浅田真央選手をはじめ日本の女子フィギュアスケートはソチオリンピックにおいては残念な結果であったと思います。やはり4年に一度のオリンピックゆえのプッレシャーでしょうか。
メダルの期待が大きかったために過大なプレッシャーとストレスが思うような滑りにつながらなかったのでしょう。ショートプログラムでは浅田選手自身もそういうコメントを残していました。何かが違うなと。
このブログでもお伝えしているように、精神的なストレスは本人に自覚がある、自覚がないに関わらず、身体的に大きな負担がかかります。普段は問題ない動きでも、思うように動かない、思わぬ動きをしてしまうなど自分自身でも意識していない動作や行動になることがあります。
これは脳で感じるストレスによって神経伝達が上手くいかないことに原因があります。
となると、いかに脳でポジティブな意識ができるかということが大切になってきます。
浅田選手も、そんなことは自分自身が一番わかっていると思います。よってトップアスリートは常にプレッシャーの中で最高のパフォーマンスを出すための訓練をしているのです。それでも実際にそういう場面になったら難しいんでしょうね。
これは一般の方でも同じです。たとえば、習い事の発表会、仕事のプレゼン、目上の方との会食とか、僕の場合はサッカーの試合でのPKですかね・・・。
まあ、客観的にみてオリンピックでのストレスとはレベルが相当違いますから一緒にするなと言われるでしょうが、本人にとっては物凄いプレッシャーでありストレスなわけです。(自覚がなくても)
よって、気持ちを落ち着かせリラックスをすることが必要になります。それができればいつも通りからだは動くわけです。むしろ、いつも以上の働きをするかもしれません。
そんなことわかっているけど・・・、というのが現実でしょうが、常日頃から意識的にポジティブなイメージをもつことが訓練になります。
緊張する場面、失敗してはいけない場面、できなさそうと思ってしまう時、立ち上がって大きく深呼吸をしてみてください。きっと力が抜けて楽になるはずです。いきづまっている時ほど、変化を感じられると思います。
カイロプラクティックの施術では、脳神経系のはたらきを回復させ自律神経を安定させます。メンタル的な訓練とともに神経伝達をスムーズに行う環境を整えておくことも、安定した高いパフォーマンスを引き出す効果があります。
浅田選手はオリンピックでは残念な結果になりましたが、フリーではできる限りのパフォーマンスを披露してくれたと思います。ただ、もう少し笑顔で滑って欲しかったかな。笑顔で滑れるようにしてあげたかった。これは、メディアやファンも含めて周囲の責任だと思いますが。(個人的な見解です。)
本当に引退なのかな?今後の動向が注目されますが、とりあえず、お疲れ様でした。
伊藤 友円
豊洲カイロプラクティック
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