新中2講座受付中

 

 

 

12月1日のお問い合わせ(ご連絡順)

 

①豊中第13中ーーー男子

②豊中第17中ーーー男子

③豊中第3中ーーーー女子

④高野台中ーーーーー男子

⑤箕面2中ーーーーー女子

⑥豊中第15中ーーー女子

⑦◯◯中ーーーーーー女子

⑧池田中ーーーーーー男子

⑨池田中ーーーーーー男子

 

#⑦の方はこちらの判断で学校名は出しておりません。

#お一人様(校外生)が通知表の水準に未到とのことで残念ながらまた別の機会にということになりました。

 

男子5名 女子4名 合計9名

 

 

◻️◼️◻️◼️◻️◼️◻️◼️◻️◼️◻️◼️

 

 

おはようございます。

 

冬期講習に入る前に好きなもの好きなだけ食べたれ!と食べまくった結果この数日で2kg太った重本孝です。

 

#Debu is the final liberty

 

 

 

 

 

1月に平日の午前から特訓授業を企画した塾のニュースから考える個人的な塾の役割雑感。

 

 

 

まずはご存知ない方のために、以下がくだんのニュースの概要となります。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

記事抜粋

 

中学受験指導などを行う進学塾enaを運営する学究社は、2026年1月に予定していた「小6入試直前必勝特訓」の平日午前からの開講分を中止することを決めた。「諸般の事情」としている。小学校を休むことを前提とした平日開講を巡っては、SNSで「やり過ぎ」などと議論になっており、取材に対して17日、中止すると回答があった。

 

中略

 

enaのサイトによると、「必勝特訓」のスケジュールは1月9日から31日までの計23日間。5つの日程に分け、土曜特訓や日曜・祝日特訓のほか、平日の午前9時から午後4時までと、小学校の授業にかかる日程を組んでいた。内容は、都立中の特徴である「適性検査」対策を行うもので、講座料金は平日5日間受講した場合、8万8000円だった。 Xでは「これは駄目でしょ」「小学校欠席を前提に塾を開くのはおかしい」などの異論が多く出た一方、「ニーズありそう」「1月だけならいいかなと思った」と肯定する声もあり、議論になった。


後略

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 




今日はこの企画の是非や中学受験生が直前期に小学校をお休みすることの是非を語りたいのではなく、自身で個人塾を17年経営する者として開講当初から今に至るまで変わらず思っている塾の役割の一部について書いてみたいと思います。

 

まずこれははっきり申し上げておきたいのですが、塾に通わないと成績が上がらないということは全然なくて、学力は塾に通わずとも上げていけるのは間違いありません。


逆に言えば塾に通っても学力が上がってない人はたくさんいるのはみなさんご承知の通りでして、そうした意味ではくだんのニュースになっている塾のような発想、および、ネットで散見される、授業をたくさん取ってもらわないと成績なんて上げられるわけないという塾講師の発想もナンセンスだと感じます。

 

 

じゃあ・・・一体塾の存在意義って何なの?って話なのでありますが、私はこれは「ご家庭における受験の不安や負担を低減させること」にあると思っております。

 

 

実は今年の5月に私は母を亡くしたのでありますが、その結果として思ったのは、親子が一緒にいる時間って体感としては意外と短いということなのであります。

 

#生活スタイルにもよりますが

 

 

私の場合は20歳の頃に家を出たほか、小学校低学年の頃から土日は常に野球がありましたし、中学生になると夜は週3週4で塾にも行き、高校生になると部活でほとんど家にはおりませんでしたから、今思うと親子の思い出というのはホントにありません。

 

私のようなそれは少数派かもしれませんが、一般論としては、せっかく何かの縁で一家が爆誕したわけですので、誤解を恐れず言えば、そんな受験なんかで親子で病んだりギスったりするのはいかがなものと受験を生業にする者であるからこそそう思っています。

 

これは家庭のない私が言うなよって話でもありますが、家庭がないからこそ私はそう思うのかもしれない・・・っていうのもあるやもしれません。

 

 

とにもかくにも受験を起点としてお家が暗くなったり、親子で気まずいエアが流れたり、お子さんがお父さんお母さんに、お父さんお母さんがお子さんに、それぞれでときにムカついたり・・・といったことは人間だからあるんでしょうけれど、でもやっぱり少ない方がいいし、どちらも元気に生きてる間はその関係は平和な感じがいいに決まってます。


 

また、それに加えて生徒さんというのはやはり学校生活がメインとなりますから、個人的には塾に通ってるせいで学校生活にも余裕がなくなるなんてことは絶対あり得なくて、あくまで学校生活をそれなりに余裕を持って過ごしつつ、その余力で塾を利用するみたいなのが望ましいと思っています。

 

要はイメージの例えとしては、社会人として家庭(私が言ってごめんなさい)や仕事をこなしつつ、その余力で人によってはスポーツジムでコンディションを上げるために身体を鍛える感じみたいな、塾なんかもそんなジムみたいなポジションでいいんじゃないかって思ってます。


あくまで生徒さんには学校生活を充実させてもらいたいと私は思ってます。

 

しかしながらその逆、つまり先の例えで言えば、スポーツジムに入ったら、そこのトレーナーにトレーニングをサボらないよう圧をかけられたり、絶対もっとマッチョになるべきだと暑苦しい価値観の押し付けがあったり、オプションのサービスやサプリの購入をやたらさせられたり、ある日いきなり担当が変わってグレードダウンしたり、結果、気づけば自分の生活面にも余裕がなくなって・・・みたいなのがあり得ないのと同じで、塾に通うことで、、、っていうか、下手したら通ってる余計に不安や迷いが増えたり生活に余裕無くしたりしてたら意味ないやん・・みたいに思います。

 

 

ぼちぼち何を言ってるのか分からなくなってきたので締めくくりますと、要は塾に通うことで、つまり、身も蓋もないい方をすれば塾に課金することで受験に関する不安や迷いが通ってない場合と比べて低減される(本来は手にできなかったはずの余裕が生まれる)ことにこそ塾の存在意義の一つがあるんじゃね?ってことが言いたかったです。

 

保護者様や生徒さんが塾に何を求めるのかっていうのもいろいろあると思いますし、実際鉄緑会みたいなスタイルも強烈な支持を得ているので、塾が全て私の考えみたいにあるべきなどとまでは思いませんが、少なくとも私自身は今日書いたようなことを考え、そしてそれが実現できるような塾講師、教室を目指してきましたし、これからも目指していく所存でございます。(自分が子どもなら通いたい教室、自分の子どもなら通わせたい教室を目指すと自然とその発想になるみたいな感じです。)

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室