おはようございます。
もうそろそろぼんやりと冬期講習以降のことを考えないといけないのが信じられない重本孝です。
#時の流れ早過ぎるて・・
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受付再開中
※受付枠が全て埋まる埋まらないに関係なく15日いっぱいまでとなります。
10月1日お問い合わせ
①高1ー天王寺ー男子
②高1ー北野ーー女子
③高2ー茨木ーー女子
④中3になってまだ席空いてたら通うことも無きにしもあらず的な中2の男の子(生徒さんが今のところ自勉派とのこと)
10月2日お問い合わせ
⑤中2ー豊中3中ー男子
引き続きご検討のほどよろしくお願いいたします。
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Xのポストに衝撃を受けた話 〜君の行く道は果てしなくエグい、だのになぜ君は行くのか〜
昨日Xに以下のポストが流れてきてこれまた・・
でした。
そしてそのポストがこちら・・
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まずこのご意見というかお考えがバズっているということは世間的にはやっぱり「息子さん理系行ったらいいのに・・」っていうのがそれなりにあるからなん????と1人で疑問に思っておりました。
私の場合、何度もお伝えしてしまいもはやくどいのですが、相変わらず独身で子育てをしたことがございませんので、それなりに受験界隈に散見される、お子さんに対して「理系行きなさい」系のイデオロギーが感覚としてよく分かっておりません。
と言いますか本音の部分では、まずくだんのポストに記しておられます、
こんな時代だから理系の方が将来性ある
・・の意味というか概念がよく分からないというのが正直なところなのですが、ただ先ほども申し上げましたようにこのポストはバズっており、リプをちらちらと確認した範囲でも特にこの箇所へのツッコミは見当たらないことから、「何やらオレはとんでもない見落としというか、まともな大人の方であれば当然としているところが見えてないんじゃねーか・・」的な嫌な予感が現在発動中でございます。
これ・・実際に子育てされてる方ってマジでどうなんですか???
やはりみなさんの多くも「理系の方が将来性ある!」ってお子様に対して思われてますか???
私の場合はあくまで教室の現場でいろんな生徒さん見てて・・・っていうのみの知見で、いつも通り「理系に行った方がいいかどうかは人による..」と思ってるだけで、何か他に大事な視点が抜け落ちてるのかもしれませんが、理系ってやっぱり社会人の教え子の子たちの話を聞いてても全然甘くはなくて、下手したら私には「理系の方が将来性ある!」は「巨人の4番目指した方が将来性ある!」とか「バンド組んでメジャーデビューした方が将来性ある!」的な、何かそっちよりの風味すら感じなくもありません。
というか逆に私がこうなってる背景と言いますか、そういうのを書いておきますと、
・文系出身の人や文系就職の人でも特に人生が茨の道になってる印象がない
・理系の方が圧倒的に良いという根拠や知見が自分の手元にない
・向いてないのに理系を選んで(および選ばされて)、進学校に入れるくらいの頭があるのに大学受験で受験産業のy・・[以下省略]の人を仕事柄結構見てきた
・・みたいな感じで、3つ目はもうマジで仕事柄ホントにいっぱいそういう子、つまり「なんで理系選んだの???」みたいな子をむっちゃ見てきました。
#野球観戦好きだからというのを理由にカップラーメン食べたらシバかれる強豪校の野球部入りました的な
過去にも死ぬほど述べてきておるのですが、理系って自習室で進学校の子たち見てる限りマジでどう考えてもスポーツとかと同じで才能がめっちゃモノ言う世界なんですよね。。。
もうその筋の方って特に数学と物理は勉強にアクセル踏み込んだときの伸び方が全然常人と違うんですよ・・・。
過去の灘の子や、近年よく入塾してくれる北野の理系1ケタ順位クラスのガチもんの”その筋の方”って話してますと、例えば青チャートなんかももはや彼ら彼女らにとっては1A・2B・3C・・・・というよりは、漫画の単行本なんかと同様、数学1巻、2巻、3巻・・・みたいな感じでとらえてるんかな?と思わされます。
実際、北野の子で「1年生の間に数3Cまで全部予習した。」という子に、私が「なんでそんなんするん?」と庶民代表で純粋な疑問を投げかけましたところ帰ってきたお返事は・・・
「う〜ん・・・だって、次の青チャートの目次に『微分』とか『積分』とか『複素数平面』とかそんな『なんか聞いたことある!』みたいなのあったらページめくりたくなりませんか?」
・・とのことで、やっぱり私レベルでは
・・です。笑
今高校生の理系科目のサポーターで京大や阪大の物理、および工学の子が来てくれてるのですが、京大、阪大それぞれの物理の子たちなんかは聞いてみますと、やっぱり2人とも高校入る前から「物理がやりたかったんです。」とのことで、もちろんそういう人ばかりじゃないのも理解しておりますが、言ってもやっぱりこれまでの歴代のその筋の方、つまり理系の黄金聖闘士たちは圧倒的にそういうタイプが多いです。
それに引き換えホントに下手したら「英語と国語が苦手だったので・・」とか「お母さんに言われて・・」みたいなノリで理系にした人はそれなりの確率で自ら地獄の断頭台、およびベルリンの赤い雨を喰らいにいくに等しい風味がゴイゴイスです。。。
これも自分の現場での経験ですが、そもそも放っておくと進学校の高校生って、そこに合格してる時点でみんな世間的な水準からしたら間違いなく勉強はできるんですけど「大学受験というもの」に詳しいか?って言ったら全然そんなことなくて、ホントに下手したらお葬式でお坊さんが「おジャ魔女カーニバル」爆音で流すくらいズレた発想で受験ゲームの歩みを進めていき、それなりの人が「それだけの理由やったらキミの場合は絶対やめとけーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」なのに理系を選んでキレーーーに受験産業のy・・[以下省略]になります。
#物理で3点
#英語も欠点
#やる気出ないのは年中無休
いやはやもし受験が不本意な結果で終わったとて本人が元気ならまだ良いのですが18や19やそこらで受験なんかで病ムチャや病ンデレラになってその後も「毎日が日曜日」にでもなったらどうするんですかと・・・
最近では究永舎の高校1年生は悩んでいた子も踏ん切りがついたようで、今の段階で文理選択は全員が確定しております。
もし今このブログをお読みの高校1年生の方で「迷ってる・・」という方がおられれば、自分の理系としての素養を判定できそうな大人の人(高校受験時代の塾の数学の先生とかがオススメ)に聞いてみたりとかも絶対した方がいいです。
#是が非でもつきたいお仕事が「理系」なのであればもうその時点で「理系」行くしかないですが・・
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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