おはようございます。

 

腰痛のため立ち上がり方が完全にお爺ちゃんな重本孝です。

 

#靴下履くときがキツい

 

 


 

【ゆる募】

先週の記事でお伝えしたこちらのお店ですが、

 

毎日チェックしていた甲斐もあり9日(水)12:30と近日ではありますが、予約が取れました。(とにかく初回で感動し過ぎました。)

 

もしよろしければ友人知人卒業生のどなたか一緒にいかがでしょうか。

 

#お食事は12:30〜13:30過ぎくらいで終了となります

#もちろんゴチります

 

 

今回は残念ながらその予約の性質上、募集人数が先着お1人様となりますが「行きたい!食べたい!」というトンカツLOVERの方はLINEかメールでご連絡くださーい!

 

#前回お伺いしたときは女性のお客様も半分近くおられたので量的にもどなたでも大丈夫だと思います

#あなたの人生は「京町堀なかむら」のトンカツを食べる以前と以後ではっきり分かれるはず・・

 

 

 

 

 

 

文章を読み取る力の有無を如実に顕在化させる質問。

 

 

例えばみなさんは全国屈指の進学校である北野高校において英語の成績で1ケタ順位が取れる生徒さんの英語の知識となるとどういった感じだと予想されるでしょうか?

 

もし私がこの仕事をしていなければ、あるいは複数のそういった生徒さんたちとこれまで出会ってきていなければ、そういう生徒さんっていうのはきっとその膨大な単語・熟語・文法の知識をもってして入試問題をティモテで洗った髪の毛のようにサラサラとマイルドに解答していってしまう・・・そんな感じでイメージしていたことでしょう。

 

確かに彼ら彼女らは高校生としてはその知識量は多い方ではあるのですが、では逆に阪大や神大の子とその知識量の差に圧倒的なものがあるかと言われればこれは意外や意外、必ずしもそうとは限りません。

 

少なくともこれまで一緒に東大や京大の問題を確認していく中で「わお、意外とこれ知らんねや!?」みたいなことは頻繁に起こってきました。

 

 

 

 

ただ、、、

 

 

やはりその正答率や記述解答のクオリティというのは一般的な難関大受験生のそれとは一線どころか百線を画すくらいの違いはあります。

 

ではその“百線を画す”要因というのはどこにあるのでしょうか?

 

 

 

その答えは「要約力」にあると私は現場で感じています。

 

 

つまり上位の生徒さんになればなるほど文章を読む際に1つの単語や1つの箇所の印象に左右されることなく、常にある範囲から範囲までを「要は・・・」あるいは「カンタンに言うと・・・」と素早く的確に抽象化することができます。

 

この反対で、文章を読むのが苦手な生徒さんになればなるほど1つの単語やワンフレーズの印象に引っ張られて文意を解釈する傾向があるので、国語の問題などでも「これ選ぶ人いる??」みたいな解答記号を選んでしまったりといったことがよく起こります。

 

 

以上より、現代文でも古文、漢文でも、英語でも、生徒さんに文章を読んでもらったあとに、

 

 

 

「ここに書いてることってカンタンに言ったらどういうこと?」

 

 

 

・・みたいな質問を投げかけると、文章を読むのが得意な子というのは割とすぐに返答してくれますが、そうでない子の場合は結構返答に時間がかかったり、答えられなかったりします。

 

 

そういった意味では、国語力を鍛えるためには読書なども悪くありませんが、語彙力が大幅に増強されない状態で、より即効性を求める場合はこの「それってカンタンに言ったらどういうこと?」という質問に回答してもらいまくるというのもいいのではないかと思います。

 

小学生のちびっ子とかに対してであれば、音読の宿題の際に「今読んでくれたお話はカンタンに言うとどういうお話しなの?」とかもいいと思います。

 

少なくともこの「カンタンに言うと?」への反応の仕方と読解力は比例関係にあるというのが現場での実感です。


#東大国語の記述解答欄が小さいのは有名です


 

古文や英語などは、こうした要約力がある子って、知識が理想的な水準に達していなくても、分かるところからのみの情報で1文や1段落や1つの意味段落を要約するので、細かいところは分かってないけれど全体的にどういう話かはつかめているという状況が作れて設問にも解答することができます。

 

経験上、「努力家」というよりもむしろ「頭がいい」というイメージの子はみんなこれです。

 

北野の上位層の子などは大変失礼ながら「よ、、、よくその知識量で英検準1級取れたな・・・」みたいな子って、これまでもちょくちょくいたのですが、そういう子たちに総じて言えるのは、今日書いたみたいなことができる子たちであるということです。

 

 

「それってカンタンに言うと?」に対応できる子は文章読む系が得意である・・・カンタンに言うと今日のお話はそういうことでございます。

 


#そう言えば以前にこんな記事書いてるの思い出しました



 

 


 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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