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先日、自閉症の子がたまに患者さんとしてこられるという話をしたら「東田直樹」さんの本を勧められたので読んでみました。

自閉症の子にはこんなオステオパシー治療をしないさいという対応の仕方は習ったことはありますが、自閉症に関しては大まかにしか知りませんでした。
この本を読んで、さらに何も知らなかったと愕然とすると同時に、世の中のほとんどの人が自閉症について誤解をしていることを知りました。

著者が書いていますが、「壊れたロボットの中にいるみたい」という表現が一番わかり易いのかもしれません。
頭ではわかっていて、それに対して行動しようと思っても、体が思うように動いてくれない。
意に反して叫んだり走り回ったりしてしまうのも、自分ですべて分かっていて、それに対する後悔、悲しみなどの感情が出てくるらしいです。

会話も出来ない自閉症である本人の言葉はとても勉強になり、健常者では到底理解できない感覚をわかりやすく書いてあります。
話している言葉は理解できても言葉が出てこないのは、「ど忘れ」似ているらしいです。
なんだ「ど忘れ」かと思いますが、常にそんな状態であれば、自分を表現できないもどかしさや苦しみがあるんでしょう。

当院に自閉症の方が来られた時は、なるべく物の配置もその方が最初に来られた時を再現するようにします。
パソコンの壁紙、ぬいぐるみの配置、枕の場所、タオルの色など。
自閉症の方は全部それを覚えていますが、それが点の記憶であるため変化すると不安になるそうです。
壁紙やタオルの色などの個々の記憶を辿って行くことで一度来た場所というのを認識して安心感を得るのでしょう。
変化を嫌うのは年をとった方も同じで、やっぱり記憶が続かなくなったことの不安を変化しない物を求めることで安心感を得ようとするのでしょう。
蛍光灯の色一つでも「前のほうが良かった」って言いますから。

著者の言葉で一番心に残ったのは
「相手のためだという理由で好き勝手なことを言うよりも、その人の悲しみや苦しみに寄り添うだけのほうが大切なこともある」
ということです。
これには私も大賛成で、「言って悪いけど・・・」と言ってアドバイスをされることがありますが、そのアドバイスは本人の例であって自分には合わないことが殆どです。
変えないといけないことは分かっていても出来ないから苦しんでるのであって、いろいろとダメなところを指摘されると余計に落ち込んでしまいます。
私の場合は相談されたら「自分の場合は・・・」と付け加えて話したりはしますが、基本的にはアドバイスはしません。
本人が動き出すまで暖かく見守るのが大切なんでしょう。
子育てと一緒ですね。
でも、水曜日に一緒に働いているZAKIYAMA氏はまた別物。

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