さだ まさし の歌に「風に立つライオン」と言うのがある。
私はファンなので昔から彼のCDは良く買っていて、
車のハードディスクにも曲が沢山コピーされている。
勿論、コンサートにも行って来た。
曲は「アフリカの父」と言われるシュバイツァー博士の本を読んで感銘し
医師になろうと決心して、アフリカに渡った宮崎県の柴田紘一朗医師の
話が基になっている。
http://matome.naver.jp/odai/2142634331159764601/2142650323782430403
1987年 さだまさし 作詞・作曲 その後、小説として
書き下ろされて、映画化となった。
博士のアフリカからの手紙と言うのが其の侭、歌の歌詞になっていて、
曲付けも壮大なアフリカの大自然をイメージしている。
佐渡裕の指揮でオーケストラバージョンで見応えもある。
さだまさし が熱唱している。これは映画のダイジェスト版。
先週、フランスでテロが起きて多くの人が亡くなった。
私は直ぐにこの曲と映画の事が気になった。
人の命を助けようと懸命に努力している医師がいるのに
テロと言う手段で人を殺そうとしている人間。
映画の中でその医師達が襲撃されて殺されそうになる。
仲間が打たれて「撃て! 奴らに応戦しろ!」と
仲間から差し出された自動小銃。
「俺は、人の命を救う医師だ!奴らは撃てない!」と、叫ぶ・・・。
我々人間は一体何をやっているのだろう?
もう一人では歩く事、食べる事さえ出来ない人を病院に
入れて何とか助けようとしている一方、あんなに簡単に人を殺してる。