白虎S岡さんから予約が入り、施術後に手鍋焙煎の達人Yさんのコーヒーを飲もうという話になりました。
Yさんは手鍋焙煎の達人で私も色々とアドバイスをいただいている手鍋師匠です。
施術後早速お茶会開始。
豆を見ると中煎りと書いてあります。
色合い的にはもっと浅いように感じましたが、2ハゼギリギリ入る前に止めているらしい。
焙煎では一番難しい煎り方です。
早速私のお気に入りタイムモアC2MAX22クリックで挽きました。
中挽ぐらいの一番オーソドックスな挽き具合です。
スケールはJoshin改装セールで見つけた掘り出し物。
タブレットと連携して、時間と比率まで測れる優れものです。
ドリッパーは最近お気に入りのハリオペガサスドリッパーと同じ形の夏目友人帳くじで当てたやつ。
早速Yさんのコーヒーを淹れてみました。
淹れ方は私が初めての豆でいつもやる4-6メソッド。
いつもはもっとサーバーもカップも温めますが、今回は施術所内でやってるので適当。
いざ試飲。
「これは凄いですね」
と思わず口に出る切れ味の良さ。
私はブラックコーヒーが苦手で基本的に豆乳を入れますが、このコーヒーはブラックで全然嫌な感じがありません。
手鍋焙煎をするとどうしてもスモーク臭みたいな香りが残ったりしますがこの豆は全く無くコーヒーの良い香りが漂ってきます。
本当に手鍋でやったのかと思うぐらいの出来上がりで、これに勝る自家焙煎コーヒー屋さんがどれだけあるか。
2回淹れてもブラックで飲み切るぐらい完成度が高かったです。
そこで私の豆も出してきました。
「この後でなんですけど、この豆も飲んでみてください。」
と言って出したのが私が焙煎した失敗豆。
短時間焙煎を目指したらどうも火の通り方がかなりムラができてしまい、最初の時みたいな不味いコーヒーが出来上がりました。
それを熟成させて少しは味がこなれたかと思いましたが、S岡さんと飲んだところ本当に不味い。
Yさんのコーヒーがいかに出来が良いかが分かる結果になりました。
S岡さんは
「あー治療後なのに頭が痛くなってきた」
と言います。
私もずっと口の中が気持ち悪く何かリセットしたいという気持ち悪さ。
手鍋焙煎を始めてちょうど2年。
そこそこ極めたかと思ってましたが、手鍋焙煎でこんなにスッキリした美味しいコーヒーになると知ってびっくり‼️
まだまだ浅かったです。
コーヒー焙煎だけに・・・
Yさんから再びレシピを頂いたのでもっと極めるように努力します。