インプットが必要です
施術経験や院運営が長くなると施術や身体の仕組みについて、新しい情報をインプットする機会が少なくなります。
「そんなことないよ～」という施術家の先生もいらっしゃるかと思いますが、日々真剣に目の前のことに取り組んでいると気がつかないことがあるのです。
立場などは一切気にしてはいませんが、日々を忙しくしていると他の観点や考え方などをインプットする機会がつい少なくなります。
それは、つまり新しい情報を得る機会を損失しているわけです。
良くないですよね。
そこでふと気がつき、当院の若手施術スタッフである貞谷先生に質問をしました。
貞谷先生に施術の方法や特定の症状に対してのアプローチをする部位やその意味を聞きました。
結果、予想以上の発見があり、とても役に立ちました。
聞いてみるものですね。
早速、施術に活かしたところ、良好な反応を得ることができました。
年齢や経験は大事ですが、そういったものに関係なく、関わる全ての人にいろいろ聞いてみることは有益ですね。
来院される方がそれぞれ違うのと同じように、施術者もいろいろな方がいて、それぞれの観点があります。
スタッフがいる院を運営していて、これを活かさない手はないですよね。
日々を振り返ると、アウトプットはとても多くむしろそればかりになっていました。
来院される方への発信はもちろんのこと、スタッフへの指示や提言、そして小言・・・
アウトプットばかりでした。
自分自身の考えや方針を伝えることばかりでした。
分かっているつもりでも、人の意見や新しいことに対するインプットは少なくなっていました。
年齢を重ね、経験を積み、今の立場になると、何かを言われたり注意されたりすることは少なくなります。
ゼロではありませんが、若い時や経験が少ない時に比べると圧倒的に少なくなっています。
ここは、自分自身をアップデートするためにも、積極的に意見交換をしていこうと思います。
また、年代や経験を問わず、普通に意見交換ができる院にしていこうと思います。
これからも、初心を忘れず、「何ができるか？」「もっとできることはないか？」を謙虚な姿勢で取り組んでいきます。
お身体の問題でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
今年度もよろしくお願いいたします。
伊藤 友円
※院内およびスタッフは、感染予防対策をとっています
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