日曜日は師会の研修会に参加してきました。
演者は中田和宏先生。
①『右反回神経麻痺による息苦しさを訴える一例』
②『急性腰痛の一例』
お題はこの2題。
①は甲状腺摘出後の反回神経麻痺による声帯閉鎖不全による息苦しさを訴えた症例に対して、約1年間のフォローにて症例の目的であった登山が可能になり略治となった報告でした。
②急性腰痛の症例に対して1本の鍼にて疼痛消失した報告でした。
さて症例報告には演者の隠されたメッセージってのが必ずあるんです。
今回はそれぞれに隠されたメッセージがあり、2つ合わせて発表することで、また違うメッセージになっているんです。
・・・と私は思っています。
※飲み会の時にその手法について指摘させていただくと、
『わかる人にだけわかればいいんだよ~』っておっしゃってましたからね。
なんか文学的というか・・・演者はやっぱうまい。
私なら考察にズバッと書いちゃいますもんね。(捻りがない)
このメッセージはディスカッションの時にちらちら出てましたよね。
みなさん気づきましたか?
いろいろと勉強になった研修会でした。
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
※『後で、原稿だけ手に入れば参加しなくても同じだろ』って思うでしょ?
演者もそんなことわかってて、そうならないように、キモの部分は参加しないと分からないように作るんですよ。
上手な演者は特にそうなんです。
なのでみんな参加しましょうね。