おはようございます。
3日連続カレーを食した重本孝です。
#よく頂くので笑
#あざます
#リブログありがとうございます!!!!!!
「本ごしらえ」より「下ごしらえ」の成績向上論。
受験産業はよく「少人数指導」、「個別指導」、「プロ講師(自称)」、「考え抜かれたカリキュラム」、「キミだけの自習計画作成」、「本質をついた授業」、「神授業」、「参考書ルート」、、、え〜・・っと、あとなんか他あります???・・・的なものを訴えるのですが、99%の生徒さんが現状よりも成績立ち位置を上に押し上げようと考えた場合、目を向けなければならないのはその手前、つまり成績向上の「下ごしらえ」の部分となります。
多くの塾通いをされる小中高生のみなさんは、そもそもがどんな形態・方法・時間で勉強するとか以前のところにボトルネックがあって、そこが何らかの形でクリアされない限り、塾講師がどうこうしようが、保護者様がどれだけ課金されようが、、、、、
に帰すこととなります。
では成績向上におけるボトルネックとは一体何でしょうか?
実はその答えは簡単で、答えは「現実を受け入れている。」ということなのであります。
人間が目に見えて変わる時というのは、必ず現実よりも理想の方にリアリティを感じているときです。
ダイエットに例えるなれば、体脂肪率25%の男性が10%未満の人の身体を見て「うわ〜・・ええな〜・・カッコええな〜・・」となっている状態。。。
これはまだダイエットできない状態です。
そうではなく、体脂肪10%未満の人の身体を見た一方で25%の自分の身体を客観視した際に「なんじゃこりゃ〜〜〜〜〜・・」と、、、、「なんちゅう醜い身体や・・・」と、、、「アカン、、これでは恥ずかし過ぎる・・」と、、、ここまできてやっとダイエットできる準備が整う形、すなわちダイエットの「下ごしらえ」ができた形になります。
この辺りの話は人間の心理面に関わる部分であり、一番その心理が分かるのは私の場合は私の心理となるので、大変申し訳ないのですが、以下に具体的な事例として私自身の庶民的な拙い事例を挙げさせていただきます。
私はこれまで2019年に10kg、そして実は2025年1月から現段階で7kg体重を落としておるのですが、いずれも動機は「昔スリムだった人が中年になって過去の面影が見る影もない状態になっているのを目の当たりにして怖くなった・・」であり、それによって再びこうあるべきのイメージが書き換えられました。
このように今の自分やこの先に高確率で想定できる自分(現実)ではなく、これが本来あってしかるべき自分なんだという姿(理想)の方にリアリティを感じたとき、人は現実を拒絶し、これまではふつうであったことが今度は受け入れられなくなって行動が変わってその先の諸々が変わっていきます。
さらに引き続きで申し訳ないのですが、今度は生徒さんにも大いに関係のある学力面において似たような自分の体験をお話しさせて頂きますと、、、、
私の場合、2001年(大学2年生時)に問答無用で週6でバイトが入り受験生もがっつり担当することになったとき、、、、、、、、
#くわしくは↓
はたまた学生時代に必死に不定詞やら関係代名詞やらを教えていたギャルの女の子が高校入学後1年半でデキ婚して学校を辞めたのを知って、やはり「東大京大を目指すような子を教えられるようになってそっち方面から頼られるようにならなければならない・・」と自然とそうした想いになったとき、
#塾生ご存知の「せんせぇ〜!見てみて〜!これウチの子!」事件
はたまた2019年退職代行事件で自分が中学生の数理も担当することが決まったとき、
こうした何らかの自分の心の中の渡辺美里が大声で歌い始めたときに、私のように中学時代は五ツ木模試でせいぜい偏差値55前後、高3の10月の進研模試で英国社で偏差値30半ばを叩き出した向学心など中高時代には全然なかった人間が「1分でも多く勉強時間が欲しい・・」と思う生活をするようになっていくのであります。
#そう、、、全ては己の収入と自由のために。
#おかげさまで現在大学生の頃に思い描いていた塾講師ライフはほぼほぼ叶ってるかなと思います
いろいろなお考えがあるでしょうが、一応25年塾講師をやってきた私の考えでは「成績を上げる」という行為は、「宗旨替え」そのものであり、それを実現するためには・・
①自分の心の声がいつでも聞こえる状態
②自分の感じたことに素直に従う
③本来こうあるべきというものを強烈に自覚
といったプロセスを辿らねばならないと考えます。要は生徒さんは③の境地に至らない限り今の現実にとどまりつづけるのです。
#現場で見てて運命変える子ってみんなこれ
だからこそ先日記事にしたような、生徒さんが保護者様と戦っている状況っていうのはむしろ成績面を好転させるという視点からしたら「真逆」なんです。
#この認識がもっと世間に浸透したらいいなと思ってます
・・・ただ、塾を運営するものとして、そのような理想が叶う可能性は申し訳ない話100%ではないので、その保険として、身も蓋もない言い方をすれば、保護者様がお支払いになられる課金に対して少しでもそれに値する要素を派生させるために、受験界、否、“受験海”の羅針盤的な役割と、生徒さんには「人(一緒に勉強する子たち)」を主眼においた学習環境の提供を日夜目指しておる次第なのであります。
やや話が逸れましたが、とかく学力を上げるためには、「本ごしらえ」的な部分に心血を注ぐよりも、そもそもの「下ごしらえ」として以上のようなゴール(③本来こうあるべきというものを強烈に自覚)から逆算したプロセスを意識することが必要であると私は考えます。
乱暴な言い方をすれば「今の自分(現実)がヘボ過ぎて受け入れられない・・」までなってやっとこさ運命が変わるレベルで行動とそれに付随する結果が変わってくるということです。
#この原理を理解している大人につくか無理解の大人につくかで中高生の負担感は全然違ってくると思います..
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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