江東区東雲在住 30代男性 デスクワーク
1年前、ランニング中に右足首をねんざした。それからは走っていても右足首がゆるい感じがして足首を手前に曲げる動きが固くなり左足に比べ曲がらない。長距離を走ると左足の太ももに張りを感じる。しばらくは右足首にサポーターをしていたが走りづらいこともあって今はしていない。右足首は、以前はく離骨折をしたことがある。
来院時は右足首が内反（内側に曲がる）して歪んでいました。触っていくと前の外側に少し圧痛があり、アキレス腱が固くなっていて右足首を手前に曲げる動きに制限がありました。また全体のバランスも悪く左右両方の足首、膝、股関節、骨盤に正しく荷重がなされていません。矯正は、右足首周辺の筋肉、筋膜を緩める施術を行いアキレス腱の緊張を緩和させました。直後に右足首を動かしてもらうと制限はあるものの可動域が改善しました。この右足首が原因でからだ全体のバランスが崩れていたため、安定したバランスを保てるように矯正し、施術後は安定したバランスを実感してもらえました。
参考画像：右足首だけ手前に曲げづらい状態でした。
この方のケースは、右足首の外傷から負のスパイラルに陥ったケースです。
さらに左足の太ももにも負担が出始めていたので、他の箇所の故障という最悪の事態は避けられましたが、本人が思う以上に影響が出始めていたと思われます。また、はく離骨折の既往歴があるので1年前のねんざ以前よりバランスの悪さがあったと予想もできます。
右足首は継続して筋肉・筋膜を緩める施術をしていけば、さらに可動域が回復するでしょう。
明後日の東京マラソンへの出場が決まっているようなので時間は少ないですが、最後に足首のケアとともに施術によってバランスを安定させたいと思います。
ねんざであっても放っておくとからだ全体のバランスに影響を与えます。気になる方は早めに専門家にみてもらいましょう。
伊藤 友円
豊洲カイロプラクティック
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