おはようございます。
例の“PR会社の社長”のnoteから消された「ドラマチック過ぎる出来事でしたので、いつか映画化されないかななんて思っています!笑」の部分を見て、タイトルに「スティング」を推したい重本孝です。
#兵庫県知事選ってもう何がホンマなん..
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2025年度 新中2&新高1の方へ
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週末に溜まった疲労でヘロヘロヘロッピのため現在ピカソの絵画のような顔面で執筆しておりますことご了承下さい。
併願の私立大学についてこれ分かってない人ヤッベーぞ。
毎年受験が終わると卒業する高校3年生にどんなお友だちがどんな受験をしてどんな展開を見せたのかについてよく聞いています。
そんな中で改めて思うのは高校受験とは比べものにならないくらい複雑な大学受験において「モノ知らん」っていうのはときに絶対踏んづけなくてよい“地雷”を踏んづけて、吹っ飛ばなくてよいところへ吹っ飛ぶものだという、言わばピーナッツはナッツ類じゃなくて豆類なんだよくらいマジすか⁉︎な事例をこれまでたくさん聞いてきました。
そんなわけで今日お伝えしたいのは、「偏差値表だけ見て『イケそう。』とか思って出願私学を決めるのはヤッベーぞ!」ってことです。
例えば関西であれば、やや極端な例ではありますが、同志社志望の人が同志社3つと関学2つと関大2つ、そして立命も1つ受けておいて、あと滑り止めで近大1つと関西外大も・・みたいなノリです。
ここまでのレベルの人はなかなかいませんが、これに近しい人は公立上位校の人でも結構いたりします。
個人的な現場感からすれば、そもそも「同志社第一志望」の人が産近甲龍を併願すること自体が、北摂の公立高校受験で言えば西大和と洛南と雲雀の1.5次を受験するくらい意味が分からない感じです。
ただ、特に女の子でめ〜〜〜ちゃ心配性の子っていうのも確かにいらっしゃって、そういう方でたまに同志社第一志望でありながらご本人さんの強い希望で産近甲龍や女子大を併願される方がおられたりするのは理解できます。
ただ少なくとも同志社第一志望の生徒さんに、塾側が産近甲龍併願を提案するというのは結構理解できない次元の話ではあります。
なのでまずは志望校と自分の距離感などをテキトーではなくキチンと把握して、しなくてもいい受験に時間とお金を無駄に突っ込まないということが大切です。
そして次に受ける大学の種類についてなのですが、高校生はここのところを甘く見る傾向があって、個人的には私大については共通テスト利用を除けば、受けても大学の種類で言えば3つまでだろうと思います。(共通テスト利用についても誤解は多いです..)
しかもその3つのうち1つは先ほども述べましたようにどうしても心配性の生徒さんが「(その子の実力で)ここ落ちたら笑うぞレベル」の大学であるべきで、そこの過去問演習は2年分くらいの形式把握だけでオッケー牧場みたいなところとなるので、実質2種類まででよいと考えます。
これも、中学・高校受験にはなかなかないのですが、大学受験においては第一志望だけ受かるみたいな珍現象が結構珍しくなくて、究永舎の去年の受験で言えば同志社受けた日全部と関西大学の外国語(関大の中でも特に偏差値が高い)に受かった子が関大の法学だけ落ちたり、同志社に受かった子が近大を2つ受けて1つ落ちるなどがありました。
このように第一志望以外の大学についてはどうしても過去問のやり込みや試験に臨む気合いみたいのが第一志望と比べると劣ってしまって、結果「なぜか落ちる笑」みたいな現象へとつながります。
やはりそれだけ大学受験というのは長い試験時間の中でいろんな問題形式の学校がありますから、やはりやり込みが薄いと普通に偏差値的には「イケんじゃね?」なところでも余裕で落ちたりします。
ですから過去問のやり込みを濃い〜く濃い〜くして第一志望の大学の合格可能性を限りなく100%に近づけるためにも、今日これまでに書いたことをまとめると
①受験するレベル感は
「第一志望:普通に考えたら受かる大学」
「第二志望:まず大丈夫な大学」
の2段階に絞る
②過去問のやり込みの濃度を濃くするためにも受ける大学の種類もできれば2つくらい、または3つくらいがよい。
みたいな感じです。
どうしても目にする媒体によっては大量にいろんな種類の大学を受けてる人とかもよく見かけるので、どうしても「大学受験ってそれがフトゥーなん?????」みたいに勘違いされる方もおられるかもしれませんが、全然そんなことないと思います。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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