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おはようございます。
たまにネット上で、おそらく集客をほぼほぼ勉強せずに独立しているとおぼしき講師の方がおられるのですが内心「それって受験勉強せずに入試会場乗り込んでるようなもんやで〜・・」とひそやかに思っている重本孝です。
#商売するのに集客学ばんて外大受けるのに英語勉強せんに等しい
箕面高校の進学実績から見る大学受験 〜高校受験偏差値55前後帯の進学校の大学受験〜
※学校紹介は昨年度と同じです。
箕面(みのお)高校は大阪の公立高校受験生が受ける一番大きな模試(五ツ木模試)で偏差値が55前後帯の高校で、校則が無くチャラい自由で明るい校風の公立高校です。
究永舎では塾内進学者で箕面のグローバル科に通う生徒さんがお1人高3におられます。
そんな箕面高校は例年関関同立への高校別現役進学者数では毎年3ケタ人数は出る高校で、現在中学校で偏差値50前後帯に位置する子たちであれば関関同立への第一歩目として入れればとても嬉しい学校だと思います。
ローカルな話で申し訳ないのですが桜塚高校との決定的な違いで言えば「内申の差じゃね?」という印象です。
今こちらをご覧になられている他地域の方も、ぜひ地元の偏差値55前後帯の公立高校の大学入試戦績のサンプルとしてご参考にして頂ければ幸いです。
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箕面高校の資料は先日の豊中高校と違って受験者実人数は不明なので、表記は・・
【大学名 合格者数 / 受験回数 勝率】
となります。つまりその大学に箕面生から何発受けて何発受かったんだい?おい、オレの筋肉!?な数字となります。
#もちろん受験産業が絶対に明らかにしない難関私大受験のいち側面ですので大いに参考になるかと思います。
注:今年の卒業生は310人(316人入学)です。
京都大学
[現役]
0 / 1 0%
[浪人]
0 / 0 0%
大阪大学
[現役]
1 / 6 16.7%
[浪人]
1 / 2 50.0%
神戸大学
[現役]
1 / 2 50.0%
[浪人]
0 / 2 0%
公立大学
[現役]
6 / 30 20.0%
[浪人]
1 / 4 25.0%
大阪教育大学
[現役]
10 / 17 58.8%
[浪人]
1 / 2 50.0%
なんでこんな毎年大教強いねん??
同志社大学
[現役]
21 / 61 34.4%
(うち進学者14人)
[浪人]
8 / 30 26.7%
(うち進学者2人)
立命館大学
[現役]
51 / 198 25.28%
(うち進学者20人)
[浪人]
12 / 67 17.9%
(うち進学者7人)
関西学院大学
[現役]
122 / 237 51.5%
(うち進学者41人)
[浪人]
20 / 55 33.3%
(うち進学者3人)
関西大学
[現役]
138 / 509 27.1%
(うち進学者43人)
[浪人]
17 / 45 37.8%
(うち進学者1人)
近畿大学
[現役]
208 / 695 29.9%
(うち進学者20人)
[浪人]
30 / 85 35.3%
(うち進学者2人)
★結論★
京阪神に現役進学
→2人(0.6%)
地方旧帝&同水準に近いとおぼしき国公立に現役進学
→10人(3.2%)
関関同立に現役進学
→118人(37.3%)
産近甲龍・関西三薬・同女京女武庫女に現役進学
→11人(3.5%)
たぶん浪人
→34人(10.8%)
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【感想】
先日から地元の・・
豊中高校
池田高校
そして今回の箕面高校と大阪の公立高校受験生の大半が受ける五ツ木模試において偏差値65弱〜55前後帯の公立高校大学受験について見てきました。
大阪や、おそらく大阪と同等かそれ以上に公立高校受験の倍率があるところであれば、やはり偏差値65前後付近から以上が中3段階で確保できていないと、共通テストの得点率70%を余裕で越える必要がある国公立大学、ましてや神戸大学以上の水準となる80%越えが要求される大学などは数字から言えば相当厳しいということが言えそうです。
しかし逆に関関同立というラインの話になれば、例えばこの2025年入試ですと現役進学者数で・・
豊中111人
池田131人
箕面118人
大学別ですと、、、
同志社
豊中28人
池田24人
箕面14人
立命館
豊中35人
池田12人
箕面20人
関西学院
豊中24人
池田35人
箕面41人
関西
豊中24人
池田60人
箕面43人
といった感じの数字が出ており、もちろん豊中はおそらくほとんどの子が国公立落ちで、池田・箕面は豊中と比べると最初から関関同立第一志望の子が多いなどもあるのですが、とりあえずめちゃくちゃ単純に考えて、関関同立に行きたかったら少なくともこの3つの学校(他地域であっても偏差値65弱〜偏差値55前後帯の学校)であれば、確率論的なところで言えばどこの学校に行ってもそこまで・・・みたいな風味が漂わないこともないこともない・・・かも・・・・・・・と。。。。。
北野がこうした数字を出してくれないので(実は3年前になぜか一度だけ資料を作ってくれたが・・)、客観的な数値で示せないのですが、それなりに実態を知らなわけではないと思われる立場の視点から見ると、なんやかんやで北野の生徒さんは6教科8科目でもメンタルさえ元気なら8割越えまではふつうに努力すれば到達するという意味では、やはり公立高校受験において中3時に偏差値70越えというのは公立高校受験界のウォレス線と言えそうです。
逆に言えば結構きっつーーーーーな話ではあるのですが、これはとりもなおさず、少なくとも偏差値65未満の子たちにとってはなかなかに悲しくてやりきれない話ではあるのですが、高1から自習習慣を継続させることでなんとかなる可能性もあることは現場で複数確認は取れています。
#文理学科の子たち簡単に「神大!」とか言うけどふとぅーーーーーーーーうにムズいからね...
高校生なってから脳の成長期が来る子もそれなりにいるので、偏差値65に遠く及ばないから、じゃあムリだーーーというわけでは必ずしもない、、、、、とは言うものの、これまでの生徒さんを思い返してみても、本日述べたことは実態と大きくズレてはないデータだと思います。
#今日の話分かりにくかったら申し訳ないです
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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