おはようございます。
自習室の“おやつ”の取り方に「“典型的な”理系」と「文系」と「学年順位」の違いを見てとっている重本孝です。
#同じ成績傾向の人はやはり毎年同じ取り方をするのがおもろい
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高2クラスでお会いしましょう。
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やってて眠くなる教材はやめておこう。〜勉強“法”ではなく勉強“順”を工夫する〜
「自習室」っていうところは、おそらく“人間”に興味のある人にとってはホントに面白くて見てて飽きないところで、私がこの仕事を始めてから20年以上、また自分の教室を持ってから15年以上経っても全く塾講師という仕事そのものに飽きない理由の1つになっています。
そんな自習室の様子の何を見るかと言うと細かいのを挙げればキリがありませんが、分かりやすいところで言えばまずは「顔」であり、「目」であると思います。
#引退する時に「自習室のメラビアン」のタイトルで全てを暴露したブログ記事を書きます 真顔
そういう観点から申せば、この時期に気になるのは「後手に回っている科目」をなんとかしようという意識はあるものの、勉強中の「目」がイマイチ強くなってない受験生です。
この時期ですと大学受験生であればやはり共通テストの理社をもっと詰めたいと思って勉強量を増やす人であったり、大阪の中学生の子であれば実力テストに向けて苦手科目を克服しようとする人であったりが多いのではないかと思うのですが、「後手に回ってる科目」ってやはり興味・関心をそこまで持ってないというのが普通だと思います。
そこで例えば日本史が好きでもない子が参考書や一問一答と向かい合うと、どうしても眠気に襲われがちだったり、中学生の子が理科の植物や人体のところを参考書や問題集を広げて復習して覚えようとしてもどうしても“つまらなさ”を自覚してしまいなかなか脳には残らないし、継続もできないし・・・みたいになる傾向があると思います。
私は特に好きでもない科目の「先に知識をしっかり詰め込んでから過去問などの実戦」という勉強は、重視し過ぎると継続が難しいタイプの勉強なのではないかと思っています。
理由は単純に、どうしても学習者からすればそういった類の勉強は義務的な勉強になりがちだからです。
要は「やらなしゃーないからやってる・・」の勉強なのであり、それでは集中力も出ずなかなか達成感や伸びてる実感も得られません。
これは例えばゴルフで言うところのスイングの理論学習と素振りのようなものに近いところがあって、ハナからそのそれに関心を持ってる人でないと精神的にダルな状況になります。
この状態を気合と根性で突破する人はもちろん立派なのですが、全員がそれができるとも思えません。
そこで提案したい、というか教室で生徒さんに伝えているのは、「知識の詰め込み」から「問題を解く」という順番ではなく、「問題を解く」から「知識の詰め込み」の流れを意識するということです。
例えば文系国公立志望で、好きなわけではないが日本史を共テのために勉強せねばならない・・という人であればセンターの昔の過去問の書き込みのないものを数百円でメルカリなどで買って、それを1日〜3日かけて
①とりあえず時間はまだ気にせずある年度の問題を解く
②答え合わせをして点を出す
③失点箇所に関するところを学校の資料集を中心に教科書、および参考書で確認する。
④③の段階で疑問に思うことはスマホなども駆使してどんどん調べる
⑤①〜④の流れが済んだら次の年度の問題に取り掛かる
・・という誰でもできそうなサイクルを行います。
これは何かが劇的に変わる訳ではありませんが、先のゴルフで言うところの、打ちっ放しでの打ち込みや、実際にコースを回ってプレーするという行為になるので、確実に「うわ、ミスった・・」という状況が分かりやすく脳内に発生します。
そこで「なんでミスってん・・」や「どうしてたらエエねん。。。」という気持ちのノリが少なくとも毎日自習室に来れてるような人であれば発生するので、知識習得への意欲が「知識を詰めてから過去問」の時よりも少しだけ高まります。
このように日々の自習を「過去問をやって点数を出す」を起点とする順番の方が、問題集or一問一答ファーストよりも、「?」から「!」への流れが生まれやすいですし、どんな過去問にも「2014年」「2015年」とかみたいに区切りがしっかりあるので、勉強にもメリハリがつきやすいです。
また、特に大事なことなどは数年に1回とかのペースで繰り返し出てきがちなどというのも過去問ファーストの良いところです。
信じるか信じないかはあなた次第です・・ではありますが、現場での経験からオススメの形ではあります。
#過去問大好き
今日はここまで何のボケもありませんでした。
3連休のせいで言うまでもなく生徒さんが朝から押し寄せていてくたびれ果てて相当眠くて脳が無回転フリーキックだったのが原因です。(自習室に残ったスイーツを一気喰いしたのも身体に悪かった..)
#今から目開くまで寝る
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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