と改名されました。
2002年まではここで砂糖の製造を行っていました。
製糖工場跡は観光施設として生まれ変わりました。
台湾には、観光糖廠と呼ばれる、製糖工場跡地利用の観光施設が多数あります。


日立製作所製のディーゼル機関車


建物の中には、機関車が保存展示されています。

604号機関車  1920年(大正9年)日本製

 


326号機関車  1940年(昭和15年) 日本製

 


364号機関車  1949年(民国38年) ベルギー製 

 


 801号 ディーゼル機関車 1967年(民国56年) 日本 日立製作所製

 


構内の裏手に行ってみました。

製糖工場で使われた貨車などが残されています。

 
ディーゼル機関車も保管されています。

 
ひっそりと廃車体がありました。 

 
製糖関連の原料や製品のほか、旅客輸送もしていました。

 


復元して欲しいものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2005年 台湾人の友人に、月眉観光糖廠へ連れて行ってもらいました。
そこではディーゼルカーが整備されて保存展示されていました。

ちょっと 横道にそれますが、その時の写真です。


運転台 

 
車内はこんな感じです。 

 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

元に戻ります。

列車がやって来ました。

 
動画です。



五分車 とは 半分の車の意味です。
線路の幅 標準軌間は1435mm  ここの列車は、762mm 
ナローゲージです。

かつてはサトウキビを運んだ線路のうち、3.6kmを往復します。

 
列車は畑の中をガタガタ揺れながら走って行きます。

 



2月11日ですがもう田植えが行われています。
でもこの時の台湾は寒気に見舞われ体感気温は5度ぐらいに感じました。
現地テレビでは、この週に150人ほど、寒さによる死者が出たと報じていました。
(言葉はわからないのですが台湾のニュースは字幕が多いのでこれでよくわかります。)
亜熱帯の台湾でなぜ寒さによる死者? 日本本土よりは暖かいはずなのに。 
台湾には暖房設備そのものがあまりありません。 部屋が寒くなってしまうのでしょう。

  

 

 

折り返し点の 濁水  機関車の機回し作業が始まりました。



 

 
戻って来て、名物のアイス 寒いので迷いましたがせっかくなので買いました。
なんだか懐かしい味でした。


(次回に続きます。)