おはようございます。
明日以降から更新が怪しくなると思われる重本孝です。
#嗚呼、、またこの季節が、、、
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高1クロスロード
前回の入試で真ん中前後〜下位の方で滑り込んだ高校1年生の子たちの中で、今年もここへ来て着実に学内での立ち位置を上げてきている人が増えてきてます。
元々高校1年生は、決して才能推しのタイプではないけれど真面目にじっくりできるタイプの子が多くて性格的に大学受験に向いている生徒さんが多かったですが、中学のときから通ってくれてる子も、高校クラスから来てくれた子も良い意味で予想以上の順位を取ってくれる子が増えてきて塾の先生としては「あざーす!」って感じです。
さて、そんな中、昨日は1年前の今頃(中3の頃)に「北野に入ってなんとか1年生の終わり頃に100番以内に入るのをいったんの目標にしよ。」と言っていた子が早くも50番以内につけてくれ、中でも超苦手だったはずの物理(文系なのでどのみち入試では使わないのですが)の得点ですら学年100番以内に入っていたので、それはさすがに「な、、、なんで?笑」とたずねましたところ、ご本人曰く
「演習の繰り返す量を増やしました。」
というたったそれだけと言えばそれだけで、今回北野の1年生の物理は学年の1/3が40点以下に沈む中、苦手、かつ、入試で使わない物理で北野の学年100番以内に入ったという事実は現中3生の子たちにも非常に示唆に富む事例であると私は考えます。
私が塾講師として何よりも恐れるのは生徒さんに誤った思想を持たれてしまうことです。
特に進学校入学以降成績が・・
・・な生徒さんというのは、ご家族に難関10大学水準の方がおられない場合、受験産業の願ったり叶ったりの展開にハマってしまうことは少なくありません。
今ここで言う願ったり叶ったりというのは、シンプルに“課金でなんとかしようとする”という行為を指すのであります。
否、厳密に言えば、課金=即アウトという話では当然なく、もう少し解像度を上げて言えば、「予備校の先生の授業を受ける」を課題評価&過剰期待してしまうところに落とし穴があるわけです。
そもそも大学受験レベルの勉強って、どの科目も1回や2回授業で聞いたり、2〜3回問題を解いたからって、たいていの人にとってはそれでどうにかなる暗記量ではありません。
#この事実に早く気づかないと無駄に悩む
これまで何度となく書いて来ておるわけですが、問題が解けないのは知識がないからであり、知識がないのはその知識への接触回数が自分の脳にとって少ないからなので、改善すべきは「いかに接触回数を増やすか?」・・・そう、つまり先ほどの北野の子の
「演習の繰り返す量を増やしました。」
っていうので正解なんです。
確かに数学や物理はいろんな進学校の子たちを見てたら特に才能の差を個々に感じる科目ではあります。
しかし才能の差を課金して授業で埋めようとする発想っていうのは実相をつかめていなくて、それよりもまだ手っ取り早いのが演習の回転率を上げて1つの知識への接触回数が増える仕組みのある生活を送ることなんです。
これに関しては正直な話もう10年以上毎年文理学科や他の進学校の子たちを見てきて自分の中では答えが出ているところではあります。
とりあえず大学受験においては進学校で学年上位の人ってどんな生態の方々なの?っていうのを知ることが大切で、それが知見&肌感として後輩たちに受け継がれていく場所こそが自習室であり、私がブース型(上位の人たちの様子を後輩たちが認識できない)の机を導入したがらない理由の1つはそこにあります。
#もう1つの理由はブース型だと生徒さんの様子を私が把握しづらいから
表題通り高1の後半から高2の頭にかけてというのは受験界におけるザ・クロスロード(多数の才能型が初めて追い掛ける側になる)で、中学生の頃から丁寧にこのクロスロードを意識して接してあげることを私は経験上かなり重視しています。
このブログでもよく言っている「中3の2学期くらいの姿からは高校入試の結果以上に、“1年後の姿”の方がよく分かる」っていうのは、「馬渕は卒業後高1のこの時期でも東進の営業を家電に掛けてくる」っていうのと同じくらい本当で、現在文理学科に向けて頑張っている中3の子たちもそうした営業を華麗にかわして春から安心して自習狂の楽園に飛び込んできて欲しいと思います。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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