読書好きの患者さんに最近何を読んだか聞いたところ。
「EQって知ってますか?」
と聴かれました。
EQって単語は初耳です。
「知らないですねー。初めて聞きました。」
と言うと。
「IQってあるじゃないですか。それの心版で、EQが高いと人間関係や仕事が上手くいくっていうやつなんです。」
そこまで聞いてへーって思いましたが、それに続いて、
「EQはIQと違って後からでも上げられるんですよ。」
と言われ急に興味が出てきました。
「じゃあ買います」
と言ってその場で注文したら、
「えっ、本当に買ったんですか?」
と患者さんもびっくり‼️
レビューを見て、テストも受けられるやつを買いました。
それが「EQトレーニング」の方です。
「EQ2.0」の方もテストを受けられますが、コードが一回切りなので、中古本を買うとテストが受けられないそうです。
気をつけてください。
もともと対人関係が苦手じゃないけど面倒でなるべく避けてきて、今も避けて生きていますが、やっぱり仕事をしていく上では対人スキルというものが必要になります。
白虎S岡さんのように対人スキルお化けのような先天的にEQが高い人もいますが、私はどちらかと言うと他人に興味がない。
興味がないと言うより、おそらく他人と比較して劣った自分が見えるのが嫌なんだと思います。
いつまでもそうは言ってられないのでとりあえず読んでみました。
EQという言葉自体は1990年代には存在していたようで、最近になって注目されてきたそうです。
こういった手法はいろんなやり方にも入り込んでいるので、特にEQだけが特別という訳ではないらしい。
近年、「非認知能力」の重要性が取り上げられますが、これもその流れなのかもしれません。
「EQトレーニング」の方にはテストのサイトが掲載されており、メールアドレスを入れて送信するとテストのアドレスとパスワードが送られてきます。
そしてテストした結果がこれ。
それぞれの項目で4以下が対策が必要らしい。
私の場合は「理解」の項目が3つのうち2つが3。
これはやばい!
調べてみると、この項目は「自分の感情の分析」にあたる。
つまり、自分自身をあんまり分析してみていないということで、これが低いと自分がなぜ怒ったり喜んでいるかを考える習慣がないらしい。
そのくせ相手には自分の感情を抑える傾向があるから、なぜ自分がイライラしているのか分からずにストレスを溜め込んでしまう。
自分を見つめる習慣をつけて、「今怒っている」ということを認識することで「なぜこんなにイライラするのか」が分かれば、それを相手にも伝えられるし我慢もしなくても済むのかもしれない。
そう思いながらも、一番の問題は、私自身、他人にそれほど興味がなく対人関係を良くしようという意識がないことなのかもしれません。