「どんな暴れ馬も」~~菜根譚~~ | 未来へのなりたい自分に光をあてて、進む道を一緒に探しましょう。夢も希望も不安も悩みも芹沢流算命学がお手伝い!

洪自誠

菜根譚 前集 77条

 

泛駕之馬
可就駆馳
躍冶之金
終帰型範
只一優游不振
便終身無個進歩
白沙云
為人多病未足羞
一生無病是吾憂
真確論也

 

どんな暴れ馬も
いつか乗りこなせるようになる
炉からほとばしり出た金属も
やがては鋳型におさまる
だが遊び好きでぐうたらな男は
一生、見込みがない
白沙(明代の学者)が言った
欠点だらけなのは恥ではない
一生、欠点がないこと、この方が厄介だ
その通りである

 

「遊び好きでぐうたらな男」

 

たしかに、付ける薬はなさそうですね。

大変な目に遭っても、そこで、気づけばいいのですが、

なかなか、気づかない。

 

人生、失敗はつきものです。

というか、

失敗の連続です。

そこから、なにを学ぶのか。

反省し、検証し、次に活かせるか。

 

わたしは、

反省しない人間でした。

なんとか、やってきちゃいましたからね。

それがいけない。

 

特別な能力もなければ、努力もそこそこ。

死にものぐるいでことに当たったことは少なかったです。

 

「そろそろ、気づきなさい。

このままでは、だめですよ。」

と、

天のほうから言われているような気がします。

 

 

日日是精進

 

ということなんだと思います。