おはようございます。
得点開示のご連絡を下さる方があまりに褒めちぎって下さるために完全に自分を勘違いし始めている重本孝です。
#なんてことのない作業がこの世界を周り周って
校内新中3、新高2、新高3の方向け↓
「面談用紙の配布を忘れるというエラーを犯しました・・」
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新高1クラスの受付は停止致しました。
年内のどこかでまた若干名の受付は行う予定でございますが、予約制はとっておりませんので大変恐れ入りますがその点だけご留意頂きたく思います。
あと「高校受験でこのブログ役に立ったよ〜」と言って下さる方はこちら↓
#御礼の返信が真夜中になりますことだけご了承下さいませ。
#連日のご連絡誠にありがとうございます!!!!!涙
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春の体験授業祭で強調したこと3選。
①数学は中学数学の延長的感覚で勉強するとふつうの人は心が折れる
②1学期の成績は良くても悪くても気にするな!学年末で100番以内を目指すべし。
③考え方を間違うとその後全てを間違う。(間違った努力を一生懸命にすることになる・・)
以下解説です。
①数学は中学数学の延長的感覚で勉強するとふつうの人は心が折れる
公立高校用のいわゆる中学数学というのは、少なくとも五ツ木偏差値60前後帯以上の高校に受かってる人であれば、単元1つ1つを理解して、その知識を覚えていくことは容易な作業であったと思います。
ところが高校数学は単元にもよりますが、初学者からしたらまずその概念・理論を脳に「なるほどね!」と受け入れさせるのに中学数学よりも結構時間を要します。またそれを身体に覚え込ませるのにはもっと時間がかかります。
それによって、
・授業中すぐに眠くなる人(集中力が微妙な人)
・中学数学においてはさしたる努力をしなくてもできてた人
・自習が習慣になっていない人
・・などは一旦アルマゲドンを迎えます。
文理学科で数学の成績を安定して上位で収める人ですら「青チャ1単元あたり4周くらい・・・、『何これ?』っていうところは5〜6周くらいしてるところもあるかもです。」と言うのをこれまで何回も聞いているので、そこまでしなくてもできる人はいいのですが、、、、まあ、そういうものだと受け入れましょう。
まずこの「高校数学ってそういうものだから、、、」が分かってなくってのっけから困惑する人はそれなりにいると思います。
#とにかく量こなせない人はマジで無理ゲーなのが大学受験
②1学期の成績は良くても悪くても気にするな!学年末で100番以内を目指すべし。
ある意味高校受験が終わって完全に「もうしばらく休ませて〜・・」の人は関係ないのですが、気をつけて欲しいのが高校入試以降も「せっかく◯◯高校に受かったんだから頑張ってついていこう!」くらいのテンションでこの時期宿題なんかもコツコツと真面目に取り組んでいる人です。
特に北野を筆頭に、早ければもう1学期中には数学はおろか英語ですらも5、60点の常連さんになり、北野で800未満、茨木・天王寺で770未満、他の文理学科で740未満くらいで受かってる人であれば2、30点を複数ゲットすることもザラにありますし、1桁得点とかも現場の人間としては驚きません。
・・・が、この問題の本質はそこの「ヤヴェー点取っちまった・・・」ではありません。
何点だろうが、仮に学年300番前後だろうが、1学期、2学期はそこは気にしないで下さい。
北野の子で明らかに非理系の子なんかは数学や物理で1ケタも普通にあるかもしれませんが、それでも得点自体はまだそこまで問題ではありません。
大学受験の場合、戦略面は多様で、理系科目があまりにヒドくてもいくらでも打ち手はあります。
ですからとかく1年の1学期から10月くらいまでは生活サイクルにチビチビと自習時間を増やす方向性にだけ集中してもらって、結果については「学年の最後でできたら100番以内!」くらいを目指すのがいいと思います。
もちろん出だしから100番以内に入れてる子は50番以内、20番以内、10番以内、クラストップ・・などを目指して頂ければと思います。
特に努力型の真面目な子(特に女子)でギリギリで滑り込んでるタイプの子は
①部活も始まると勉強時間が思うように取れない
②成績面で想像以上にどエライことになる
③生まれてはじめて後塵を拝する経験に今後どう“まくって”いったらいいのか見当もつかず失望しメンタルが落ち込む
のセルフ地獄の断頭台になることはよくありますから、仮に1ケタや10点、20点をとってもあくまで集中すべきは生活サイクルの確立で、これすらも焦らず、1年の終わりくらいに「なんとかなるかも・・」と思えたら十分です。
#どうせ課金するなら“ナビ機能”がちゃんとある塾を探すのが吉
③考え方を間違うとその後全てを間違う。(間違った努力を一生懸命にすることになる・・)
成績の悪い高校生でも、進学校の生徒さんというのはメンタルダウンさえ起こさなければ、いつかは「さすがに勉強せなヤバイかな・・」などと思うタイミングが来るものです。
ところが大学受験の勉強ボリュームというのはホントにキツくて、目眩を覚えそうになるわけですが、そこへ忍びよるのが受験産業というわけで、
「カリスマ講師の神授業」
「偏差値が爆伸びする参考書」
「君だけのための自習計画」
・・などと、まあ、いろいろあるのですが、高校生が分かっておかないといけないのは、受験者10のうちで合格者3・不合格者7であった場合(京阪神はどこの高校もだいたいそう)、特に大学受験の場合は前者も後者も同じ塾、同じ参考書を使用していた確率は極めて高く、このことより「カリスマ講師の神授業」「偏差値が爆伸びする参考書」「君だけのための自習計画」というのは合格の本質ではないというのを重々承知しておいて欲しいと思います。
本当に知らないといけないのは難関大に合格する人というのはおおむねどのような生活をするのが一般的なのかという、とりあえずの「水準」を知ることが重要で、現場の人間としては、中学受験・高校受験と比べれば、圧倒的に才能順よりも生活スタイル順になりがちなのが大学受験であるとめちゃくちゃ見ていて感じます。
やっぱり「水準」下回ってる人が受かる可能性は高くありません。
なんか気づけばめちゃ真面目一辺倒な話になって申し訳ないのですが、とにもかくにも1学期の成績で病んじゃいけなくて、1学期から季節が涼しくなる頃くらいまではひたすら生活サイクルの確立だけに意識を集中させるという感覚がオススメです。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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