おはようございます。
毎年この時期は受験結果もさることながら、そもそも冬期、1月、2月とちゃんと乗り切れるのかに怯えている重本孝です。
#今年は私大専願組が少ないため1月はまだ例年より耐えられそう
★★★★★★★★★★★★★★★★
2025年シーズン新中2講座にご興味のある方はこちらを必ずお読み下さい。↓
2025年シーズン新中2講座受付状況
※受付開始から2週間経過
※広告費ゼロ・広報はブログのみ
豊中市
第1中ーー女子1名
第3中ーー男子1名
ーーーーー女子2名
第4中ーー男子1名
ーーーーー女子2名
第13中ー女子1名
第15中ー男子1名
第17中ー男子1名
箕面市
第5中ーー男子1名
池田市
北豊島中ー男子1名
吹田市
山田中ーー男子1名
茨木市
平田中ーー男子1名
合計14名(男子8名・女子6名)
#塾講師の方向け、ブログマーケティング講座は年明けから22万→33万に値上げします真顔
★★★★★★★★★★★★★★★★
本番でズッコケないために過去問演習で意識して欲しいこと。
まず受験においては以下の2つの力に磨きをかけることが大切です。
①問題を解く能力
②問題を解く能力を発揮する能力
このうち①とはとどのつまり「知識」です。
問題を解くときというのは、国語を除いたあらゆる科目において、須らく過去に使ったことのあるパターン(後天的に身につけた思考パターン)を用いて解答します。
ですから受験における天才とは1度用いたパターンの2回目以降での再現度が非常に高い人のことであり、逆に小中の段階で勉強が苦手な子というのは、過去に複数回用いたパターンの再現性がなかなか上がってこないという症状を見せる人のことです。(早い話が忘れるのが早い子)
ちなみに変態とは1度用いたパターンから推理&転用によって「たぶんこんなことアリなんじゃね?」をビタビタ当ててくる人のことです。
そして本日の主題である②についてなのですが、受験において本番に強い弱いっていうのは明確にあるというのは大前提としてお知りおき頂きたいと思います。
#ガチ
そしてこれも自分なりの定義としては、
本番に強い=性格的に冷静さを失いにくい(余裕がある)
本番に弱い=性格的に冷静さを失いやすい(余裕がない)
ということが言えると思っていて、さらに言えば後者のパターンというのは、
タイプA:勉強量が少ないことに起因する「本番弱い」
タイプB:脳の性質的にショートを起こしやすい「本番弱い」
タイプC:自立度が低いことに起因する「本番弱い」
の3タイプくらいがあると経験上思っていて、簡単に解説しますと、、、
タイプA:勉強量が少ないことに起因する「本番弱い」
→結局本番でズッコケないための要諦は「分からない問題への対応」にあるのですが、このタイプは記憶力がよく、平時はそれなりにスラスラ問題が解けるものの、その勉強量の少なさゆえ、「分からん!?」という状態に陥った体験に乏しく、いざ本番の圧の中で「分からん!?」に出くわした際に過剰に反応してしまう傾向があり、それで“敢えなく・・・”ということになります。
タイプB:脳の性質的にショートを起こしやすい「本番弱い」
→偏差値50前後帯〜65弱くらいまでの成績の子で、小中の女子に割と多い症状です。一般よりも思考がメルトダウンするハードルが低く、いったん“キマる”とその後は他の人格でも出てきたのか?というくらい信じられない間違い方をランボーなのかな?というくらい連射でぶちかまします。割とお母さんがテンパりがちなお家の子に見られる傾向で、その点を把握してなんとかこちらで本番までに対処を試みます。
タイプC:自立度が低いことに起因する「本番弱い」
→ブログの影響もあってか最近の究永舎では見かけませんがこれはズバリ「親に囲われてる優等生タイプ」です。才能もまずまずあるし、親のことも信頼していて真面目なので成績は良いのですが、その修行スタイルが「教習所スタイル」であることから、いざ本番において1人で走行となったときに、いつもより眺めがいい左に少し戸惑ってるよな状況が試験本番の解答時に自身の頭の回転に影響を与え、思わぬ展開になることがあります。
以上のような類型はあるものの、総じて「本番でズッコケる」を回避するためにはこの時期からは特に「分からない!?」への対応を訓練しておくことがとても重要なのであります。
目指すべき得点と問題の傾向によっては少しずつ「よう分からんかったら即捨てると決めてる問題」を作っていってもいいです。
「分からない問題は飛ばす」とはよく中高大いずれの受験においても言われることだと思うのですが、このスキルって個人的にはかなり日頃からしっかり意識して訓練しておかないと、試験本番になっておいそれとできるものでは意外とありません。
日頃の“初見での過去問演習”を通した実験と失敗を通じて、「あ、、本番でもこれくらい飛ばしても最低これくらいの点は作れるな。」とか「自分の対戦相手となる入試問題の“難し回”のときはこれくらいの難易度で、これくらい点数が凹んでも十分受かるな。。。」みたいなことを極力身体で把握することを目指して演習と反省会をしないといけません。
そんなわけでとりあえず残りの時間は「分からない!?」への対応も意識してしっかり訓練することが大切で、それによって「本番でこれまで体験したことのないような脳の状態に陥ってしまって、それで・・・」などということが起こらないようにしたいものであります。
#受験はホント怖い・・
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓