穂高連峰・コブ尾根 | 登山教室Serow(セロー)のガイド日記

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日々のガイドの記録です。

GW前半の第二弾は穂高連峰のコブ尾根へ。

 

GWの名物、鯉のぼり。

 

翌日は朝4時に岳沢小屋を出発。1つ目のコブはスタンディングアックスビレイでお客様をロワーダウン。

毎年、この場所でボラードで懸垂した痕跡があるのですが、割り箸や木の枝で補強してあるのを見かけます。おそらくボラードが壊れると思って補強しているのだと思います。初めてボラードで懸垂する時に怖い気持ちがあるのは理解出来るのですが、補強で使っている割り箸や木の枝でロープが滑って上方向にスッポ抜けることがあるので、ある程度はロープがボラードに食い込んでくれた方が良いです。

 

2つ目のコブ。

 

そしてコブ尾根の頭へ。ジャンダルムがすぐ近くに見えるのですが、雪のコンディションによっては下降で時間が掛かる可能性があるのでジャンはパスして天狗のコルから岳沢に下山。

 

14時過ぎには上高地へ下山。少し時間があったので、五千尺ホテルのカフェでスイーツ。

 

信州ふじりんごのアップルパイとラムレーズン添え。ボリュームも味も素晴らしいです。