母が調子が悪いことも
なんとなくうやむやになったまま
翌週の火曜日の夜
実家で夕飯を一緒に食べていて
ふと母の足を見ると
物凄く浮腫んでいる
普段から浮腫みがちな足なのだか
もうパンパンに浮腫んでいる
先週の痛みの話を思い出した
「お母さん、痛いのどうなった?」
『相変わらずよ。酷くなってないけど』
「でも、足すごく浮腫んでるよ」
『一日中座ってたから…』
尋常じゃない足を見て
今週の土曜日に必ず病院に連れて行こうと
秘かに決心した私
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それから2日後の木曜日の夜
従弟のタロが福岡に出張で来たからと
父のお参りをしようと母に連絡をしたらしい
「おばちゃん家におらんよ」と
私に連絡して来た
そんなはずはないけど…と
母に電話すると『病院行ってた』と返事
「この暑いのに病院?具合悪いと?」と聞くと
やっぱり痛いから近くの病院まで歩いて行ったと
『さすがに帰りはタクシーに乗ったわ」と
笑いながら言うんだけど…
近所の病院って私たち(子供たち)の間では
すこぶる評判が悪い…
(あくまでも個人的見解です)
お母さんの胸骨骨折を見落としたし
お父さんの発熱も「解熱剤」くれて終わりだし
「お母さん、なんであそこに行ったと?」
『近いからね』
「どこが悪いって?」
『私が膀胱炎かも…って言ったら
(菌が)心配する値じゃないから
お水たくさん飲んだらいいよって』
「お薬は?」
『飲まなくても大丈夫だって』
「ふ~ん」(ホントか?)
それよりも、真夏の炎天下に病院まで
徒歩で15分弱
何故タクシーで行かなかったのかと
文句を言ったけど…聞く耳持たず
「横になって安静にしててね
あとで行くから」と
電話を切った
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その後、東京に帰るタロと空港の近くでお茶して
「今から帰る」と母に電話をしようと
スマホを見ると母から着信
「どうしたと?」
『こっちに来れる?熱が出ちゃった…』
「え?何度?」『37.6℃』「すぐ帰る」
弟に電話すると『空港の近くにおる』と
空港に回ってもらって急いで家に帰った
もう、なんか悪い予感しかない…
つづく